面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

紙から電子書籍へ

2020-02-21 23:35:15 | マスコミ
~~引用ここから~~

講談社、最終利益152.9%増の72億円 コミック中心に電子書籍、版権ビジネス好調  - 毎日新聞

 講談社は20日、2019年11月期決算を発表した。最終(当期)利益は、前期比152・9%増の約72億円。売上高は前期比12・7%増の135...

毎日新聞

 


 講談社は20日、2019年11月期決算を発表した。最終(当期)利益は、前期比152・9%増の約72億円。売上高は前期比12・7%増の1358億円だった。紙の本や雑誌の売り上げが僅かに減少したが、コミックを中心とした電子書籍、国内・海外の版権ビジネス、広告収入などが伸びて、業績全体を押し上げた。

 記者会見で野間省伸社長は「21世紀に入って最高の数字になった」と語り、今年度中にも本や雑誌の紙製品とデジタル関連・版権ビジネスなどの事業収入の売り上げが逆転する可能性があるという見通しを示した。【山口敦雄】
~~引用ここまで~~


紙の書籍や雑誌の売り上げはもう戻ることはあるまい。このまま減り続けるしかない。「紙」の時代は終わった - 面白く、そして下らない。しかし電子書籍の売り上げが紙の減少を補ってあまりあるほどの伸びを見せている。

新聞の電子版を契約する人は多くない。だから出版社もキツいだろうと考えていたが、案外そうでもないようだ。漫画が中心とはいえ、電子書籍の売り上げの伸びにより「21世紀に入って最高の数字になった」という。

現在は紙から電子書籍への過渡期だが、出版社は案外上手く過渡期を乗り越えているようだ。しかし漫画を電子書籍で読むのは難しくないが、小説や新書を電子書籍で読むのはいくらか面倒だ。だから漫画以外の電子書籍はあまり売れていないのではなかろうか。

いや慣れの問題に過ぎないのかもしれない。漫画を購入するのは若者だから。若者は新しい機器にもすぐ慣れる。電子書籍にもすぐ慣れて本屋に行くより簡単に読めるから電子書籍を購入するのかもしれない。

若者の書籍離れが言われて久しい。だから小説や評論は電子書籍でも読まれないのだろう。読みにくいからではない。私には読みにくいのだが、私がもう若者ではないからかもしれない。

漫画はもう既にかなり海外展開しているが、電子書籍によりさらに進むかもしれない。海賊版との戦いでもあるが。

そうなれば、日本文化はさらに世界に拡がり、日本のファンが増える。

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また逆に海外で出版された書籍が読みやすくなるかもしれない。現在でもベストセラーになった書籍は翻訳されて読めるようになるが。

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