塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思う、ナイキの歩みと強み

2016-08-13 01:17:26 | 日記
 スポーツの分野では、歴史、創設年が必ずしもアドバンテージにはなりません。

 例えばイタリアではジェノア、ボローニャは「古豪」と呼ばれますし、ドイツではレッドブルのような大手スポンサーの関係があれば、ライプチヒのような地方クラブでも、躍進の可能性がある。

 という点が示されています。

 それはスポーツ・ブランドも同様です。

 ワールドカップでの五輪でも存在感を見せるナイキは、当初オニツカ・タイガーの米国代理店でしかありませんでした。

 歴史だけをみれば、アディダスとプーマや勿論ですが、コンバース、スポルディング、ブルックスやサッカニーなど、同じ米国企業の方がはるかに長い歩みを持ちます。

 しかしナイキは

 優れた広告とテレビコマーシャル
 契約選手の活躍
 きめ細やかな技術革新

 を市場の投入することで、世界中から顧客を得ています。

 マジスタに代表される足首の保護
 再生ポリエステルでジャージを作る
 ユニークなCMづくり

 など、従来の価値観から離れたその内容が、常に大きな話題を集めます。

 ただ、時代は流れ、もはやインターネットそのものが時代遅れだと囁く方がいるくらいで予断を許しません。

 ナイキがアディダスと競っていることは皆が知っていますが、ナイキが減速するときはアディダスに抜かれたのでなく、かつてのナイキがもたらしたような新しい価値観を生んだ企業。

 この企業に抜かされるように感じます。
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僕が想像するオーストラリアのサッカー環境

2016-08-13 01:02:21 | 日記
 今年僕の職場にやってきた新入社員は、小学生時代の1年間をオーストラリアで過ごしたそうで、僕には到底口にできない滑らかな英語を話します。

 そこで尋ねてみました。

 「今回の五輪のような場合、日本代表とオーストラリア代表が戦った場合、どちらも気になる物かね?」
 「僕は長野県と山梨県にしか住んだことが無いが、長野県を優先して応援するよ」

 と伝えると、1年の滞在でもオージーの戦績は気になるそうです。

 オーストラリアは日本サッカーと何かと縁があり、僕は彼らがかつて掲げた

 「日本は永遠に我々の影」

 という横断幕は生涯忘れないでしょう。

 一方でシドニーにはシドニーFC、ウエスタン・シドニーというふたつのクラブがあり、そのあたりも気になるところです。

 シドニーとメルボルンが五輪開催年
 キャンベラは首都
 ブリスベンやニューキャッスルも、有名な都市である

 というように、オーストラリアも都市がそれぞれ誇る存在があります。

 こうした地域性を考慮すれば、サッカーもラグビーかそれ以上の報道に溢れる可能性があるでしょうし、Aリーグの情報も欧州各国リーグと同じくらいの重要性が増すように感じます。

 ちなみにウエスタン・シドニーはティム・ケイヒルが3年契約で加入し、3年目にはコーチになるとのこと。

 もし彼が指揮官として日本代表の前に立ちはだかるとすれば。

 その時は笑うしかないでしょう。
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