ネット上に存在する玉石混交の情報が実社会に影響を与えるのは「6%程度」だと言われています。しかし「国の借金で日本は破綻する」「日本経済は中国に依存しなければ成り立たない」は、未だに根絶できていません。そう考えれば「6%」も侮ってはいけないなぁと思います。(三) pic.twitter.com/L7VdG5Yqun
— 三橋貴明 bot (@comsyskansai) December 18, 2022
インターネットが実社会に影響を与えるのは6%程度でしかないのか。ネットを魔法のように楽しんで来たが、思ったより影響力がない。だがそんなものかもしれない。ネットで選挙がひっくり返ったことはないからだ。
だがわずか6%でも使い方次第かもしれない。蛇口の元栓の6%を占有すれば6%といえども政治や選挙の急所を抑えることに繋がるかもしれないからだ。
しかし今回の記事はネットで得た政治・経済の知識を元に家族、友人、同僚、ご近所さんなど周りの人ともっと「政治の話」をして欲しいという呼び掛けだ。
永らく日本では政治と宗教の話はタブーだった。支持政党や信じる宗教が違うと対立の火種になってしまうからだ。もちろん政治の話をして欲しいと書いたが、それで周りの人と対立して欲しいわけではない。
例えば敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有についてなど世間話に混ぜて話してみるのはどうか。賛成が6割ではあるが、賛否が別れる問題ではあるから対立しかねない問題ではあるのだが、話題になっているから話題として提供しやすい。
そこで特に増税に反対して欲しい。敵基地攻撃能力(反撃能力)保有は抑止力を高め、外交力も強くするのだが、増税は生活を苦しくする。これ以上の増税はキツいという話であれば反対意見は少ないはずだ。
自民党・公明党政権では駄目だから選挙では違う政党に入れようと「説得」できれば最高だが、そこまでは無理でも周囲の人と政治の雑談ができるようになればそれだけでしめたものだ。政治の話がタブーでなくなるだけで前進なのだ。選挙にも行くようになるだろう。
ネットではツイッターだけをやっても良いし、私のブログを読んでくれるのは嬉しい。ヤフーニュースや5ちゃんねる、まとめサイトなどを見てコメントを書き込んでも良い。
だがネットをやる人は限られている。ネットで政治の話をする人はさらに少ない。インフルエンサーだとしても影響力は限界がある。
政治の話ができる周囲の人など多くても数十人程度だろうが、ネット時代だからこそ会話を大切にしたい。口コミのように人から人へ伝わっていくことを期待することは難しいが、それでも少しずつ波及していくと思うのだ。
消費税は高い。統一教会との癒着は許せない。世襲議員はどうなのかという話をすれば自ずと自民党批判が拡がっていこう。口コミは莫迦にできない。
マスコミに騙されないためには「常識」を大事にして周囲の人と「政治の話」もすることだ。最初は「特殊詐欺(振り込め詐欺)に注意しないといけない」なんて話からしていけば良いのではないか。
会話を大事にしたい。まあ騙されることもあるかもしれないが。統一教会の不況も知人から誘われることが多いようだから周囲の人にも完全に心を許すわけにはいかないが。
ネットだけでは普及にどうしても限界がある。周囲の人と「政治の話」をして少しでも広めて欲しいのだ。
あなたは何人くらいですか?
数人くらいですね。
ほぼ家族だけですね。私は現実では小市民ですからなかなか政治の話などできないのです。