福岡県久留米市に本社がある「ムーンスター」
現在の企業名よりも1970年代生まれの方は、「月星」もしくは「月星化成」という企業名を連想します。
実はコンバース・ジャパンが企画する、日本生産のオールスターはこのムーンスターの久留米工場で製造されています。
まだコンバースUSAがナイキに買収されるはるか前
米国本社から重鎮が視察に訪れる
伝統製法のバルカナイズ製法を尊重し、その高品質を認知
ということで、久留米工場で製造される日本製コンバースは、米国コンバースの「お墨付き」を得た形で現在に至ります。
そのムーンスターも、オールスター風の自社製品を企画、販売しています。
このデザインは、プロケッズ、かつてのPFフライヤーズでも確認できますが、それ以上に類似品が多いものですね。
ただ、ムーンスターは
インソールに誇り高く「メイド・イン・クルメ」の表記がある
大量生産ではなく、手仕事の感覚が伝わる
という点で、他の類似品とは個性が異なります。
ですから、コンバースの日本製が高いと感じるならば、ムーンスターも全く同じ品質で購入可能というわけです。
(僕の場合は基本、中古品なのですが)
ですからアシックスがサッカースパイクを、オニツカタイガーの日本生産を製造している鳥取県の山陰アシックスで製造すれば、インソールに日本ではなく、「トットリ」といれれば、反響は大きいと思いませんか。
アドラーがミズノやモルテンのように、海外販売の拠点を持つのかわかりかねますが、彼らも刻印を「二ホン・ナラ」とでも刺繍するならば、海外の方は大喜びするかもしれませんよ。
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