塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

F・マリノス、中澤に減俸を提示

2016-11-05 11:03:03 | 日記
 日本人が持つ感情、義理、人情は諸外国からするとよくわからない代物といいます。

 付き合いが長いから、断れないからという形で当人には意味のない飲み会とお茶会に参加することを諫め、その浮いた時間とお金の有効利用を説く本もあるくらいです。

 そのためでしょか、日本人はプロサッカーができても、潔く選手に戦力外を良い意味で伝えられない。

 そんな印象を持ちます。

 信濃毎日新聞で、F・マリノスが中澤に対して減俸を提示したとあるくらいですから、横浜ではもっと大きなニュースになっているのでしょう。

 もしかするとクラブは中澤に

 「今まで本当にありがとう」
 「でも、来季は別のクラブで戦ってほしい」

 と伝えたかったのかもしれませんね。

 難しいのはF・マリノスが「オリジナル10」と呼ばれる、JSLから続く国内屈指の老舗であり、アディダスと日産自動車、横浜という大都市を基盤に運営されているクラブである点です。

 これは湘南ベルマーレのような市民クラブならば

 「高額年俸の選手を移籍させるのは仕方がないか、降格したからね」
 「将来を見越して、おもいきってユースの選手を抜擢させて勢いをつけるべきかな」

 という現実的な話ができます。

 F・マリノスファンの多くは、現状維持で来季、中澤と契約更新してほしいと願ったのでしょうし、クラブは長年屋台骨を支えてきた彼と契約更新しない時に反発を恐れた。

 そんな気がします。

 中澤とすれば、減俸での残留よりも契約更新をしないと告げられた方が、ある意味プロとしての矜持を感じたのではないか

 と勝手に想像します。

 当然、どちらの場合でも彼にとっては受け入れがたい内容であることも確かなのでしょうが。
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日本代表、新鮮味のある招集へ

2016-11-05 01:13:48 | 日記
 なるほど、コラム等で指摘されるまで浦和躍進の立役者である柏木が代表から漏れたことに気づきませんでした。

 でも今回ハリルホジッチ監督が選んだ人選、僕はすごく面白みがあると思います。

 欲を言えばフロンターレの大島のように、パスと技術で相手をいなせる選手、ザルツブルクで継続的に出場している南野も、招集対象になればよかったと感じますが。

 サウジアラビアがマン・パワーで日本を上回るとすれば、技術で上回るよりも

 1・走力と接近戦で負けないこと
 2・空中戦での競り合いに注意し、同時に中盤より前でマイボールを維持すること
 
 を監督は考慮したと僕は解釈します。

 サウジアラビアは近年ワールドカップに縁はなく、選手たちは基本国内リーグでプレイしています。

 一方で協会は莫大は勝利ボーナスを用意していると聞きましたが、アメリカ大会の英雄であるサイード・オワイランのように、その走力と技術を高い次元で具現化する選手もいました。

 日本はホームで戦える利点がありますが、ここで鮮やかに勝たなければリヤドで行われる一戦は相当しんどくなるはずです。

 久保や小林、永木は前哨戦となるオマーン戦で起用されても、本番では常連が出場する可能性の方が高いと言えます。

 一方で彼らが活躍して

 「私に良い悩みを彼らは与えた」

 と監督が思わず漏らしてしまうような活躍ができれば、ファンも大きな喜びを感じます。

 監督もここにきて選手の平均年齢をわずかですが下げつつありますし、長谷部や本田もうかうかしていられなくなりそうですよ。
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変わらない、という大切な要素

2016-11-05 00:57:21 | 日記
 ヒートテックに代表される冬の肌着は、毎年何かしらの改善を施して新作が生まれます。

 今は椿オイル配合で肌に優しい、化学素材を用いず肌に触れる箇所はオーガニック・コットンを用いる、各社が様々な知恵を絞って商品開発にいそしんでいます。

 僕はミズノ、ワコールを軸に冬の肌着を着用しますが、基本、この2ブランドは良い意味で変わりません。

 ブレスサーモは毎年、同じ素材、デザインで作り続けています。

 簡単に言えば

 「過去に出てたあの肌着が良かったなあ」
 「また同じものが手に入る安心感がよいね」

 という、変わらないことで継続する長所が消費者に伝わります。

 プーマがパラメヒコを生産する工場を極秘にしているのも、この変わらないために必須条件なのでしょう。

 本革は年々入手しにくいうえに、ニットと合皮と比較した際の需要は減少していると思います。

 しかし、プーマからすればベストセラーという意味合いだけでなく、多くの消費者から讃えられる声、工場における職人の熱意など、お金に変えられないすばらしさを既に得ているわけです。

 ミズノがモレリアから派生形を生みましたが、土台としてモレリアがあるからこそ、派生形もファンに受け入れられています。

 肌着を毎年買い替えることは大変ですが、同時にものづくりの観点かみれば、日本の技術を感じ取れる方が来ていて楽しいと思う、そんな気がします。
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僕が期待するレッズがレアルとクラブ・ワールドカップで戦う姿

2016-11-05 00:48:48 | 日記
 J1のチャンピオンシップはレッズとアントラーズ、フロンターレの3クラブで行われます。

 風間監督退任のフロンターレからすれば、是非優勝を遂げたいと感じるでしょうし、アントラーズもここで勝利し、星の数を増やしたいはずです。

 しかし僕はレッズに優勝してもらい、開催国枠でクラブ・ワールドカップに出場してほしいと思います。

 そして是が非でもレアルと対戦してほしいと願うのですが、これには理由があります。

 運営側の問題で開催されることがなかった第2回クラブ選手権、本来ならばジュビロ磐田はレアル・マドリードと戦う予定であり、彼らに勝つために考案されたのが、あのナナミ・ボックスです。

 この変則的な3-5-2を軸に、クラブの最盛期を迎えたジュビロ。

 ジュビロの関係者でなくとも、レアルとの対戦を見たかったに違いありません。

 そしてレッズが仮にクラブ・ワールドカップでレアルと対峙するのであれば、可変式の3-4-2-1で4-3-3を迎えることになります。

 今季、レッズは補強の目玉としてスロベニア代表のイリッチを獲得するも、この目論見は瓦解してしまいました。

 しかし、西川、槙野、遠藤という日本代表を軸にした固い守備、宇賀神、高木など、両翼とFWの選手が絶妙な形で得点を奪うなど、ここにきて監督の描くサッカーがより高度な形で実現しています。

 ベイル、ベンゼマ、そしてロナウド。

 中盤でもいよいよレアルの水に馴染み始めたコバチッチにクロースと実力者が揃うレアルに対し、対戦相手がどのような戦略で挑むかはハイライトであるのですが、是非日本のクラブに勝ち上がってほしいですね。
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