塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

マルセイユ、新指揮官に再度ビエルサを指名するのか

2016-08-02 01:37:49 | 日記
 世界中にサッカー監督は存在する

 という格言を地で行こうととしているのがマルセイユです。

 実はラツイオとの契約が破談になったマルセロ・ビエルサを再招聘する準備があると、フットボール・チャンネルが伝えています。

 アルゼンチン代表監督にもう一度就任するのではないかという声もありますし、ビエルサの招へいが必ずしも素晴らしいというわけではありません。

 しかし、金欠のマルセイユにとって

 1・クラブを率いた経験がある
 2・戦術を植え付けることができ、選手を団結させる術を持つ

 彼は、やはり魅力があるのでしょうね。

 オーナーであるマルガリータも愛想をつかしている、といわれていますが、マルセイユというのはかつてのゲタルス、近年ならばデシャンやゲレツのように、温和な性格で履くむしろ

 「厳しい口調で選手に迫る監督」

 の方が良い結果を得ています。

 それはマルセイユが

 1・過去、フランスのクラブで唯一欧州王者に輝いた
 2・PSGが台頭しても、フランスで一番の人気を持つ
 3・アディダスとの深い間柄

 というように、常に注目と人気、そして罵声の間で生きている、特殊なクラブだからかもしれません。

 日本ではハノーファーから酒井が移籍し、レッズでも大活躍したバジル・ボリの古巣という意味でも知られるマルセイユですが、今夏の補強が失敗すれば、ビエルサは納得できないでしょうね。
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いよいよ始まるリオ五輪を前にして

2016-08-02 01:23:01 | 日記
 様々な懸念が考えられるリオ五輪ですが、男子サッカーはまもなく開幕を迎えます。

 手倉森監督がヤングボーイズとの駆け引きをどう考えているかはわかりかねますが、久保の加入に現実味が無いとすれば、それは割り切るしかないですよね。

 前回のロンドン五輪よりも移動距離と気候がきつい子のリオ五輪。

 初戦のナイジェリア戦でぜひとも弾みを付けたいところです。

 吉田や宇佐美に代表される海外リーグの選手たちは、スペインを筆頭に海外の強豪に臆することなく戦いましたが、それは彼らが日常的に

 「体格、骨格がアジアとは異なる選手たちに囲まれている」
 「日本人では思えない、サッカーに関しての知恵や為害性」

 を近くで見ていた点、これも大きかったはずです。

 つまり、違和感を感じない選手が仲間にいる。

 このことが伝播し、Jで戦う選手、例えば権田や東も自分の力を信じることが出来たのでしょう。

 今回、久保がスイスにとどまるならば、タイプの異なる選手をなぎ倒してきたのは南野ひとりになりますから、やはり久保がいたほうが相乗効果が大きいのではないでしょうか。

 日経社会であるブラジルで、以前から指摘されていた勝負弱さ、そして

 「サッカーがへたくそな日本人」

 という彼らの概念が覆せるとすれば。

 それは日系の皆さんにとっても、凄く嬉しい出来事だと思います。

 盗難や強盗、選手村の不備や聖火の進路妨害などハプニングが続く五輪ですが、もう後戻りはできません。
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