我々日本人は「精神論」に走りがちなところがある。私はそのことを必ずしも嫌いではないが、やはり何事も合理的、科学的、現実主義的に行う必要がある。そうでなければ物事を上手く運ぶことはできない。
大東亜戦争の敗北に学ぶ最大の教訓はそれだろう。「精神論」では戦争に勝てぬのだ。だがわずか40年前までスポーツでは「うさぎとび」をやらせていたのだ。足に悪いというのに。「精神論」は日本人の心性にこびりついている。
レジ袋の有料化も合理主義に欠ける。レジ袋の海洋プラごみに占める割合は重量ベースで0.4%に過ぎない。旗振り役の小泉進次郎環境相も「国民が環境問題について考えるきっかけになれば良い」とゴミ削減の効果はないと認めている。
環境問題は一歩引いて考えたい - 面白く、そして下らない
それなのにレジ袋を有料化してエコバッグの使用を推奨したため「万引き」が増えている。社会的にはこちらの方が問題ではないか。レジ袋を削減しても海洋プラごみ削減の効果はないのだから。
~~引用ここから~~

レジ袋が有料になりマイバッグの利用が増える中、スーパーマーケットの業界団体が全国でアンケート調査を行ったところ、盗難などの状況を把握しているスーパーの半数以上が、万引きが増加したと感じていることが分かりました。
ことし7月から全国の小売店でレジ袋が有料になり、鹿児島市のスーパーでは持参した買い物袋、いわゆるマイバッグを使って万引きをしたとして、ことし8月に会社員が逮捕されました。
こうしたことなどを受け、全国スーパーマーケット協会は300社を対象にアンケート調査を行い「マイバッグの利用が増えたことで万引きや盗難が増加したと感じているか」をたずねました。
その結果、回答した85社のうち、およそ3割にあたる26社が「増加したと感じる」と答え、状況を把握しておらず「わからない」と答えた社を除くと、半数以上が増えたと感じていることが分かりました。
全国スーパーマーケット協会の長瀬直人主任研究員は「実態としてはもっと万引きが増えているのかもしれない」と話していて、マイバッグを使った万引きを効果的に防ぐ方策を分析することにしています。
~~引用ここまで~~
勉強もスポーツも合理的にやらねば結果は出ない。極端な話東大に入りたければ学校の勉強以外に何千時間と勉強する必要があるだろう。しかしただがむしゃらに勉強しても合格は遠い。合理的、科学的に勉強しなくてはなるまい。天才とは言わないが、「地頭」が良い人は少ない時間で済むし、悪い人は東大合格は無理かもしれないが。
スポーツもそうだ。うさぎとびをまだやらせているチームはないだろうが、やはり合理的に科学的に練習しなければ上達しない。スポーツは才能が見えやすい。やはり運動神経が悪い人は良い人に比べて上達が遅いのだ。
財務省が、自民党の内閣総理大臣もだが、経済政策をもっと合理的に行ってくれれば「失われた30年」などなかった。しかし税収が足りなくなると増税を行い、景気を冷え込ませさらに税収を減らし、また増税するという莫迦なことを繰り返してきた。
政府債務は将来世代への負担にはならない。増税と歳出削減で累積債務を返すことなどできないのだから永遠に借り換えを続けるしかない。そして借り換えはインフレさえ起こらなければいくら繰り返しても良いのだ。だが財務官僚にはそれがわからない。財務官僚の手下の御用学者、御用マスコミもそうだ。
常に合理主義を心掛けるのも疲れる話だ。何か大きな物事をやる前に立てる計画の際に「精神論」に陥っていないかそれを注意すれば良い。我々日本人は「精神論」に陥りやすいからだ。
リンク修正。
大東亜戦争の敗北に学ぶ最大の教訓はそれだろう。「精神論」では戦争に勝てぬのだ。だがわずか40年前までスポーツでは「うさぎとび」をやらせていたのだ。足に悪いというのに。「精神論」は日本人の心性にこびりついている。
レジ袋の有料化も合理主義に欠ける。レジ袋の海洋プラごみに占める割合は重量ベースで0.4%に過ぎない。旗振り役の小泉進次郎環境相も「国民が環境問題について考えるきっかけになれば良い」とゴミ削減の効果はないと認めている。
環境問題は一歩引いて考えたい - 面白く、そして下らない
それなのにレジ袋を有料化してエコバッグの使用を推奨したため「万引き」が増えている。社会的にはこちらの方が問題ではないか。レジ袋を削減しても海洋プラごみ削減の効果はないのだから。
~~引用ここから~~

マイバッグ利用増で万引き増加か スーパー業界団体が調査 | NHKニュース
【NHK】レジ袋が有料になりマイバッグの利用が増える中、スーパーマーケットの業界団体が全国でアンケート調査を行ったところ、盗難など…
NHKニュース
レジ袋が有料になりマイバッグの利用が増える中、スーパーマーケットの業界団体が全国でアンケート調査を行ったところ、盗難などの状況を把握しているスーパーの半数以上が、万引きが増加したと感じていることが分かりました。
ことし7月から全国の小売店でレジ袋が有料になり、鹿児島市のスーパーでは持参した買い物袋、いわゆるマイバッグを使って万引きをしたとして、ことし8月に会社員が逮捕されました。
こうしたことなどを受け、全国スーパーマーケット協会は300社を対象にアンケート調査を行い「マイバッグの利用が増えたことで万引きや盗難が増加したと感じているか」をたずねました。
その結果、回答した85社のうち、およそ3割にあたる26社が「増加したと感じる」と答え、状況を把握しておらず「わからない」と答えた社を除くと、半数以上が増えたと感じていることが分かりました。
全国スーパーマーケット協会の長瀬直人主任研究員は「実態としてはもっと万引きが増えているのかもしれない」と話していて、マイバッグを使った万引きを効果的に防ぐ方策を分析することにしています。
~~引用ここまで~~
勉強もスポーツも合理的にやらねば結果は出ない。極端な話東大に入りたければ学校の勉強以外に何千時間と勉強する必要があるだろう。しかしただがむしゃらに勉強しても合格は遠い。合理的、科学的に勉強しなくてはなるまい。天才とは言わないが、「地頭」が良い人は少ない時間で済むし、悪い人は東大合格は無理かもしれないが。
スポーツもそうだ。うさぎとびをまだやらせているチームはないだろうが、やはり合理的に科学的に練習しなければ上達しない。スポーツは才能が見えやすい。やはり運動神経が悪い人は良い人に比べて上達が遅いのだ。
財務省が、自民党の内閣総理大臣もだが、経済政策をもっと合理的に行ってくれれば「失われた30年」などなかった。しかし税収が足りなくなると増税を行い、景気を冷え込ませさらに税収を減らし、また増税するという莫迦なことを繰り返してきた。
政府債務は将来世代への負担にはならない。増税と歳出削減で累積債務を返すことなどできないのだから永遠に借り換えを続けるしかない。そして借り換えはインフレさえ起こらなければいくら繰り返しても良いのだ。だが財務官僚にはそれがわからない。財務官僚の手下の御用学者、御用マスコミもそうだ。
常に合理主義を心掛けるのも疲れる話だ。何か大きな物事をやる前に立てる計画の際に「精神論」に陥っていないかそれを注意すれば良い。我々日本人は「精神論」に陥りやすいからだ。
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