日本学術会議問題はいっそのこと・・・

日本学術会議の任命拒否問題はいっそのこと任命拒否した6人を任命してしまえば良い。その上で1年以内に日本学術会議を「廃止」する。民営化で中途半端に残すべきではない。自民党議員に仕事を与えるためにも具体策、理由付けは自民党の国会議員に考えさせれば良いが、結論は廃止しかない。日本学術会議は大学の軍事研究を禁止する反日組織だからだ。

学問の自由というならば軍事研究を禁止することが学問の自由に反するのだ。なぜ軍事研究を禁止されなければならないのだ。戦前の反省？大東亜戦争を始めたことは致命的な失敗だったかもしれないが、軍事研究を禁止される理由にはならない。学者は戦争そのものには反対すべきかもしれないが、始まってしまったら祖国の勝利に力を貸すしかない。國破れて学問の自由などないからだ。

日本人研究の古典としてルース・ベネディクトの『菊と刀』がある。私もいつかは読もうと思っているのだがまだ読んでいない。それはともかく『菊と刀』はルーズヴェルトが日本との戦争に当たって日本人というものを文化人類学者のルース・ベネディクトに研究させたのだ。これが総力戦というもので戦争になれば学者が戦争に協力するのは当然なのだ。

現在でも侵略された際どうするのだ。自衛官に竹槍で戦えというのか。ナンセンスだ。竹槍は極端でも旧式の兵器では戦争には負けるし、自衛官の死傷者は増える。予算との兼ね合いになるが最新鋭の兵器を揃えなければならない。大学で軍事研究をするのは当然なのだ。それが祖国を守ることに繋がるし、国家あっての学問の自由だ。戦争に負けて支那の一部になってしまえば学問の自由は保障されない。

日本学術会議は自衛官に「死ね」というのか？

だが菅義偉の面子を考えると6人を任命するのは無理な話だろう。私としても特段6人を任命して欲しいわけではない。任命拒否した理由が「反政権的だから」とは言えないだろうからそれならいっそのこと任命してしまい、反対派を黙らせた上で、日本学術会議を廃止してしまえば良いと考えただけだ。私が菅義偉の面子を忖度する立場にないのもある。

そもそも日本学術会議が「軍事研究を禁止する」のであればインターネットを禁じなければなるまい。インターネットほど愉しいものはなく、私はインターネットを極めて高く評価しているが、日本学術会議の面々に取っては忌むべき軍事研究の産物だ。米軍の発明なのだから。

任命拒否された1人の加藤陽子東大教授は日本近現代史が専門のようだが、「戦争の歴史」を研究して良いのか。支那事変や大東亜戦争を研究しているようだが、日本学術会議は「大学の軍事研究を禁止する」のではなかったのか。理系の軍事研究は禁止するが、文系の軍事研究は自由ではダブルスタンダードだ。

ヒトラー、スターリン、毛沢東、ポル・ポト。彼らが虐殺してきた自国民は当時の最新鋭兵器で虐殺されたわけではない。彼ら独裁者を支える思想によって虐殺されたのだ。「思想」は人文科学といえよう。理系の研究は禁止して、文系の研究は野放しにするそのご都合主義は許されまい。このことからも日本学術会議は廃止するしかないのだ。

菅義偉には勝負に負けて試合に勝つ的な柔軟さを持って欲しいところだ。


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