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立憲民主、共産、社民、れいわ新選組の4野党党首は8日、安全保障関連法廃止を求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き、消費税減税や、原発のない脱炭素社会の追求などを盛り込んだ次期衆院選に向けた事実上の共通政策に合意した。合意後、立民の枝野幸男代表は「次期衆院選で共通の政策を掲げ戦えば、必ず政権交代できる。国民の命と暮らしを守る政権をつくる」と語った。
共産党の志位和夫委員長も「共通の旗印が立った。選挙に勝利し、政策を実行する政権をつくりたい」と強調した。立民、共産両党は、これを契機に衆院選小選挙区の候補者一本化に向けた調整を加速させる構えだ。
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野党四党は共通政策として消費税減税を公約にした。自民党の総裁候補は誰も消費税減税を公約にしてはいないからこれは総選挙の争点になる。「どうせ参議院で否決される」などと立憲民主党関係者が言っていると不穏なことも耳にするのだが。
それに脱原発にははっきり反対だ。日本のエネルギーを賄うには原発しかないのだ。地震が怖いが、東日本大震災でも福島第一原発の旧型の1~4号機はメルトダウンを起こしたが、新型の5、6号機は起こしていない。耐震性のある新型原発なら大丈夫ということだ。だからリプレース(建て替え)する必要はある。
民主党政権の野田佳彦が消費税増税を強行したこととの整合性はどう取るのか。野田佳彦は衆議院で消費税減税法案に賛成票を投じるのか。疑問だ。「どうせ参議院で否決される」から良いのか?
その辺りはっきりさせて欲しいものだ。民主党の公約「四年間は消費税を増税しない。議論もしない」を破って消費税を増税したのだから。与野党問わずとかく日本の政治家は公約を守らない。
そして自民党総裁選にメディアジャックされているから今のままでは総選挙で勝てない。野田佳彦の面子を粉微塵にすることになるが、
「消費税増税は間違いだった。その間違いを糺す。そのために政権交代を実現させて欲しい。」
と枝野幸男以下執行部の幹部が繰り返し主張しなければ信じて貰えないし、自民党総裁選にメディアジャックされているから立憲民主党に票は集まらない。
それに消費税減税は正しいが、重点公約の4~7は声の大きい人の要求であって国民の望みとはかけ離れている。これでは政権交代はできない。
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岸田文雄も高市早苗も消費税を減税するつもりはないようだ。河野太郎もそうだろう。ここで立憲民主党が消費税減税を最重要公約として繰り返し主張すれば勝てる可能性が出てくる。そのためには野田佳彦を切り捨てないといけないが。
枝野幸男に何としても政権交代を実現する執念があれば良いのだが。
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