塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

若いという意義はどこが大切なのか

2015-03-02 01:26:16 | 日記
 かつてノーマン・ホワイトサイドは北アイルランド代表に17歳と41日で初陣を飾ります。

 しかもその舞台は1982年スペイン・ワールドカップのユーゴラスビア戦であり、現在のような通信網が整備されていなくとも、それは記録的な速さで打電されたでしょうね。

 翻って2015年の今。

 レアル・マドリードが獲得したウーデゴーは、母国ノルウェー代表に15歳でデビューし、まるでキャプテン翼そのものを体現したかのようです。

 キャプテン翼37巻では、代表監督を奥寺康彦氏が務め、来日したグレミオを相手に大空翼がハットトリックを記録し、日本中に驚きを与える場面がえがかれています。

 バルサのクロアチア代表ハリロジッチもそうですが、10代半ばから後半でA代表に登用される選手の増加。

 これは世界各国で共通事項として浸透してゆくのかもしれません。

 日本では

 「高校生を代表招集にするのか」
 「まだ体ができておらず、メディアの注目を集めすぎても致し方ない」

 と懸念する声は大きいでしょうが。

 メディアに限らず、若手を起用白と言う声は日ましに高まっていますが、以前にもお話したように

 1・若手の年齢はいくつを指しているのか?
 2・そもそも若手でA代表に相応しい選手は誰なのか?
 3・ほんとうに素晴らしい選手であれば、学生でも登用すべきか?

 という話し合いはあっても良いと思います。
 
 特に難しいのが「2」ですね。

 オシム政権では

 「代表に相応しいと感じられない選手が多すぎる」

 と指摘がありましたが、閉塞感を打ち破ってほしいと言う願望が「あちら側」にあり、「こちら側」は自分が特徴を知る、代表としての心構えが出来ていると感じた選手を指名した形なのですが。

 若手を起用して相応しくないと指摘があるのであれば、起用し続ける我慢を認めるべきでしょう。
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出会いを大切にする事の意義

2015-03-02 00:23:45 | 日記
 同じ職場に長い事勤務していると、こんな事もあるのだなと思いました。

 昨日スーツを購入されたお客様は、以前購入の際にも僕がアドバイスをした方で

 「また同じ方に選んでいただけるとは」

 と驚いていました。

 サッカーでもスポンサーやシーズン・チケットホルダーが優遇され、名前で呼ばれる事が当たり前のように、僕も贔屓にしていただいている方は出来る限り名前で呼ぶようにしています。

 残念なことに、最近は顔がわかっても、名前が出てこない、と言う事も多くなったのですが。

 サッカークラブというのはその運営が多岐にわたりますが、清掃担当者、食堂での調理者など陰で選手達とファンを支える人物は、出来る限り長くとどまってもらう配慮を行うべきでしょう。

 つまり

 「人材が定着する事」

 がクラブの財産になります。

 また、今回の僕のように、以前お世話をした方と遭遇すればそれだけで話が弾みますし、

 「このクラブは人を大切にする」
 「ならば地域社会も大切にするだろうな」

 と感じてもらえるでしょう。

 今は成果主義の時代で、クラブだって結果が出なければ社長以下も選手同様、解雇、減給、配置転換が求められます。

 一方で末端の従業員に敬意を払わないような経営者では、監督と選手からの信頼も得られないでしょうし、成績とは関係なく人間の心に響く事が無いでしょうね。
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