映画「ラ・ラ・ランド」において、主役のエマ・ストーン演じるミア。
彼女は配給会社のカフェテリアで働きながら、俳優になるため幾度もオーディションを受け、その都度落選し、恋人となるセバスチャンの影響もあり、自分で脚本を完成させ、舞台に立ちます。
この映画はふたりの恋人がすれ違う軌跡を描きつつ、人間として成熟してゆく過程を手稲に描きますが、俳優のオーディションがプロサッカーでいえば入団テストになります。
日本ではプロテストが実施される事例は、オフシーズンの戦力外通告選手を集約した、合同トライアウトが挙げらるくらいでしょうか。
今はブラジルでも入団テストはそう多くないでしょうが、1990年代は盛んでした。
韓日ワールドカップで優勝
ACミランとASローマでスクデットを獲得
という経歴を持つブラジル代表のカフー。
彼は代表キャプテンという重責を担いましたが、ブラジル国内のプロテストは幾度も落選していると聞きました。
ネイマールやロビーニョのように、才能がある選手が必ずしも星直曲線を描けるわけではない
カフーのように粘り強い性格の選手は、若いうちは成長の判別がしにくい
という意味でしょうか。
ジーコも華奢な体つきを、不断の努力で磨き上げイタリアでも活躍します。
その誰もが成し遂げることのできない努力があるからこそ、ジーコは今でも敬愛の対象であり続けていますね。
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