店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

トロンコニック木樽

2020-10-17 16:49:38 | ワイン日記

フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のオレンジワインで有名な造り手「ロンコ・セヴェロ」が少量手がけるメルローの赤ワインを開けてみました。
 
で、岩手から届いた旬の茸をリング・パスタにからめて食べ合わせてみました。聞きなれない名のパスタは「カラマラータ・リーシャ」といって、本場では魚介のソースに合わせて食されているようですが、私は濃い味付けの赤身肉を使ったソースと合わせるのが好みです。
 
最初、トスカーナのサンジョベーゼもしくは、ピエモンテのバルベーラあたりと合わせようとワインを選びましたが、目についたのがこのメルローでした。
 
完熟に熟すまで収穫を遅らせ。プレスはせずに、発酵はトロンコニック木樽で120日間かけてゆっくりとマセラシオン。発酵後、バリックで36ヶ月間熟成してから瓶詰するとのこと。
 
 
最近このトロンコニック木樽を使う造り手さんが増えました。少仕込みになって手間はかかりますが、美味しくなるのはいいことです。酸とタンニンがこなれて、どことなくバルサミックな果実味に変化するので、濃い肉料理との相性が増し増しになるのがいい。
 
加えてセヴェロのメルローには紅葉した晩秋の森のニュアンスが豊かに感じ取れます。この香りが松茸の土っぽさや、檜やカラマツの乾いた様な香りと絶妙にマッチして嬉しくなります。
 
 
パスタのページ
 
 
翌朝は松茸のオムレツと、松茸ご飯にしました。思わず白ワインが欲しく...
 
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徒然

2020-10-08 12:33:54 | ワイン日記

丸々と太った栗をガスオーブンで蒸し焼きにしてみました。

栗の蒸し焼きははじめて。

そのまま焼くと栗が爆発(弾けて)してオーブンの掃除が大変になるとネット上で問題になっていたので、ストウブの鉄鍋を使ってみました。

200℃で40分程度。

まあまあ美味しくなりましたが、皮がきれいに剥けず、ゴロッと大きな塊のまま食べる事は叶いませんでした。

次回は鍋を使わず直接オーブンにかけてみようと思います。

焼き栗ときたら合わせる酒はこれでしょう。

この時のために大事に取っておいた某国産ウイスキー。

最近のトレンドは「宅飲み」試飲セットです。

こうやってドサッと輸入元から送られてきます。

これはいいですね♪

自分のペースで、時には、酒のアテと合わせてワインとの相性を探ることができます。

 

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徒然

2020-10-04 16:31:55 | ワイン日記

菜園の彼岸花。

もともとモグラ除けで植えたものがたくさん育ちました。

焼き芋を練り込んだパンを自作しました。

焼き芋の甘味だけでは物足りない仕上がりでした。

スライスチーズを乗せてオーブンで焼くと素朴な甘味とチーズの塩分が調和して美味しくなりました。

中秋の名月・十五夜の夜、馴染みのお店で、オーナーと一緒にテイスティングした「ヴォーヌ・ロマネ オー・レア」にいたく感動。月が満ちる夜、ヒトは興奮しやすいと云われるので、そのせいもあるかも(笑)。 2017の同じ造り手のフィサンが淡く印象が薄かったので、ヴォーヌ・ロマネもあまり期待していませんでした。2018は良いヴィンテージとされますが、それを考慮してもこのヴォーヌ・ロマネは異色の濃密さを湛えていました。それもただ単に濃いだけではなくて、熟した果実のアロマと、果実味を豊かに含んだ酸とタンニンのバランスが高次で調和しています。 「ブルゴーニュは薄旨が美味しい!」なんて言われて久しいですが、決して安くない高級ワインの風味が薄く心細い味わいだったりすると、なんだか損をした気分になるのは私だけではないはず.. あまりに美味しかったので、少し残ったワインを持ち帰って、お月さまとカミさんにもこの感動を分けてあげました。 加えて、白のオー・ヴィブス・ブランも素晴らしく美味です。ご一緒にお楽しみいただければ幸いです。

https://wineya.com/SHOP/81664/275398/list.html

 

食欲の秋です。

自宅の調味料(みりん)を福来純に替えました。

これが大当たり。

何に使っても美味しくて、身体がひとまわり大きく育ちそうです(笑)。

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