もちろんNHK党のガーシーのことだ。参議院議員になってから国会に一度も出席していない。それでいて歳費は受け取っているのだ。給料泥棒というしかあるまい。ガーシーは国会外で仕事をするかと思えばそうでもない。芸能人の秘密を暴露するだけだ。国会議員である必要がない。
私は先の参院選で比例はガーシーではないNHK党の候補者に入れたのだが、半分後悔している。ガーシーがこれほど職務放棄するとは考えてもいなかったからだ。むしろ政界の暴露をすると結構期待していたのだ。
参議院も業を煮やしたようで7日以内に国会に出席しなければ懲罰動議に掛けると「招状」を発出した。
浜田聡は弁護士ではないが、同じ政党の仲間ということで擁護している。しかし無理筋だろう。「多様性」という言葉ははっきり嫌いだが、吐き気さえ覚える。
浜田聡自身は国会で鋭い、良い質問をしているのだ。東大出の秀才だから不思議ではないのだろうが(そういう評価を嫌う人もいるだろうが)、私の浜田聡への評価は高い。だが同じ政党の仲間だから明らかな犯罪者でも弁護しなければならない弁護人のような立場とはいえ、ガーシーを庇う度に浜田聡への好感度も下がる。
鋭い国会質問に着目したいのだが - 面白く、そして下らない
浜田聡に言ってやりたいことは貴方が鋭い、良い質問ができるのは国会に出席しているからではないか。いくら秀才でも国会に出席しないで質問するような曲芸はできない。国会に出席することが最低条件なのだ。質問主意書もあるが、それさえガーシーは一度も出していないではないか。
国会議員は国会に出席することが最低条件だ。片山虎之助は意識混濁状態で国会に出席することができず、それどころか辞職の意思表示さえできなかった。だが片山虎之助は病気だから仕方ない。国会法が想定していないケースなのだろう。そして任期満了に伴い政界を引退した。次男が世襲したことは好ましく思っていないが。
ガーシーは国会議員としての仕事をしていない。国会議員は国会に出席することが最低条件だ。だが参議院も懲罰委員会でいきなり「除名」の処分を下したりはすまい。
戦前帝国議会で斎藤隆夫の「反軍演説」を受けて、衆議院が軍に阿り斎藤隆夫を「除名」してしまったことで戦前存在した僅かな民主主義は完全に潰えたからだ。だからよほどのことがない限り除名処分にしたりはしないはずだ。
斎藤隆夫の「反軍演説」の内容は「戦争は国益のためにするものだ。支那事変は泥沼で国益を得られないが軍、陸軍はどう考えているのか」という真っ当なものだったが、衆議院は軍に阿り斎藤隆夫を除名してしまった。
現代で「戦争は国益のためにするものだ」と演説すれば、極右、軍国主義者と猛烈な避難を浴びることは疑いの余地がない。だが戦前はその真っ当な批判さえ許さず、帝国議会は「自殺」したのだった。
私は先の参院選で比例はガーシーではないNHK党の候補者に入れたのだが、半分後悔している。ガーシーがこれほど職務放棄するとは考えてもいなかったからだ。むしろ政界の暴露をすると結構期待していたのだ。
参議院も業を煮やしたようで7日以内に国会に出席しなければ懲罰動議に掛けると「招状」を発出した。
~~引用ここから~~
国会への欠席を続けるNHK党のガーシー参議院議員に対し、尾辻参議院議長は、国会法に基づいて、出席を求める書面「招状」を発出しました。ガーシー議員が出席要請に応じない場合には、懲罰の手続きが進められる見通しです。
NHK党のガーシー議員は、UAE=アラブ首長国連邦に滞在しているとして、去年の選挙で初当選したあと国会に登院しておらず、欠席を続けています。
尾辻参議院議長は30日午後、党の浜田政策調査会長らを呼び、今の国会でも、召集日から7日間欠席が続いたとして、国会法124条に基づいて、出席を求める書面「招状」を手渡しました。
そして「きょうから7日以内に、なお理由なく出席しない場合は、懲罰委員会に付されることになる」と伝えました。
このあと、浜田氏は記者団に「本人は3月に帰国して登院する意思を示しており、1週間以内に帰ってくることはないと思うので、懲罰委員会で何らかの処分が下されることは想定の範囲内だ。参議院として多様性を重視する姿勢を見せてほしい」と述べました。
参議院によりますと「招状」が発出されたのは、74年前の1949年以来、2度目だということです。
~~引用ここまで~~
浜田聡は弁護士ではないが、同じ政党の仲間ということで擁護している。しかし無理筋だろう。「多様性」という言葉ははっきり嫌いだが、吐き気さえ覚える。
浜田聡自身は国会で鋭い、良い質問をしているのだ。東大出の秀才だから不思議ではないのだろうが(そういう評価を嫌う人もいるだろうが)、私の浜田聡への評価は高い。だが同じ政党の仲間だから明らかな犯罪者でも弁護しなければならない弁護人のような立場とはいえ、ガーシーを庇う度に浜田聡への好感度も下がる。
鋭い国会質問に着目したいのだが - 面白く、そして下らない
浜田聡に言ってやりたいことは貴方が鋭い、良い質問ができるのは国会に出席しているからではないか。いくら秀才でも国会に出席しないで質問するような曲芸はできない。国会に出席することが最低条件なのだ。質問主意書もあるが、それさえガーシーは一度も出していないではないか。
国会議員は国会に出席することが最低条件だ。片山虎之助は意識混濁状態で国会に出席することができず、それどころか辞職の意思表示さえできなかった。だが片山虎之助は病気だから仕方ない。国会法が想定していないケースなのだろう。そして任期満了に伴い政界を引退した。次男が世襲したことは好ましく思っていないが。
ガーシーは国会議員としての仕事をしていない。国会議員は国会に出席することが最低条件だ。だが参議院も懲罰委員会でいきなり「除名」の処分を下したりはすまい。
戦前帝国議会で斎藤隆夫の「反軍演説」を受けて、衆議院が軍に阿り斎藤隆夫を「除名」してしまったことで戦前存在した僅かな民主主義は完全に潰えたからだ。だからよほどのことがない限り除名処分にしたりはしないはずだ。
斎藤隆夫の「反軍演説」の内容は「戦争は国益のためにするものだ。支那事変は泥沼で国益を得られないが軍、陸軍はどう考えているのか」という真っ当なものだったが、衆議院は軍に阿り斎藤隆夫を除名してしまった。
現代で「戦争は国益のためにするものだ」と演説すれば、極右、軍国主義者と猛烈な避難を浴びることは疑いの余地がない。だが戦前はその真っ当な批判さえ許さず、帝国議会は「自殺」したのだった。
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