金融庁は全金融機関の貸金庫を調査せよ

三菱UFJ銀行の貸金庫から行員が盗んでいたことが明らかになり、みずほ銀行、ハナ信用組合などでも行員による貸金庫からの窃盗が明らかになった。これは氷山の一角に過ぎず日本の貸金庫を持つ他の金融機関でも窃盗があるだろう。

心当たりのある金融機関は既に金融庁に報告しているだろうが、金融庁の方で全金融機関に調査に入り貸金庫から盗まれていないか調査する必要がある。家の金庫より安全だと考えて貸金庫を利用するのにその貸金庫から行員が盗んでいては金融機関の信用は地に落ちる。だがそれでも盗まれているかどうか明らかにせねばならない。

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窃盗相次ぐ貸金庫、ハナ信組でも　鍵不正使用に共通点　「性善説」限界で管理強化が課題に

　ハナ信用組合横浜支店の貸金庫から多額の現金を盗んだとして4日、神奈川県警に逮捕された李勝炫容疑者は、鍵を複製して犯行に及んだとみられている。金融機関では近年、内部による貸金庫窃盗が相次いでいるが、いずれも鍵を不正に使用していた点が共通する。職員、行員への「性善説」に依拠してきたシステムの脆弱（ぜいじゃく）さが指摘されており、管理強化が課題となっている。

　県警によると、ハナ信組の貸金庫は、職員が信組の管理する複数の鍵で貸金庫室に入った上で棚からボックスを取り出す。その後職員は退室し、顧客が自身の持つ別の鍵を使ってボックスを開ける仕組み。李容疑者は平成29年に支店の貸金庫を新しくした後、信組管理の複数の鍵とボックスの鍵などを複製したとみられている。

金融庁に被害相談28件

　貸金庫からの窃盗を巡っては今年1月、三菱UFJ銀行の支店で貸金庫業務を統括していた女が逮捕された。みずほ銀行も今年2月、支店の元女性行員が顧客の現金を盗んだと発表。いずれも、スペアキーを不正に持ち出すなどして貸金庫内の金塊や現金を盗んでいた事が判明している。

　金融庁には令和2年7月～6年12月、被害などを訴える顧客からの相談が20金融機関で28件寄せられており、明らかになっていない被害はほかにもあるとみられる。

　「内部の人間が悪意を持って盗もうとしたら、防ぎようがない状態だった」。あるメガバンクの関係者は、実態をこう打ち明ける。

　貸金庫はプライバシーの確保を「売り」にしており、顧客が何を預けているか、金融機関が確認することはない。問題となった行員、職員はこうした特性を利用し、周囲の目を盗んで不正に手を染めていた。

入室記録一部閲覧できず

　三菱UFJでは、スペアキーを封筒に入れ、割り印をして保管していたほか、貸金庫室への入室記録が残るようにしていたが、元行員の女は事前に電源を落とすなどしてチェックの「網」をすり抜けた。ハナ信組でも貸金庫室への入室記録が一部閲覧できなくなっていたという。

　三菱UFJやみずほはスペアキーの本店での一括管理や、複数人による管理への切り替えなど対策を進めている。ある行員は「行員への『信頼』を前提とした、現行の仕組みそのものからの脱却が求められている」と話した。（橋本謙太郎、外崎晃彦、梶原龍）
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金融機関の職員は職業倫理が高いだろうが、それでも大金が目の前にあると盗んでしまう職員もいるということか。

貸金庫からの窃盗が明らかになったのは近年のことだが、昔から盗みを働いていた行員はいたのではないだろうか。貸金庫に貴重品を預けても何を預けたかは預けた本人にしかわからない。その本人が亡くなってしまえば貸金庫に預けた貴重品が減っていても誰も盗まれたことに気づけない。

やはり金融庁は貸金庫を有する全金融機関に調査に入るべきだ。窃盗があったならば行員を逮捕して、行員に弁済能力がなければ金融機関が貸金庫に預けた人に弁済すべきだ。

職員の「性善説」に依拠しているシステムは貸金庫に限らず日本中にあるだろう。これからは誰か不届きものが一人はいると考えてシステムを構築しなければなるまい。目の前に大金があると手を伸ばしてしまう人がいるのはもうどうしようもないことだからだ。

行員が貸金庫から盗んだ金融機関は貸金庫そのものをなくす動きも出ている。貸金庫を使ったことはないので利用料がいくらくらいになるかわからないが、割に合わないのかもしれない。行員に窃盗の誘惑を与えて盗ませてしまい、また顧客に弁済しなければならないのだから。

まあまずは金融庁が調査して全容を明らかにするしかあるまい。必要ならば警察、検察の協力を仰ぐべきだ。

しかしまあ維新の裏切りで高校無償化という国民にはあまり恩恵が政策が実行され、年収の壁引き上げは格段に減税の規模が落ちるものとなった。ガソリン税の暫定税率廃止も先送りだ。維新は罪深い。もはや与党だ。

参院選では自民党を惨敗させねばならないが、維新も惨敗させねばならないようだ。公明党、立憲民主党、社民党、共産党にも投票してはならない。国民の利益にならないからだ。

ネットで選挙のことを拡散するのは無論やって欲しいが、それだけではなく口コミでも家族や友人など周囲の人に投票を促して欲しい。参院選で自民党を惨敗させないと日本人は殺されてしまう。ネットと口コミの両輪が必要なのだ。

新聞は財務省の犬で財務省のプロパガンダばかりだから不買・解約しかない。このこともネットと口コミで広げて欲しい。

テレビは繰り返しになるが昼間のワイドショーや再放送などつまらない番組を見ないことにして視聴時間を減らして欲しいのだ。見たい番組は我慢することはない。面白い番組は見れば良い。コンテンツに対する評価にもなる。だがつまらない番組をBGM代わりにしないで欲しい。これを頼みたい。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし私の命も繋がるからだ。


（追加）

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