塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナイキ、バルセロナの新デザインを公表へ

2019-06-04 22:25:21 | 日記
 アディダスに続き、ナイキも大胆な提案に出ました。

 ナイキは新シーズン、バルセロナに提供するホームジャージのデザインを、従来の縦じまではなく「チェッカー・フラッグ」の形にしたのです。

 アディダスもユヴェントスから縦じまを消し、アクセントカラーとしてクラブ創設期の桃色を立て一本、胸元に配色しています。
 
 ユヴェントスは1996年だったと思いますが、クラブ生誕100周年を記念して、当時のスポンサーであるカッパが、桃色のジャージを発表し、話題になりました。

 当時、人気絶頂のデル・ピエロも着用したこと
 胸スポンサーが「ソニー・ミニディスク」

 ということも関係していましたが、従来の配色とは大きく異なりましたからね。

 ナイキも青と臙脂の色彩は変わりませんが、伝統の縦じまからチェッカー・フラッグに変更したことは、ファンの感想が気になります。

 バルセロナ、インテル、ユヴェントスのように、シンボルカラーだけでなくデザインに制約(この場合はいずれも縦じま)があることから逸脱する。

 このデザイナーの試みが評価されるのは、シーズンが始まってからになります。

 特にユヴェントスは既に国内では敵なし、ということで欧州戦線にこの気鋭にデザインで挑みます。

 1990年代のスコットランドでは、レインジャーズが9連覇というとんでもない優勝回数を記録しました。

 レインジャーズは破産し、出直しを図るなど近年は運営面で問題を抱えていましたが、90年代はまだ欧州戦線でも競争力を維持していた時代です。

 特にガスコイン、ブライアン・ラウドルップが在籍していた90年代は、セルティックさえも歯が立たない時期でしたが、当時も今も他国ほど競争力が無いことも事実でした。

 しかし、9連覇が偉業であることも変わりはありませんが、ユヴェントスとしては歯ごたえがあるのかわからないセリエAよりも、チャンピオンズ・リーグだけに集中したいのではないでしょうか。
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青田買いの要素、高値の問題

2019-06-04 19:07:54 | 日記
 サッカーの世界で疑問視される「青田買い」ですが、それだけ市場価格と呼ばれるものは水物なのでしょう。

 僕は下戸ですが、晩酌はほぼ毎日します。

 僕はウヰスキーの中でニッカを一番ひいきにしていますが、先日限定発売された「ディープ・ブレンド ナイト・クルーズ」を買い求め、飲んでみました。

 ニッカは2016年でしたか、「ブレンダーズ・スピリット」以降、次々と限定ボトルを発表してきましたが、これですら未開封の品は今高値がついているはずです。

 そう、青田買いというのは、あくまで価格面のメリットを考慮しての獲得であり、これがレアルやバルサのようなスポンサー収入に恵まれているクラブでも

 「あの高騰していない時期にスカウトを送るべきだった」
 「よりによってあのクラブに奪われるとは」

 と思う物なのです。

 例えばレアルが狙っていたクラブをバルセロナが先に獲得すれば、バルセロナ関係者からすれば

 「レアルの鼻を明かした」

 事になりますからね。

 今、ウイスキー市場はどんどん膨れ上がり、原酒の枯渇が危惧されています。

 僕も先日まで「余市」の700ミリボトルを所有していましたが、今は飲み終え再度購入しようと思っても、ボトルそのものが見当たりません。

 ブレンデッド・ウヰスキーの最上位である「ニッカ12年」も終売(これは昨日知ったトピックスです)となり、今日店頭ではその後継ボトルである「テーラード」が確認できました。

 サッカーでも限定ジャージやオートグラフ入りカードなどが、ファン垂涎の的です。

 人気があれば多くのファンが生まれることは確かですが、目当ての品がどんどん高値になってゆく姿、いつの時代でも忍びないですね。
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チッチは正GKをどう決めるだろうか

2019-06-04 01:37:15 | 日記
 ブラジルはこれまで、サッカー史に名を刻む名手を幾人も輩出してきました。

 しかし、それらの多くはMFにCFと攻撃の選手がほとんどであり、GKとCBはさほどではありません。

 GKですとエメルソン・レオン、タファレル、ジダ
 CBですとアウダイール、リカルド・ゴメス、オスカール

 などが連想できますが、例えば1998年ワールドカップの際は多くの記者が

 「タファレルは限界だよ」
 「ゴンザウベス、ジュニオール・バイアーノで大丈夫だろうか」

 と声を挙げたものです。

 今回のコパ・アメリカは技量、精神力ではなく婦女暴行疑惑という自身の蒔いた種で既にネイマールが窮地に陥っています。

 一方で今回のセレソンは、冒頭でお話したこれまでの通説を覆す、素晴らしいGKが欧州で活躍しています。

 プレミア・リーグ優勝クラブ、シティのエデルソン
 チャンピオンズ・リーグ優勝クラブ、リバプールのアリソン

 こんな高い次元のGKを2名選出している点に、現在のセレソンの強みがあります。

 確かにジダは2007年のチャンピオンズ・リーグ優勝をミランで経験していますし、ルッシオやチアゴ・シウバ、マルキーニョスなど、欧州クラブの中軸が存在してきたことも事実です。

 しかし、2006年ワールドカップのように

 1・クアルテット・マジコは機能するだろうか
 2・ロビーニョを含むキンテット・マジコの可能性

 など、やはり攻撃偏重の意識だったことも確かでしょう。

 今回のセレソンが地元開催で優勝するには、攻撃陣の奮起よりもこの質の高いGKを含む最終ラインの在り方を、指揮官チッチがどう考えるか、こちらが見どころではないでしょうか。
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リバプール、6度目の欧州王者に輝く余韻

2019-06-04 01:15:11 | 日記
 韓国のサッカー好きは、フンミン・ソンが在籍している都合上、スパーズに欧州王者になってほしいと考えていたのではないでしょうか。

 僕個人はリバプールが優勝してほしいと願っていたので、良い結果となりました。

 それはもし仮に2季続けてチャンピオンズ・リーグ準優勝という結果だったならば

 1・クロップはドルトムント時代の2013年を含めれば、3回目の準優勝となり精神的に立ち直れないのではないか
 2・リバプールもクロップ招聘後、相次ぐ準優勝にしびれをきらし、不信任の感情が高まるのではないか

 という懸念があったためです。

 上記の理由はあくまで僕個人の考えですが、ここまで準優勝が多いトファンも胸を締め付けられる思いでしょうしね。

 そして今振り返ると、クロップの招聘よりも

 「フェリペ・コウチーニョという攻撃ユニットを担う選手の移籍を容認したこと」
 「そして得た利益で獲得したファン・ダイクの大活躍」

 ここが英断だったとつくづく感じます。

 ブラジル出身のコウチーニョからすれば、気候と風土、言語的にスペインの方に魅力を感じるのは当然でしょうし、インテルを離れエスパニョール在籍時、既にバルセロナという土地を見ていた。

 この点も移籍を考える理由だったに違いありません。

 クロップは練習内容もそうですが、選手との距離がずば抜けて上手く、同時に話術も巧み、言い換えれば選手がやる気を出す空間を生み出す能力に長けているように見えます。

 ただ、ベニテス時代もそうでしたが欧州王者に輝いても、国内リーグの優勝は持ち越しとなりました。

 2005年のチャンピオンズ・リーグ優勝の翌年は、FAカップを獲得するも以後は成績が下降線をたどります。

 ある意味、来季こそはクロップの勝負年と言えそうです。
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