面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

精神論では新型コロナウイルスに勝てない

2020-05-07 23:58:23 | 日本人への呼びかけ
~~引用ここから~~

令和2年5月4日 新型コロナウイルス感染症に関する安倍内閣総理大臣記者会見 | 令和2年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ

総理の演説や記者会見などを、ノーカットの動画やテキストでご覧になれます。

首相官邸ホームページ

 


(略)

 感染症の影響が長引く中で、我が国の雇用の7割を支える中小・小規模事業者の皆さんが、現在、休業などによって売上げがゼロになるような、これまでになく厳しい経営環境に置かれている。その苦しみは痛いほど分かっています。こうした中で、緊急事態を更に1か月続ける判断をしなければならなかったことは、断腸の思いです。

(略)

私たちの暮らしを支えてくださっている皆さんへの敬意や感謝、他の人たちへの支え合いの気持ち、そうした思いやりの気持ち、人と人との絆(きずな)の力があれば、目に見えないウイルスへの恐怖や不安な気持ちに必ずや打ち勝つことができる。私はそう信じています。

(略)
~~引用ここまで~~


日本の指導者はすぐ「精神論」に逃げ込む。「絆の力」とやらで今まさに当座の資金がない中小零細企業が助かるのか。返済なしの支援が最良だが、融資でも良い。当座の資金不足を解消するには中小零細企業に、政府でも銀行でも良いが、資金を投入するしかない。

金のない悲劇は金を得ることでしか回避できない。「絆の力」とやらで倒産は防げない。国債発行だ。安藤裕や玉城雄一郎が繰り返し提言しているように100兆円の国債発行が必要だ。100兆円では足りないという声もあるくらいなのだ。だが迅速に資金不足に陥っている事業者そして個人に資金を届けねばならない。

財政破綻もハイパーインフレも日本ではあり得ない。国債発行により全ての国民を救うことができるのだ。安倍晋三の「精神論」で救われる人はいない。誰も救えない。「自粛警察」が跋扈するだけだ。

大東亜戦争末期に多くの軍人が餓死した。戦病死も含めると凄まじいものだ。補給の不足、食料の不足は「精神論」ではどうにもならないとわかろう。昭和天皇は昭和20年の4月前後には降伏の決意を固めていたそうだが。

また海戦には「精神論」は通用しない。戦意が低すぎて敵前逃亡するのは論外だが、兵士の戦意よりも決戦の前にどれだけ戦力を揃えられるか、そして艦隊司令部の知略がものをいう。山本五十六は無能に過ぎた。

まあ大東亜戦争の話はいい。新型コロナウイルスで収入が激減するなかどう生き抜くかだ。

>その苦しみは痛いほど分かっています。

安倍晋三にわかるわけがないんだ。一月10万円15万円で生きている人達の気持ちが安倍晋三にわかるはずがない。収入が途絶えて餓死か自殺に追い込まれようとも「働かざる者食うべからず」が自民党の考えだからだ。新型コロナウイルスで自粛を強いられているのにどう働くというのだ。

国民を救えるのにその手段を採らず、責任は国民に転嫁する。そして過剰に精神論を強調する。こうした日本の指導者層の悪癖は大東亜戦争時代から何も変わっていない。

国債だ。国債を発行して国民を救え。

「精神論」では国民を救うことはできない。それをネットから何とか広めたい。

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