面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

久々に強烈な電波を浴びた

2019-06-12 23:19:59 | マスコミ
~~引用ここから~~
大量導入は必要なのか F35戦闘機(信濃毎日新聞)

青森県沖で消息を絶った最新鋭ステルス戦闘機F35Aを巡り、航空自衛隊が事故調査の中間報告をまとめた。

 操縦士が機体の高度や姿勢を把握できなくなる「空間識失調」に陥り墜落した、と原因を推定している。「機体に異常が発生した可能性は極めて低い」とし、近く同型機の飛行を再開する。

 安倍晋三政権は「F35」を計147機配備する方針でいる。安全性への懸念とともに、専守防衛の日本に高性能の戦闘機が大量に必要なのか、改めて疑問が募る。

 空自三沢基地のF35Aが訓練中にレーダーから消えたのは4月9日午後7時26分ごろ。高度9600メートルから降下し始め、40秒ほどの間に時速1100キロ以上で海面に突っ込んだという。

 機密保全のため米軍が異例の態勢で捜索に加わったものの、機体はほとんど回収できず、飛行記録も見つかっていない。防衛省は今月3日に集中捜索を打ち切り、操縦士の死亡を認定した。

 米ロッキード・マーチンが開発主体のF35戦闘機は、レーダーで捉えにくいステルス性に優れるとされる。空軍用のA型、短距離離陸と垂直着陸ができる海兵隊用のB型、海軍用のC型がある。

 B型は昨年9月、米国南部で燃料管が破裂して墜落した。A型も日本国内での飛行で不具合を起こし、数回緊急着陸している。運用優先で、人命を失う事態を繰り返してはならない。

 既に採用が決まっているA型42機に加え、安倍政権は昨年12月、A型63機とB型42機の追加購入を閣議了解した。A型1機100億円超の買い物は、貿易交渉で米政権の輸入圧力をかわすためとの見方もある。

 海上自衛隊の護衛艦2隻を空母に改修し、B型を搭載する。これで、政府が保有できないとしてきた「攻撃型空母」ではないと言い張るのは詭弁(きべん)でしかない。

 北朝鮮は曲がりなりにも非核化交渉に臨んでいる。中国の軍事的台頭があるとはいえ、首相自身が国会で「日中関係は完全に正常に戻った」と述べている。

 なぜ、防衛費を増大させ続けなければならないのか。首相は国民に丁寧に説明してほしい。

 安全保障は外交の一環だ。ロシアとの北方領土交渉では、米国からの要請のままに法整備し、軍備を増強する日本の姿勢が最大の障壁になっている。

 首相のうたう「戦後外交の総決算」は、個々の政策が矛盾をきたしていることを自覚すべきだ。

(6月11日)
~~引用ここまで~~


左翼は「専守防衛」を金科玉条のように掲げるが、「専守防衛」は自衛隊の手足を縛るものでしかない。「普通の國」には許されている自衛行動を採れないのだから。

「専守防衛」は「本土決戦」と同義なのだ。

自衛隊の手足を無意味に縛っておきながら日本の主権と独立を保とうとすれば周辺諸国より圧倒的な戦力の保持しかない。とくに海上戦力及び航空戦力は。それが道理ではないか。

現実は在日米軍頼りではあるが。

「専守防衛」とは周辺諸国より軍事力を低い水準で保持することではないのだ。

自衛隊の手足を無意味に縛り、保有装備にも制限をつける「専守防衛」は日本の主権と独立を危うくするから一刻も早く「普通の國」化すべきだと考えるが。

F35が墜落し操縦士が殉職してしまったのは残念きわまりない。哀悼の意を表したい。

F35そのものに欠陥があったのか、緊急発進のし過ぎによる過労のせいで「空間識失調」に陥ったのかはわからない。あるいは別の原因かもしれない。

自衛官はもっと睡眠を採るべきだとの文章を読んだことがある。平時から働かせ過ぎでは人間も兵器も持たない。いや戦時であっても将兵に十分な休息は必要なのだ。旧日本軍はそれを全く理解していなかった。

しかしF4と近代改修できないF15初期型は古すぎるのだ。とくにF4の居場所は既に博物館にしかない。何かしら研究に使うとの話も聞いたが事実かはわからない。何れにしろ最新鋭戦闘機に交代させなければ日本の空は守れない。

F35を大量に購入するのは安全保障のためだけではない。米国の貿易赤字解消のためという面は確かにある。それがどうしても嫌なら在日米軍に安全保障を頼る現状を改めるしかない。憲法を改正して普通の國にならなければならない。

護衛艦二隻を空母に改修することは費用対効果から効率が悪いとの話も聞く。何しろ空母は高い。しかし空母保有國になれば抑止力が増す。手を出そうとは考えなくなる。

戦前海軍は戦艦大和の存在を秘匿したが、大和の存在を堂々と公表して米国との外交に望むべきだったとの意見が根強くある。

山本五十六主導の真珠湾攻撃で時代は大鑑巨砲主義から航空機の時代に移るが、戦前は米国も大鑑巨砲主義者が多かった。

戦艦大和を大日本帝国が保有していると米国が知れば戦争を避ける方向に行ったかもしれないのだ。史実では米国は外交で妥協するつもりはなく、日本から戦争を仕掛けるようハルノートを突きつけたのだが。

信濃毎日新聞社説子は本当に北朝鮮が非核化すると信じているのだろうか。明らかに北朝鮮は核兵器を放棄するつもりがない。そして北朝鮮の弾道ミサイルは日本を射程に捉えている。核ミサイルは脅威という他はない。

安倍晋三は支那との関係が「正常化」したと言うが脅威に変わりはない。尖閣諸島沖に支那の沿岸警備隊の船が50日以上連続で来ているのだ。

さらに11日朝、沖縄本島と宮古島の間の海域を支那人民解放軍海軍の空母「遼寧」を始めとする六隻の艦隊が通過した。示威行為と見る他あるまい。

支那国内で在留邦人がスパイ罪で実刑を受け収監されている。政府・外務省は解放を迫らねばなるまい。

これで支那が脅威ではないなどという輩は頭が煮えている。

信濃毎日社説子の言う通り「安全保障は外交の一環」だ。弱々しい軍事力では外交の裏付けにならない。米国が世界から尊重され優位に外交を進められるのも世界最強の米軍があってこそなのだ。

ロシアとの領土交渉が一向に進まないのは軍備増強する日本のせいではない。ロシアが弱い軍事力しか持たない日本には譲歩する必要を感じないからだ。

ロシアと支那の領土争いではプーチンは実行支配する領土を支那に譲ってまで決着をつけた。増大化する一方の支那の軍事力が脅威だったからだ。

丸山穂高の「戦争」発言は議員辞職しなければならないほどかで書いたようにある種の現実論を述べたに過ぎない丸山穂高に糾弾決議などしているようではお話にならない。

自衛隊も左翼思想に汚染されているのだろうかで自衛隊の制服組トップまでがこの認識だと失望した。それではロシアが譲歩することなどあり得まい。

左翼の頭の悪さは何なのだろう。頭の悪さを装った利敵行為なのだろうか。左翼こそ安倍晋三の最大の支持者だ。こんな連中に政権を任せるわけにはいかないのだから。

左翼のお馬鹿社説を論破してきたが、どうだっただろうか。地元紙だからと反日地方紙を購読する人が減れば少しは日本の安全保障も正常化するだろう。


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