塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サウジアラビアが持つ、ワールドカップ開催と言う野心

2023-07-10 22:11:29 | 日記
 ロナウドにカリム・ベンゼマ、そしてセイドウ・クリパリ。


 各国代表を高額報酬と共に移籍させているサウジアラビアですが、そこには2030年FIFAワールドカップの誘致があります。


 カタールではさほど問題になりませんでしたが、サウジアラビアの開催係に決定すれば、周辺諸国の関係性はどうなるでしょうか。


 アラビア半島の下、つまりイエメンは内戦が激しい
 イランとイラクの関係性
 サウジアラビアの戒律は、UAEやカタールの比ではない


 と言う側面がありますからね。


 少なくとも48カ国で開催されるFIFAワールドカップを、単独で開催することが非常に難しいことも事実ですが、サウジアラビアは挑もうとしているわけです。


 そこには当然「原油」で得たけた違いの資金力があるのでしょうが、むしろワールドカップは


 サウジアラビアの別姿を見て欲しいと思う思惑
 イスラム教はキリスト教や仏教、ユダヤ教とも共存できる


 と言う考えを示したいという意味もあるのでしょうか。


 仮にサウジアラビアで開催が決まったならば、カタール開催の比ではない批判も噴出する可能性はあるでしょう。


 ただ日本代表や韓国代表など、サウジアラビア代表とアジア最終予選で戦うかもしれない代表にはよい話です。


 日本代表は常に紅海に近い都市「ジッダ」で、けた違いの酷暑を熱さの試合で悩まされてきましたし、実は現地の人ですら耐え難い気候と言います。


 サウジアラビアの酷暑やタイやインド、ベトナムなどの南アジア、東南アジア各国とは異なる酷暑なのでしょうが、それは日本遠征を必要とする各国も同様かも知れませんが。


 ただ最近は欧州でも「熱波」が問題なのはいうまでもありませんね。
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ザンビア女子代表に関する問題を考えて

2023-07-10 21:49:12 | 日記
 ザンビア代表は2012年、ロメ・ルナールの下で、鮮やかにアフリカ選手権で優勝します。


 2年後のFIFAワールドカップ・ブラジル大会には参戦できませんでしたが、日本代表のスパーリング・パートナーに指名されたことを覚えている方は多いと思います。


 アルベルト・ザッケローニ日本代表監督は

 
 ザンビア代表をコートジボワール代表
 キプロス代表をギリシャ代表


 と戦う際の判断材料にしたかったのでしょうが、本番は勝ち点1をギリシャ代表から奪うことが精一杯でした。


 そのザンビア代表ではなく、「女子」ザンビア代表に大きな動きがあります。


 彼女たちは日本女子代表がFIFAワールドカップで戦う初戦の相手なのですが、監督が権力を武器に、あろうことか


 選手たちにセックスするよう強制している
 アンダー17の指揮官も調査の対象になっている
 しかし選手たちは口を閉ざしている


 というのです。


 日本でいえば、池田太日本代表監督が選手たちに


 「俺とセックスしないと代表招集の対象ではなくなる」
 「口外は当然厳禁だ」

 
 と迫るようなもので、あってはならない事態ですよね。


 ザンビア女子代表がドイツ女子代表の勝利したことは、ある意味で選手たちが本選に向けてよい調整が出来ている、スキャンダルに負けずに集中できている証ではあるでしょう。


 ただ、明るみになった今むしろ批判の対象が選手たちにならなけれがよいのですが。


 ウガンダでは同性愛が深く禁じられており、仮に同性市者であることが分かった瞬間、プライバシーは一気になくなり幼女をレイプするよりもはるかに大ごとになるんです。


 アフリカでも性の問題は様々な形で表面化していますが、日本も他人事ではないことが確かなのが、非常に残念と言えます。

 
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聖母マリアと言う存在から

2023-07-10 21:35:05 | 日記
 欧州各国は宗派はありますけれども、基本キリスト教徒の国ですよね。


 ローマン・カソリックにおいて、聖母マリアの存在は今でも大きく、レオナルド・ダ・ヴィンチやティンとレッドが


 マリアと大天使ガブリエルの遭遇
 処女であるのだから、誰の子供であろうが授かるわけではないのに


 と戸惑うマリアを「受胎告知」と言う形で絵画に残しています。


 男は童貞でなくてもよい
 ただ女は結婚するまで処女を維持しろ
 そのため、娼婦は生計のためとはいえつまはじきにされる


 と言う風景が常にあり、それは日本でも同様に処女信仰につながっています。


 確か日本では、尊重が初夜権と言いまして夫ではなく尊重が、新妻のバージンを奪う権利があるという形があった気がします。


 何が言いたいかと言いますと、古来から受け継いできた男性側からの女性がこうあるべきと言う考えが、現在の女子サッカーにおける選手たちの叫び声につながっているように思います。


 どうして女性なのに男性用のスパイクが支給されるのか
 生理用品が目立つ、白のショーツは最悪だ
 どうしてこんなに報酬が少ないのか


 と言う彼女たちの言い分は、それだけ抑圧されているという形が改善されていない証なのでしょうね。


 FIFA女子ワールドカップに参戦する南アフリカ共和国女子代表は、全く待遇が改善されないことにいら立ちを隠せず、壮行試合をキャンセルしたところ、大きな批判が巻き起こったといいます。


 米国では数年前、ハリウッドにおける性的暴行が随時行われていたことが明るみになりましたし、先日BBCは日本が鉄道社会の中で「置換」問題が一向に解決しないと報じたと聞きました。


 それだけ僕たちの生き方と認識が問われていると考えを改める時期ではないでしょうか。
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