11月23日は新嘗祭。
五穀豊穣を祈願する大切な一日です。
それとは別な話ですが、狩猟解禁の日に獲った「野鴨」を頂きました。
丸ごと捌いた経験が無いのを知っているので、綺麗に取り分けて下さいました(感謝)。
更に余分な脂を取ってから、フライパンで両面を軽く焼いて、それから煮汁に漬け込みます。
煮汁は醤油、味醂、酒を各大さじ5杯で作ります。
骨付きの肉は捨てずに鍋の出汁に。
茸たっぷりの鴨汁にしました。
合わせたワインはイタリアのナチュラル・ロゼ。
MOSSO ROSATO / DANILO MARCUCCI (ロゼ・発泡)750ml (wineya.com)
根菜や豆を煮た様な香りに杏のドライフルーツを思わせるアロマを持った、野性味たっぷりのドライテイストなナチュラルワインが抜群に合いました。
ローストして煮汁に一晩漬けた鴨肉はドイツのピノ・ノワール(2016年)と合わせます。
脂が乗った野性味豊かなジビエ鶏には、熟成感のあるピノ・ノワールが絶妙に合う。
ついでに筑前煮とも合わせますが、根菜の持つ大地の味わいが素晴らしくマリアージュします。
最後はお約束、鴨鍋のおじやです。
最高です。