塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

入団テストを受ける勇気

2025-01-29 00:01:14 | 日記

 映画「ラ・ラ・ランド」において、主役のエマ・ストーン演じるミア。

 

 彼女は配給会社のカフェテリアで働きながら、俳優になるため幾度もオーディションを受け、その都度落選し、恋人となるセバスチャンの影響もあり、自分で脚本を完成させ、舞台に立ちます。

 

 この映画はふたりの恋人がすれ違う軌跡を描きつつ、人間として成熟してゆく過程を手稲に描きますが、俳優のオーディションがプロサッカーでいえば入団テストになります。

 

 日本ではプロテストが実施される事例は、オフシーズンの戦力外通告選手を集約した、合同トライアウトが挙げらるくらいでしょうか。

 

 今はブラジルでも入団テストはそう多くないでしょうが、1990年代は盛んでした。

 

 韓日ワールドカップで優勝

 ACミランとASローマでスクデットを獲得

 

 という経歴を持つブラジル代表のカフー。

 

 彼は代表キャプテンという重責を担いましたが、ブラジル国内のプロテストは幾度も落選していると聞きました。

 

 ネイマールやロビーニョのように、才能がある選手が必ずしも星直曲線を描けるわけではない

 カフーのように粘り強い性格の選手は、若いうちは成長の判別がしにくい

 

 という意味でしょうか。

 

 ジーコも華奢な体つきを、不断の努力で磨き上げイタリアでも活躍します。

 

 その誰もが成し遂げることのできない努力があるからこそ、ジーコは今でも敬愛の対象であり続けていますね。

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