塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

人間の感情がマイナスに働くとき

2017-02-11 01:10:50 | 日記
 例えば部活動でサッカーを選ぶとします。

 下級生は上級生の視線が気になるでしょうから、欲しいスパイクではなく、価格が安く扱いやすい品を選ぶでしょう。

 簡単に言えば

 「おい、あいつは生意気だな」
 「恰好ばかり気にしてよ」

 という、意味のない軋轢をさけるための方便ともいえるわけですが。

 ただ、面白いのは舶来品と国産品に違いが見えることです。

 僕の勝手な見解ですが、アシックスのメナス、ミズノのモレリアのような、国産ブランドの看板商品ならば、さほど反響は無いように思います。

 仮にナイキのハイパー・ヴェノムのような人気選手モデル、アディダスのコパ・ムンディアルのような、べらぼうに高い商品だと、生意気、腹がたつ、というようなマイナスの印象を与える。

 そんな気がします。

 そこにあるマイナスの感情には、嫉妬という側面もあるでしょうし、逆に

 「お前には似合っていないよ」
 「そんな高級品よりも、まずは廉価版からスタートしな」

 という気持ちも混じっているように感じます。

 高い靴は当然最高の素材、最先端技術が詰まっているわけですから、買う価値はあると思える一方で、車でいえば免許取り立ての人間が、いきなりベンツやアウディのような高級外車を買う。

 ような違和感がある気もします。

 逆にスボルメやアドラーのような、渋いブランドを購入した方が、馴染みが速いかもしれません。

 アンブロやヒュンメルのように、マンがに登場するスパイクもたくさんありますしね。
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リーグが一括してスポンサーをまとめるという思惑

2017-02-11 00:57:04 | 日記
 MLSは各クラブがテクニカル・スポンサーと業務契約するのではなく、リーグが一括してアディダスと契約をしている様子です。

 これは恐らくNBA、NFLを真似をしたものと思います。

 両リーグはナイキと契約を結ぶ(NBAはアディダスと契約していますが、ナイキと新契約を結んだことが明らかになっています)形ですが、NFLは過去、リーボックと10年間にわたる長期契約を結んでいました。

 リーグが契約年数を定め、その契約金を各クラブに分配する。

 この手法をMLSも導入したと考えられます。

 米国というのは資本主義の権化のようなもの、と考えがちですがスポーツに関して言えば共存共栄の概念が強いと言えます。

 特にNFLは

 「世界で最も成功した共産主義」

 と指摘されるくらい、ハード・キャップで知られています。

 つまり徹底した戦力均衡に加え、サラリー・キャップの抜け道を作らないことで、各GMが

 ドラフトでの指名権を様々な角度から考える
 報酬が高すぎると判断すれば、エースでも構わずトレードに出す

 事でリーグに活気をもたらしています。

 そのリーグをナイキが支えているわけですが、MLSは降格が無いために、オーナーを集うと相当数の候補者が現れると聞きました。

 僕はJリーグのように、様々なブランドが知恵を出し合ってデザインを出し、クラブと提携を結ぶほうが面白いと思いますが、実際のところはジャージをリーグで契約下に置く。

 こちらの方が稀なわけですが。
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