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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

モウリーニョの発言の裏を探って

2019-06-07 01:42:49 | 日記
 モウリーニョがオールド・トラッフォードを去る際、識者の多くが就任の際に危惧した

 「モウリーニョは長期的視野に立った際、最善の策ではない」

 という言葉を思い出した方、多いと思います。

 確かにモウリーニョ自身が不可欠と判断したロメロ・ルカク、そしてポール・ポグバとの関係製が最悪に陥り、フィジカル・コンタクトに長けた選手たちの集まりでは、ファンは面白くなかったでしょう。

 ただ、モウリーニョは無冠でクラブを去ったわけではありませんし、ユナイテッドは短期で彼を信頼し

 「まずはプレミアで優勝し、再度チャンピオンズ・リーグでの上位進出を狙う」
 「そのためにモウリーニョを雇用した」

 と考えたに違いありません。

 モウリーニョの場合、チェルシー就任時の発言「スペシャル・ワン」が今でも引用されますが、彼の本意はあくまで選手たちを鼓舞し、同様にプレミアに初挑戦する、自身への投げかけにすぎない。

 と僕は考えます。

 少なくともチェルシーでの初年度、モウリーニョはポルト時代のように

 主力を成長させることに気配りを見せた
 選手たちも指揮官が信頼できる人物を判断した

 という相乗効果があったはずです。

 しかし、ユナイテッドはほとんどの選手が自我、言い換えれば自分の観念を所有している、従ってモウリーニョの発言に過敏になった面はあると感じます。

 モウリーニョは指揮官として

 近くを見ながら遠くを見る
 遠くを見ながら近くを見る

 事ができる指揮官ですし、近いうちに再度、ベンチに腰かけている姿を確認できるはずです。

 ユナイテッドがモウリーニョの指摘している、胡坐をかいていると認識しているならば、今夏スールシャールの座も危ういかもしれません。
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契約という神経を使うこと

2019-06-07 01:20:51 | 日記
 契約というものは、いつか終わりがくるものですよね。

 ナイキと蜜月にあると思われていた遠藤航と堂安律が揃ってプーマに移籍したことは、その代表例と言えます。

 一方で大迫勇也がアシックスから再度ナイキに契約変更したように、「再婚」という方法もあります。

 トリニダード・トバコ戦で堂安は、プーマから特別仕様のスパイクを提供されました。

 アッパーにグラフィックが施されたこのスパイクは、クラブレベルですとマンチェスター・シティ、選手レベルですとフランス代表のグリエーズマンと、プーマが特別視している存在に提供されています。

 つまり、堂安は契約が間もない形でありながら、世界規模でプーマの広告塔に起用されるのではないでしょうか。

 そのプーマはアフリカ諸国と深いつながりがあることで知られています。

 カメルーン代表、ガーナ代表を軸に多くのアフリカ諸国を支援してきたプーマですが、実はカメルーン、プーマとの契約を終えル・コックと新契約を結びました。

 この情報は専門サイト「ユニ11」で確認できますが、フランスはカメルーンの宗主国ですから、カメルーンの母語はフランス語になります。

 アフリカ出身の選手たちがリーグ1に多く在籍していることも、カメルーンとル・コックの契約に関係しているように見えます。

 ル・コックはフィオレンティーナのスポンサーを現在務めていますが、ナショナルチームとの契約は無かったように思います。

 仮にカメルーンとの契約が好調に推移すれば

 1・よりアフリカ諸国を支援する体制を整える
 2・これらを契機により国際的な戦略を練る

 かもしれません。

 僕らからみれば契約の変更は大きな話題ですが、起業からすればトップ・シークレットで内密に事を運ぶ用心さが必要でしょうが。
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