バースデーです。
たまたま同じ日生まれがワイン仲間にいるので合わせて祝いました。
健康にワインを味わえる幸せ。
この日お世話になったのはイタリアレストラン・勘十郎さん。
白子のフリットの美味しさに感涙!
ここはワイン会でも利用させてもらっています。
つい最近イタリア人シェフが加わり、美味しさに磨きがかかりました。
バースデーです。
たまたま同じ日生まれがワイン仲間にいるので合わせて祝いました。
健康にワインを味わえる幸せ。
この日お世話になったのはイタリアレストラン・勘十郎さん。
白子のフリットの美味しさに感涙!
ここはワイン会でも利用させてもらっています。
つい最近イタリア人シェフが加わり、美味しさに磨きがかかりました。
気持ちよさそうに寝ているワンコは来月で二歳になります。
先住犬が亡くなり、次また犬を飼う事はないだろうと思っていましたが、縁あって家族の一員になり、
改めて、犬が居てくれる幸せを感じています。
自然栽培の大納言小豆の種を繋いで10年近くになります。
「アンコ」は買うものでなく、自分で作るものになって久しい。
最近好んで飲んでいるお酒がこれ。
とても綺麗な酒質と程よい甘み、微発泡感に癒されています。
まるでワインの様。
これはフレンチやイタリアンとも合います。
かれこれ10数年以上使い続けている土鍋があります。
この伊賀の黒鍋、土鍋と聞くと鍋料理や煮炊きもの専用と思いがちですが、伊賀の黒鍋は油を引いてステーキも焼けます。私はこれでパスタも作ります。丁寧に使い込めば、土鍋は火に慣れ、ますます使いやすく育ちます。窯のある一帯は約400万年前には〝古琵琶湖〟の底に沈み、その間に豊富な堆積物をたっぷり含む耐火度の高い粘土を育み、これほどまでに陶磁器に適した粘土が採れるのは、世界でもそう例がないそうです。
今となっては欠かせない宝物。
とある晩、この料理本に触発されて、地震で割れないよう食器棚の一番下に大事に仕舞ってある黒鍋を取り出し、トマト・チーズ鍋を作りました。
この本の著者とソムリエの若林氏がゲストを交えて食事と酒を楽しむ「あてな夜」というBS番組が不定期で放映されています。若林氏とは以前、彼がタイユバンで働いていた時にサーヴィスを受けて、無駄のない動作に感心した記憶があります。当時は気迫のある雰囲気を漂わせていましたが、今はずいぶんと「角」が取れて丸くなったようです。
大原千鶴さんの京都弁は大変耳に心地良くて、毎回欠かさず観ています。
酒肴好きな者には堪らない番組なんですよね。
「酒」は文化と常々思ってるので、こうした品格と良識に満ちた番組は永く続いて欲しいものです。
畑で採れた三浦大根を寒風に晒して一週間。
こうしてシワシワになった大根をぬか漬けにして、暖かい場所に静置して数日。
旨味の凝縮した沢庵付けの出来上がり♪
日本には世界に冠たる発酵の文化があります。
世界広しといえども、日本にしか存在しない菌が多々あり、
そのお蔭で旨い酒や食に恵まれています。
この夜、トマトチーズ鍋と合わせたのは冷蔵庫にたまたまあった、イタリアはロンバルディア州、ピノ・グリージョで造られるワインが料理と絶妙!。青りんごや洋ナシのアロマが豊かで、葡萄の旨味に溢れ、ほんのり感じるピリッと舌に残る微発泡感が甘味のあるチーズとトマトの酸と絶妙に合います。
今年最初のワイン会。
テーマは「オーストラリア&カリフォルニア」シラー、カベルネ対決でした。
場所はイヴレス。
カリフォルニアらしい個性が際立つ白とオレンジワイン。
いわゆる普通の造りのワインとは毛色が異なり、
斬新なコンセプトを基に酒質設計するワインがカリフォルニアには多く見られます。
発想がユニークなのはさすがアメリカですね。
オーストラリアワインは原点回帰です。
以前の様に、ただ単に濃いワインを造るのではなく、旧世界のエレガントさを表現しています。
フードフレンドリーですが、昔の濃厚なワインを知っているので、今はちょっと物足りない気分です。
ゴジラ-1.0
とても楽しく拝画できました。
アメリカ占領下の何も持たない日本政府はともかく、肝心のGHQもゴジラに対してほぼ無為無策で、民間主導でゴジラ対策。
こんなんでゴジラ退治できるのか?
いろいろ突っ込みどころはあるにしても、たいへん良くできた映画です。
ガス窯でパンを焼くようになってから今年で丸10年。
パンを美味しく作るための試行錯誤も過去の話。
今は完成したレシピを愚直に繰り返すのみ。
季節や天気に関係なく一定してそこそこ旨いパンが焼けて自己満足。
ここで思い出すのが敬愛する柳宗悦氏の民芸運動。
「民藝とは生活に忠実な健康な工藝品を指すわけです。(略)吾々の日常最もいい伴侶たらんとするものです。使いよく便宜なもの、使ってみて頼りになる真実なもの、共に暮らしてみて落ち着くもの、使えば使うほど親しさの出るもの、それが民藝品の有[も]つ特性です。(略)一言でいえば誠実な民衆的工藝、これがその面目です。その美は用途への誠から湧いて来るのです。吾々はそれを健康の美、無事の美と呼んでいいでしょう」。
そして、柳が民藝品に厳しく定めたのが次のような基準だった。「実用性(=鑑賞用ではないもの)」、「無銘性(=作家でなく無名の職人によってつくられたもの)」、「伝統(=先人の技や知識が積み重ねられているもの)」、「地域性(=地域の暮らしに根ざした独自の色や形)」、「複数性(=数多くつくられるもの)」、「廉価性(=誰もが買い求めやすい値段であること)」、「労働性(=繰り返し作業によって得られた技術の熟練を伴うもの)」、「分業性(=数多くつくるため共同作業によるもの)」、「他力性(=個人の力より、風土や自然の恵みによって支えられていること)」。
最高のパンを作ろうと試行錯誤しているうちはまだまだ至らなという事でしょうか(笑)。
同じころに始めた野菜作りも10年経ちます。
これも今は肩の力を抜いた野良仕事に終始。
なんでも10年やれば「用の美」に至る。かも?