塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカー監督の人選で思う矛盾

2016-11-02 11:12:02 | 日記
 サッカーとは不思議なもので、現役時代束ねられる、彼らの考えでいえば縛られることを嫌った選手たちが、以後監督に就任したことです。

 マラドーナはアルゼンチン代表監督に就任し、卑猥な言葉を含めて一面の見出しを飾り続けましたね。

 しかし、現役時代の彼は戦術という概念から逸脱しており、彼に守備をさせる、味方のために走らせることは意味がないと感じたカルロス・ビラルドの見解は当たっており、ワールドカップ優勝を見事勝ち取ります。

 今パリで苦戦してるアテム・ベン・アルファも、ニース時代はクロード・ピュエルから発想を妨げられない形を認められていたと聞きますし、バロテッリがそのニースを選んだことは興味深いですね。

 マラドーナはよく

 「戦術がない」

 と指摘されましたが、ジーコ同様自分が体感して思わしくないことを、選手にはあたえたくないと感じたのでしょう。

 1987年のバロンドールはグリットが獲得します。

 彼はミラン時代、サッキとカペロに師事しましたが、年々厳しくなるゾーン・プレスという制約の中で、息苦しさを感じるようになります。

 ゾーン・プレスという緻密な戦術は、選手の発想と意見が通用しません。

 自分の存在価値がない、束ねられた中ではプレイしないと考えた彼はサンプドリアに移籍し、ミラン復帰と加えてイタリアをさまようようになり、以後チェルシーに移籍します。

 束ねられることを嫌う人間が、ニューキャッスルを筆頭に監督業になるのは何だか不思議に思えます。

 しかし、グリットにはきっと

 「あのようなコーチングは行わない」

 という強い概念があり、それが思うようにいかなかった、という形なのでしょう。
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僕が感じる健全な批判の舞台裏

2016-11-02 10:54:49 | 日記
 僕は何かしら小言を言われるほうだと認識しています。

 それは僕が小言を黙って受け入れ、反論しないためかと思いますが、内心馬鹿だと思っていることも確かです。

 僕がみっともないことをしたから小言を言われている側面があるのも確か。

 一方でなじっている人間が、同様の事をしているのも確かであり、その点を周囲が指摘していない面がある、もしくはなじっている人間が僕と同じ事柄をしている人間に対し、言及していないという側面。

 簡単に言いますと

 「ああ、自分も僕と同じことをしているのに、良い身分だな」

 と思うわけです。

 ドイツやイタリアのような、ワールドカップを複数優勝した国では恐らく

 「選手同士が批判をしあえる風土」
 「選手が監督に、監督が選手に意見できる風土」

 があるのでしょう。

 簡単に言いますと、お互いがお互いを顔色を変えることなく批判できる、年齢、性別、給料の差額を慮ることなく、というわけですが、これが健全というものではないでしょうか。

 それは実生活でも同様で、上司が
 
 「私は皆さんができるはずなのにできない、しないのであればその点は強く指摘します」
 「ですから、皆さんも私ができていない点を指摘して頂いて結構」

 という構えでいるのか、是非知りたいものです。

 サガンが今季開幕前、フェリックス・マガトを招聘するために奔走しました。

 マガトはバイエルン時代、オランダ代表のファン・ボメルから

 「お前には戦術がないんだ!!」

 と罵倒された過去を持ちますが、彼が日本にやってきたら、権威主義の権化のようになったのか、それともサガンの選手たちが意見したのか、見てみたいものでした。
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サークルKの店舗が様変わりする様子を見て

2016-11-02 01:31:08 | 日記
 僕の住む千曲市にはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートという主要のコンビニ3種類がすべてあります。

 そこにサークルKが見られなくなるのは寂しいものですし、仕事を終えて立ち寄ると、無印良品コーナーというファミリーマートでおなじみの陳列棚が既にお目見えしていました。

 そんなにセブンイレブンを追走すること、売上と従業員数を増大させることが大切なのか、僕にはわかりません。

 各社の個性が感じられるからこそ、みんな立ち寄ると思うのですが、こう感じる僕はやはり経営者に向いてはいないのでしょうね。

 僕が山梨学院に入学した1996年、甲府には今はもうないコンビニ「am pm」がありました。

 市内中央にある交差点のところにある店舗を始めて利用したときは

 「へえ、甲府にはこんな洒落た店があるのか」
 「長野でも松本でも見かけなかったなあ」

 と感じたものです。

 古くからのFC東京ファンならば、胸スポンサーを務めていた頂いた時代を懐かしく思うものでしょうか?

 東京ガス、アディダス、そしてam pm

 今のFC東京は胸スポンサーもテクニカル・スポンサーも異なるわけですが、往時を思い出すことは決して無駄ではないでしょうし、在籍してた選手や練習内容を振り返る事は良い事だと思います。

 僕だって彼らが敬愛したアマラオを知っているくらいですからね。

 ファミリーマートは代表スポンサーですが、実は長野市近辺に出店を始めたのはここ数年のことで、松本周辺の方が店舗は多かったのです。

 出店ラッシュも良いのでしょうが、自分が愛した味がなくなることはやはり残念と言えます。
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フロンターレ、斎藤学に照準を合わせる

2016-11-02 01:18:37 | 日記
 川崎フロンターレがF・マリノスの斎藤学のにオファーを出すと言われています。

 移籍金0、おまけに地元出身というフロンターレからすれば是が非でもほしい選手でしょうが、斎藤自身は海外移籍を模索しているとのこと。

 一方でガンバが最終ラインのてこ入れとして、アントラーズの昌司に注目していると言いますが、このような日本代表の移籍話が目立つようであれば、Jリーグもオフシーズン、静まることはないでしょう。

 過去代表選手が動いた例とすれば

 FC東京からガンバに移籍した今野と加地
 アントラーズからサンガに移籍した柳沢
 
 が挙げられます。

 またレッズがサンフレッチェから獲得した選手の多くも代表経験者になります。

 住環境と食生活が変化することは、簡単に受け入れられません。

 それでも、選手が新しい戦術を学ぶこと、フィットネスや概念によって手ごたえを感じることは、ハリルホジッチ監督も歓迎すると思います。

 レッズがバイエルンのように

 「国内クラブから主力を引き抜く」
 「彼らを弱体化させ、自分たちは強くなる」

 という印象を持たれない理由はどこにあるのでしょうか?

 それは監督の事を良く知る選手たちを多く獲得していること、アントラーズやガンバという優勝の常連からの引き抜きではない、という点が考えられます。

 今のJには監督とブラジル、オーストラリアの他にもセルビア、クロアチア、キュラソーにナイジェリアなど、多くの国からやってきた選手たちがいます。

 お金の使い道が増える2017シーズンに向けての準備は、もう始まっているのではないでしょうか。
 
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