塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

FC今治、ラモス瑠偉に声をかける

2017-02-07 01:17:08 | 日記
 先日、脳こうそくが報じられたラモスさんが、FC今治のアドバイザーになることが発表されました。

 今治といえば誰もが知るタオルの名産地として知られ、その品質の高さはすでに世界でも紹介されています。

 タオルの生産という地場産業にサッカーという新しい取り組むがどう反応を起こすのか、注目している方は多いと思います。

 それはどうしていかと言いますと、サッカーはリーグに流動性があるためです。

 言い換えれば新しいクラブが誕生し、適切な形で補強、成績を得られたならばそのカテゴリーに留まることなく、上のカテゴリーに登ることができることが魅力なためです。

 ブンデスリーガではバイエルンは今でこそ屈指の名門として認知されていますが、当初は1860ミュンヘンの方が有名でした。

 しかしベッケンバウアーやウリ・ヘーネスの入団、幾重ものリーグ優勝と欧州王者に輝いたことで、その立場が逆転します。

 これは極端な例ですが、茨城県はアントラーズがサッカーの代名詞ですが、方法論を編み出すことでホーリーホックが覇権を握る可能性だってあるわけです。

 ですから数年後、岡田代表の下で今治がJ2あたりで戦っていても、それは不思議ではありませんし、タオルと共に世界に認知されているかもしれません。

 ラモスさんを呼んだのは、当然スポンサーの獲得もあるでしょうが、お互いが日本リーグからプロへの道を歩んだ、言い換えれば

 サッカーへの情熱
 技術だけでは勝てないことを知っている

 ことを認めてのことだと思います。

 脳梗塞の状況が危ぶまれた彼ですが、このオファーを断ることは無かったほど、サッカーに敬意を払っていることが見て取れます。
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改めて思うブランドの矜持

2017-02-07 01:01:10 | 日記
 米国で最も視聴率が稼げるスポーツとして知られるNFLとスーパーボウル。

 今大会はペイトリオッツが勝利したと今知ったところですが、恒例のハーフタイム・ショウにはレディ・ガガが登場したということで、トランプ米国大統領との兼ね合いにも注目が集まりました。

 ペイトリオッツと言えばブレイディが顔なわけですが、彼がナイキからアンダーアーマーに契約を変更する声明を出した時には、大きな驚きがあったものです。

 ナイキがジョーダンと契約したことが大きな転機になったように、アンダーアーマーがサッカーやバスケットでも急成長しているのは、ブレイディとの契約があったためではないでしょうか。

 僕はスポーツブランドの面接に受かるような技量はありません。

 一方でこうも思うのです。

 フィラはヴェロンや中田と契約「していた」
 リーボックは1994年のワールドカップでロシア代表を支援「した」

 というように、自社の歩み、契約選手を過去形で綴られる記事を見ていると、従業員はどのような気分なのでしょうか

 若い世代は今を見ていますよね。

 でも、古株の従業員はサッカーやバスケットを含む、様々な事業や代理店契約をしていたことを知っています。

 ですから、雑誌やインターネットで古い歴史を顧みるのは、苦痛なのかもしれません。

 栄枯盛衰という言葉あるように、ナイキもいつかは売上の減少や諸問題にぶつかるときがあるでしょう。

 その時が本当の勝負、のように思えますが、様々なフィールドを見る限り、ナイキの牙城を崩すことは、他のブランドにとっては並大抵のことではない、そんな印象を持ちます。
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