僕が幼少期だったころ、母は口癖のように
「毎日ご飯が食べられるのは、お父さんが働いているからよ」
「もう少しで帰宅するはずだから、夕食はみなで食べましょう」
と語りかけました。
時はバブル全盛期で、父の帰りが遅かったこともあるのでしょうが、母がこう説くことで
「父の存在を意識させる」
「自分が一歩後ろに下がることで、緩衝帯を設ける」
ことを行っていたのです。
母もパートに出ていましたし、僕たちの学校行事もあって忙しかったはずです。
しかし、今は古臭いと断罪されるのかもしれませんが、父が主役という行為が適切に回っていたからこそ、日本社会が成立していたことは間違いありません。
母は自主的に一歩下がった、つまり父に敬意を払うことで、父の労働を承認していた形になります。
女性の進出は確かに結構ですが、単に頭数をそろえるだけでは意味がありませんし、何よりその女性頭領が周囲を尊重し、敬意を払う(特に夫を尊重することですが、大抵の妻は不満しか言いませんよ)ことが求められています。
日清のラ王で
「妻におびえる夫」
が現実味を帯びているのは、夫が阻害されている、承認すらされていないことをブラック・ジョークとして放映されている、僕はそう解釈しています。
サッカーも同様で、今後女子が数多く話題になるでしょうし、なでしこリーグの発展に皆が寄与せねばなりません。
僕はその時、選手の夫、子供についても特集してはどうかと思います。
女子も遠征で家を空けることが多いわけですから、防犯や学校行事など、子供、夫の承認なしに生きてはいけません。
ならば、なでしこリーグの選手たちとその夫の生活を紹介することで、一般家庭の参考になる面は相当ある、僕はそう感じます。
「毎日ご飯が食べられるのは、お父さんが働いているからよ」
「もう少しで帰宅するはずだから、夕食はみなで食べましょう」
と語りかけました。
時はバブル全盛期で、父の帰りが遅かったこともあるのでしょうが、母がこう説くことで
「父の存在を意識させる」
「自分が一歩後ろに下がることで、緩衝帯を設ける」
ことを行っていたのです。
母もパートに出ていましたし、僕たちの学校行事もあって忙しかったはずです。
しかし、今は古臭いと断罪されるのかもしれませんが、父が主役という行為が適切に回っていたからこそ、日本社会が成立していたことは間違いありません。
母は自主的に一歩下がった、つまり父に敬意を払うことで、父の労働を承認していた形になります。
女性の進出は確かに結構ですが、単に頭数をそろえるだけでは意味がありませんし、何よりその女性頭領が周囲を尊重し、敬意を払う(特に夫を尊重することですが、大抵の妻は不満しか言いませんよ)ことが求められています。
日清のラ王で
「妻におびえる夫」
が現実味を帯びているのは、夫が阻害されている、承認すらされていないことをブラック・ジョークとして放映されている、僕はそう解釈しています。
サッカーも同様で、今後女子が数多く話題になるでしょうし、なでしこリーグの発展に皆が寄与せねばなりません。
僕はその時、選手の夫、子供についても特集してはどうかと思います。
女子も遠征で家を空けることが多いわけですから、防犯や学校行事など、子供、夫の承認なしに生きてはいけません。
ならば、なでしこリーグの選手たちとその夫の生活を紹介することで、一般家庭の参考になる面は相当ある、僕はそう感じます。