塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

素敵すぎるキングの年齢の重ね方

2017-02-26 01:21:39 | 日記
 僕はキングがいつも人々から敬愛される理由の一つに

 「最高の年齢の重ね方」

 があるように思います。

 言い換えればよい年の取り方をしている形になります。

 ブラジル時代や読売クラブ帰国後も、メディアからの取材に丁寧に答えてきたキングですか、当時は嫌な言い方をすればどこか鼻につく、謙虚さに欠けているような印象を持ちます。

 それは言い換えれば自負心

 ペレが在籍したサントスと契約
 日本をワールドカップ出場へ

 という高い目的意識があったこともあります。

 でも、今のキングは明らかに謙虚であり、同時に深く刻まれた顔のしわを含めて

 戦い続けてきた男の顔と肉体
 酸いも甘いもかみしめてきた人生が一目でわかる

 これらが僕たち皆に伝わるからこそ、いつも人に囲まれていると感じます。

 キングはスーツ愛好家で、それはイタリアに渡ってからさらに熱を帯びたと思いますが、服装も今の方が贅肉が削げ落ち、明らかに洗練された服装だと思います。

 キングが吊るしではなく、あつらえで靴も服も準備しているわけですが、職人と語り合いながら制作する、出来上がったスーツに袖を通すことは、最高の気分転換なのでしょうね。

 2011年、なでしこが世界王者に輝いた際、確かバラの花を贈ったという逸話があったと思いますが、僕が仮にまねをすれば単なる間抜けですが、キングが行うと、素晴らしく素敵な出来事になります。

 男の僕だってこんな素敵な年の取り方を目標にするわけですが、女性もそれは同様なのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キング、50歳の節目を迎えて

2017-02-26 01:04:28 | 日記
 カズが本日、50歳の誕生日とホーム開幕戦が重なることで、様々な特集が組まれています。

 僕はサンプドリアとのダービーで決めたゴール、その日のハイライトがあるたびに何度も見ましたし、エレアとケンウッドという二つのブランドもよく覚えています。

 ただ、僕が一番印象深いゴールはこれではありません。

 キング本人に尋ねたならば

 1・1993年ワールドカップのアジア最終予選、対韓国戦で決めたゴール
 2・1997年ワールドカップ、対ウズベキスタン戦での4ゴール

 そして上記のダービーでの一撃など、色々と語ってくれると思います。

 僕は、ザッケローニ率いる日本代表とJリーグ選抜が戦った、東日本大震災のチャリティで決めた一撃ではないか、と感じます。

 あの試合、僕は仕事で視聴は出来ませんでした。

 帰宅してキングがゴールを決めて、ゴール裏に走り出してカズダンスを踊る姿を見て

 「ああ、時代がいくら変わろうとも、日本を代表する選手はやはりキングしかいない」
 「そうでなければ、皆がこれだけ気落ちしている中で、ボールが転がってくることはないよ」

 と感じたものです。

 ハイライトを見終えた時は、正直涙ぐんでいたくらいですから。

 サントス、ジェノア、ディナモ・ザグレブにシドニーFC。

 南米に欧州、オセアニアと自分を評価し、契約を結んでくれるためなら馳せ参じるキングの姿を見て、僕たちは

 失敗を恐れてはいけない
 批判している人間は、挑戦すらしていない

 ことを学んだと言えますし、もし今日の試合で彼が出場すれば、世界中に内容が打電されますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする