店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

徒然

2023-03-12 10:21:25 | 野良仕事

愛すべき「縮緬白菜」も今頃になるとシャリっとした白い葉は痩せ細り、菜花の成長にエネルギーの大半を消費するようになります。種を作って子孫を残すのが植物の仕事。可能な限り沢山の種を生み出して命の循環を繋ぎます。

私はそれが成長するそばから、せっせと摘み取り、ひとつも花を咲かさせないという極悪非道な人間。

摘み取った新鮮な菜花ですが、ひとつとして無駄にはせず、喰らって成仏させないとバチが当たります。

しかし採れる量が多すぎて、食べきる事ができないので、知り合いのシェフに差し上げます。

ワイン会のタイミングで差し入れると、こうしてカタチを変えて返ってきます(嬉)。

旬の蛤と菜花のバスタ。

酒は「来福 さくら酵母 純米酒」。

最高の相性です。

 

雑木の剪定をしているとこうしてカマキリの卵が見つかります。

カマキリは畑の害虫を退治してくれる大事な仲間です。

卵が孵るのに最適な場所に移してあげました。

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土を喰らう日々

2022-11-16 18:35:08 | 野良仕事

以前に原作を読んだ事があります。映画化されたものをぜひ観てみたく、映画館に足を運んでみました。

別段どうという事のない平凡な田舎の日常を描いています。

子供の頃の見慣れた風景です(笑)。

晴耕雨読を地で行くライフスタイルには憧れを感じますが、便利な街の生活を知ってしまうと、なんでも自分でやって、時に面倒な人付き合いももれなく付いてくるので、実際はメチャ疲れそうですね。

「土を喰らう」は私にとっても日常の事。

畑を持ち、自分で食べる旬の野菜は自分で作る。

私にとってはもはや当たり前の事ですが、こうして平穏無事に収穫が出来るのは幸せなことです。

おかげで野菜料理が得意になりました。

味はイマヒトツ。

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徒然~共生

2022-11-03 17:04:39 | 野良仕事

6~7月に蒔いた大納言小豆を10下~11月上に収穫。

無肥料のせいで小粒だから「中納言小豆」サイズになります(笑)。

今年は作付けが多かったせいで、バケツ8杯位は採れそうです。

そんなに沢山作ってどーすんの!?

それはこれから考えます(笑)。

ステラという品種のミニトマトが所かまわず育ってます。

真っ赤に熟す前の、オレンジ色に色づいたものを中心に収穫します。

収獲したばかりのプチッと弾ける食感がとっても美味。

スーパーで売ってるモノとは新鮮さのレベルが違います。

11月になると落花生も採れます。

1/3は虫さんの栄養になり、私は喰い残しの残り2/3を茹でて戴きます。

これと比べると、市販されている落花生は非の打ちどころの無いくらい綺麗で大きく、見るからに健康で美味しそうです。実際美味しいし。

それらは土壌消毒剤と農薬を使って土中の微生物を殺菌するのでそれが可能になります。

うちの無農薬の自然栽培落花生は見た目は悪く、味も大した事はありません。黒ずんだ表面に虫食いの後だらけだし..

もしこれを売っても誰も買わないと思います(笑)。

でも、虫は喜んで食するんです。

その結果として自然と土が肥えます。虫の排泄物は土の栄養。

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またじわりとコロナの感染者数が増えていますね。

相変わらず政府は日々感染者数をカウントし続けているし、

ワクチンも相変わらず接種させ続けています。

しかし、人の身体は強力な消毒薬で消毒という訳には行きません。

そんな事をしたら免疫系がダウンして、あらゆる感染症から身を守れなくなります。

ワクチンでいっとき身を守れても、ウイルスは難なくそれを回避して、新たな「型」に進化してしまう。

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抗生剤が人の体に効き難くなっているそうです。

虫もウイルスと同じで、排除しようとすればするほど、必死に生き残る戦略を立てます。

雑草だって何だって同じです。

この調子で好き勝手を続けると、巡り巡って人間が排除されるのでは?

そうなった時の私たちの戦略は何なんでしょう。

 

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徒然

2022-07-02 17:56:35 | 野良仕事

スギナの成長著しい畑。

どんだけ暑くても青々と生い茂るスギナの生命力には恐れ入ります。

乗馬倶楽部を営む知人から「馬糞堆肥」を頂いたので、早速畑に漉き込んでみました。

健康に育てている馬からの排泄物は大歓迎♪

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6月中に梅雨明けという異常事態。

しかも記録破りの猛暑続きで、雨がまったく降りません。

いつもなら、豊富な水分を含んだ土壌で育つ野菜は地中に根を広げて大きく育ち、来るべき梅雨明け後の渇水に耐える体力を養いますが、今年は体力を養うどころか、暑さと渇水で体力は消耗する一方。

4~5月の苗の成長期は気温の低い状態が続いたせいで成長が遅れ、5~6月に畑に移植してからは、猛暑で成長が更に遅くなっています。枯れてしまった苗もあります。

こうして自然と向き合っていて感じるのは、もはや「慈愛を人間に与えない」という事。

自然だけでなく、ウイルスや菌、そして微生物や動植物に至るまで、人間に敵対しはじめています。

今後こうしたムーブメントは加速していくでしょう。

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雨がまったく降らないおかげで、

晴耕雨読といかず、

忙しい日々が続いています。

幸せなひとりぼっち

最近読んだ小説で非常に面白く読ませていただきました。

主人公の「オーヴェ」は、アメリカの俳優「ビル・マーレィ」に演じて欲しいと個人的に...

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あんこ愛

2022-01-16 16:15:03 | 野良仕事

今季の小豆の自家栽培は、収穫のタイミングが遅れて、あまり良い状態の小豆が採れませんでした。

実際、作付けも少なかったので..

あんこにして食べるのは諦めて、次の栽培用に残すことにしました。

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