TBSサイトから前編を引用するが、引用文は斜め読みでも、読まなくても構わない。TBSのやらせが立て続けに発覚したということだ。それさえわかれば内容はどうでも良い。むしろ引用しない方が読みやすいくらいかもしれないが。
~~引用ここから~~
「消えた天才」からのご報告とお詫び 2019年9月5日(TBS)
8月11日放送の「消えた天才」で、リトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の少年の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりもストレートの球速が速く見える加工を行っていたことがわかりました。
加工が行われたのは、放送した投球シーン全31球のうち7球で、投手がボールをリリースした瞬間からキャッチャーミットに収まるまでの約0.5秒間について、映像のスピードを実際よりも2割程度速くしていました。アスリートの凄さを実際の映像で表現するという番組の根幹をなす部分を加工することは、番組としては絶対にあってはならない手法だと考えております。
取材に協力してくださったご本人及び関係者の方々、そして番組をご覧いただいた視聴者の皆様に深くお詫びいたします。
また過去の放送で、同様の加工が行われていなかったかどうか調査を行った結果、現時点で8月11日放送分の他に3件あったことが確認されました。内容は以下の通りです。
1.2018年1月3日放送
インターハイ卓球女子シングルスで優勝した女性が現役引退後、29歳になった時に卓球をする映像のスピードを実際よりも2割程度速くしていました。
2.2018年1月3日放送
地方のフィギュアスケート大会で優勝した当時小学生の男子の映像について、スピンのスピードを実際よりも2割程度速くしていました。
3.2018年11月4日放送
元Jリーガーの男性が小学生時代に出場した試合について、ドリブル突破を図る映像のスピードを2割程度速くしていました。
私どもは今回の事案を重く受け止め、調査が完了するまで「消えた天才」の放送を休止いたします。
取材に協力してくださったご本人及び関係者の方々、そして番組をご覧いただいた視聴者の皆様に重ねて深くお詫びいたします。
~~引用ここまで~~
~~引用ここから~~
「クレイジージャーニー」からのご報告とお詫び 2019年9月11日(TBS)
8月14日放送の「クレイジージャーニー」2時間スペシャルと、その日の深夜のレギュラー枠で、爬虫類ハンターがメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行取材する企画を放送しました。放送で紹介した生物は6種類ですが、このうち4種類は、番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影していたことが放送後の調査でわかりました。準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、事実に依拠した番組で事実を歪めたことになり、あってはならないものと考えています。視聴者の皆様、当企画にご出演いただいた加藤英明さん、また、番組にご出演いただいた方々および関係者の方々に深くお詫び申し上げます。
メキシコロケは7月2日から5日にかけて4日間行われました。現場ロケを担当した番組スタッフは、狙った生物を捜索しても発見できない場合を想定して、あらかじめ狙った生物を準備しておこうと考え、現地の協力者に依頼していました。そしてロケでは、放送で紹介した6種類のうち4種類について、生息域を捜索したものの発見できなかったことから、事前に準備していた生物を放ち、撮影しました。
メキシコロケで事前に準備した4種類の生物と撮影時の状況は以下の通りです。
1.メキシコサラマンダー 現地協力者が湖で事前に捕獲した個体をネットの籠に入れ、同じ湖に放ちました。
2.アリゲータートカゲ 地面に数センチの穴を掘って、事前に捕獲した個体を放ちました。
3.メキシコドクトカゲ 現地協力者が個体を岩の下に放ちました。
4.ヘルメットイグアナ 取材した大学にお借りし、大学施設内の生息可能性のある場所に放ちました。
この爬虫類ハンター企画について過去にも同様の手法がなかったかどうか調査をすすめております。過去10回の放送で捕獲した生物のうち、26種類は捜索中に実際に発見し捕獲したものですが、11種類は事前に準備していたものであることが現時点で判明しています。過去10回の放送分は全て、今回のメキシコロケを担当した番組スタッフとは別のスタッフが担当していました。このスタッフによりますと、加藤さんには事前に準備していたことをお伝えしていなかったということです。また番組スタッフは、現地の協力者が個体を捕まえた場所に、ロケ当日か前日に個体を戻してもらうことを依頼し、ロケ本番時その場所で捜索、捕獲していたということです。
今回の事態を私どもは重く受け止め、当番組は調査が完了するまで休止します。
番組を御覧いただいている視聴者の皆様に重ねてお詫び申し上げます。
過去10回の放送で、事前に準備した11種類の生物は以下の通りです。
2017年 2月9日 マダガスカル前半
・ヘサキリクガメ
2017年 2月16日 マダガスカル後半
・ラボードカメレオン
2017年 8月16日 カメルーン(ゴールデンSP)
・ゴライアスガエル
・ニシアフリカコビトワニ
2018年8月8日 キューバ(ゴールデンSP/同日レギュラー枠)
・ヒメボア
・キューバボア
・フトヒゲカメレオンモドキ
2019年2月6日 南アフリカ前半
・アフリカウシガエル
・タマゴヘビ
・パフアダー
2019年2月13日 南アフリカ後半
・ノドジロオオトカゲ
計11種類
~~引用ここまで~~
バラエティーとはいえあってはならない「やらせ」だ。しかもやらせが発覚したのに番組を即打ち切ることなく、「休止」したに過ぎない。番組担当者の処分もない。本当にテレビ局、マスコミというのは「他人に厳しく自分に甘く」を地で行く連中だ。腐臭が漂ってくる。
坂本弁護士一家をオウム真理教に売り渡したTBSからは放送免許を剥奪すべきではなかったか。
しかし番組を「休止」にしただけTBSはマシかもしれないのだ。日本テレビは『世界の果てまでイッテQ!』の世界の祭り企画でやらせが発覚したにも関わらずいけしゃあしゃあと番組を続けている。祭り企画のみを休止にしただけだ。『世界の果てまでイッテQ!』が高い視聴率を獲得しているからにほかならない。
~~引用ここから~~
世界の果てまでイッテQ!
(略)
2018年11月18日、やらせ疑惑が指摘された問題を受けて視聴者に向けて謝罪した。
2019年7月5日、「祭り企画」のやらせ疑惑について、BPO(放送倫理・番組向上機構)は放送倫理違反と判断。「祭り企画」について、祭りは実在せず、現地のコーディネーターが番組のために用意したものであったのに制作スタッフが把握していなかったと指摘した。その後、日本テレビは「意見を真摯(しんし)に受け止め、今後の番組制作にいかしてまいります」とコメントを発表した。
(略)
~~引用ここまで~~
さらに日本テレビの不祥事はやらせに留まらない。無報酬での番組出演承諾強要に、演出内容への異議放棄強要までしていたというのだ。
~~引用ここから~~
日テレ『シューイチ』、制作協力者に「無報酬」「演出内容への異議放棄」「権利放棄」を強要 文=編集部(ビジネスジャーナル)
日本テレビ系の情報番組『シューイチ』に出演したライターが、収録後に無報酬であることを局側から通達されたと告発した。また、番組の演出に関して異議を唱えないことを認めるよう求められたという。告発したのはライター・編集者の木谷美咲さん。『官能植物』(NHK出版)などの著作があり、食虫植物に関する造詣が深い。その木谷さんが25日、Twitter上で次のように投稿した。
「先日、日本テレビ『シューイチ』から依頼を受け、急遽2日間拘束の撮影で(KAT-TUNの)中丸雄一さんのコーナーに出たところ、撮影後に番組側からどさくさに紛れて無報酬及び番組内容演出に異議を唱えない承諾書を結ばされそうになりました。署名する前に気づいて抗議しましたが、手口、内容ともにどうなんでしょう?」(原文ママ、以下同)
「高視聴率の番組で、依頼の仕事で、一方的に不利益な条件を提示されるのか謎です。コンプライアンス的にも問題あるのでは。料理制作、コーディネート、監修、多岐にわたって仕事をした上でのことです。目下抗議中ですが、私と同じ目に遭う方がいませんように。どうぞお気をつけください」
日本テレビ側が木谷さんに署名を求めた承諾書には、次のような文言が並んでいた(以下、抜粋)。
「私は、当番組の趣旨を十分理解したうえで、無報酬にて当番組の撮影・収録に参加し、以下のことを了承します」
「私は、当番組のスケジュール・撮影・収録・放送にあたっては、貴社(貴社が指定する者を含みます。以下本条において同じとします)の指示に従い、VTR構成等あらゆる演出について貴社に異議を唱えません」
「私は、当番組の撮影・収録に参加することにより何らの権利を取得するものではなく、肖像権、氏名表示に関する権利、プライバシー権等一切の主張・要求をしないこと、また、当番組に参加した際に著作権、著作者人格権、著作隣接権、その他の知的財産権が発生した場合これらの権利が貴社に帰属すること(略)」
(略)
蔓延するクリエイティブ業界の対価不払いトラブル
外注先のクリエイティブ関係者に対する業務対価不払い問題が近年顕在化している。例えば2014年、月刊「創」を発行する創出版をめぐる騒動がその一例だ。「創」連載作家の柳美里さんが同社の原稿料不払いの実態をネット上で告発し、炎上した。創出版が書面やメールによる報酬の説明を怠り、口頭であいまいな執筆依頼をしたことが原因だった。最終的に同社が柳さんに原稿料を支払い騒動は収束したが、マスコミ業界に与えた衝撃は大きかった。
だが、今回は出版不況にあえぐ中小出版社による原稿料遅延ではなく、大手キー局による対価不払い問題だ。承諾書は『シューイチ』のチーフプロデューサー名で署名捺印を求めている。同チーフプロデューサーは制作会社の社員ではなく、日本テレビの社員であることがわかっている。今後の推移を見守りつつ、動きがあり次第続報する。
(文=編集部)
~~引用ここまで~~
天下の日本テレビのやるべきことか。プロ相手に無報酬での出演承諾を強要し、さらに番組への異議を唱えないことまで承諾させようとは。
「専門家」にその道の話を聞くのに「対価」を支払わない。それは専門性への冒涜ではないか。それに専門家とて霞を食べて生きていけるわけではないのだ。報酬を貰わねばならない。資金があるテレビ局が対価をきちんと支払うべきだろう。
それに番組への異議を唱えないことまで強要する承諾書に署名させようとするなど、いやしくも「報道機関」を名乗る企業のすることではない。
しかしNHKでは完全に「報道の自由」を侵害する事件が起きていた。
次の引用文は全て読んで欲しい。有料記事なので全文は引用できないが、無料部分だけでNHKの「報道の自由」が侵害されたとわかるだろう。
~~引用ここから~~
かんぽ報道で郵政「お汲み取り頂いた」 NHK側へ文書 2019年9月26日23時12分(朝日新聞)
かんぽ生命保険の不適切販売を報じた昨年4月のNHKの番組「クローズアップ現代+」が日本郵政グループから抗議を受け、NHKの最高意思決定機関にあたる経営委員会(委員長・石原進JR九州相談役)が適切な対応を求め、NHKの上田良一会長を注意していた。関係者への取材でわかった。
かんぽ報道でNHK会長を注意 経営委、郵政の苦情受け
一連のやりとりには放送行政を所管する総務省の元事務次官、鈴木康雄・日本郵政副社長もかかわっており、上田会長は郵政側に「誠に遺憾」と釈明する文書を送ったという。個別の苦情に、公共放送のトップが対応する異常さを指摘する専門家もいる。
関係者によると、かんぽ生命保険の不適切な営業実態を報じた「クローズアップ現代+」は、続編の放送を目指し、ツイッターで情報提供を呼びかける動画を投稿した。この動画に対し郵政側が一方的な内容で事前取材もなかったとし、削除を求めた。関係者によると、郵政側が「押し売り」「詐欺まがい」といった表現が名誉を毀損(きそん)するなどと主張したという。
その後、番組幹部が郵政側に事情を説明する際、「番組制作と経営は分離し、会長は番組制作に関与していない」などと発言。郵政側が「放送法では番組の最終責任者は会長だ」と反論し、釈明を求める文書を昨年8月2日付で上田会長に送付。NHKの続編取材も拒否したという。動画については、同月、削除され、続編もいったん延期された。
さらに、郵政側は同10月5日付で経営委宛てにNHKの「ガバナンス(統治)体制の検証」を求める書面を送付。経営委は議論の上、番組幹部の発言は誤りだと判断し、同23日に石原委員長が上田会長に「ガバナンス体制の強化」名目で口頭で注意した。上田会長は同11月6日付で番組幹部の発言を「誠に遺憾」とする文書を届けた。翌日、郵政側は「充分意のあるところをお汲(く)み取りいただいた」とした上で、「一応の区切り」とする文書を元総務事務次官の鈴木副社長名で返した。
NHK広報局や石原委員長は今月26日、それぞれ「自主・自律や番組編集の自由が損なわれた事実はない」とするコメントを発表した。
立教大学の砂川浩慶教授(メデ…(以下有料)
~~引用ここまで~~
日本郵政グループのかんぽ生命の保険販売に不正があったことは明らかで、民営化失敗の象徴だ。郵便局は民営化の失敗を認め国営に戻さなければならない。全く小泉純一郎と竹中平蔵に日本中が騙されたものだ。
それどころか天下った総務省事務次官までもがNHKに圧力を掛け、NHK経営委員会がNHK会長に「遺憾」と謝罪までさせていたとは驚きだ。
NHKの「報道の自由」への介入そのものではないか。鈴木康雄元総務省事務次官は日本郵政副社長を辞任しなければならないし、何よりNHK経営委員会は総辞職しなければならない。安倍晋三と中川昭一の失脚を謀った朝日新聞と北朝鮮の謀略とは根本的に違う。NHK番組改変問題の真実
ところが所管大臣の高市早苗総務大臣は早くも「無罪宣告」だ。NHK経営委員の人選は首相にある。つまり安倍晋三の「お友達」の財界人、知識人ということだ。安倍晋三のケツを舐めて出世した高市早苗には安倍晋三のお友達の不利益になることはできないということか。
~~引用ここから~~
高市氏「放送法に反しない」 NHK経営委会長注意 2019.9.27 14:26(産経新聞)
高市早苗総務相は27日午前の記者会見で、かんぽ生命保険の不正販売問題を報じたNHK番組をめぐり、日本郵政グループの抗議を受けたNHKの経営委員会が上田良一会長を厳重注意した対応について「放送法に反した行動は取っていない」と述べた。個別の番組編集への干渉を禁じた同法に抵触しないとの認識を示した。
高市氏は、26日に総務省として経営委に事実関係を聴取したことを明らかにした。その上で、経営委の職務として放送法29条が定める役員の職務執行の監督を挙げ「会長に対する注意は経営委の権限の範囲内で行われ、個別の番組編集について述べたものではないと聞いている」と説明した。
かんぽ生命の不正販売問題は、NHKが昨年4月に「クローズアップ現代+」で報じ、番組ホームページで情報提供を呼びかける動画を投稿した。
郵政側は昨年7月、動画の削除を求める抗議文を上田会長あてに送付し、同年10月には経営委にガバナンス(企業統治)の強化を文書で要請した。経営委はこれを受け、上田会長に「適切な視聴者目線の対応」を行うよう注意した。
~~引用ここまで~~
あいちトリエンナーレの表現の不自由展に文化庁が補助金を出すのを止めたこととはわけが違う。それは表現の自由をいささかも侵害していない。公金を出すのを止めたに過ぎない。それを問題視している左翼は頭がおかしいのだ。だから肝心なときに信用されないのだ。
NHK経営委員会のNHK会長を厳重注意したことは個別の番組への介入で、表現の自由の侵害にほかならない。ただこの問題が燃え上がるかはわからない。世論、マスコミ、政治の動きが読めるわけではないのだ。
左翼はあいちトリエンナーレの表現の不自由展への補助金支出停止を問題視している。そちらが大きく取り上げられればNHK経営委員会にNHKの表現の自由が侵害された問題は忘れ去られていくだろう。
この問題こそ大きくとりあげるべきなのだが。さてどうなるか。
~~引用ここから~~
「消えた天才」からのご報告とお詫び 2019年9月5日(TBS)
8月11日放送の「消えた天才」で、リトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の少年の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりもストレートの球速が速く見える加工を行っていたことがわかりました。
加工が行われたのは、放送した投球シーン全31球のうち7球で、投手がボールをリリースした瞬間からキャッチャーミットに収まるまでの約0.5秒間について、映像のスピードを実際よりも2割程度速くしていました。アスリートの凄さを実際の映像で表現するという番組の根幹をなす部分を加工することは、番組としては絶対にあってはならない手法だと考えております。
取材に協力してくださったご本人及び関係者の方々、そして番組をご覧いただいた視聴者の皆様に深くお詫びいたします。
また過去の放送で、同様の加工が行われていなかったかどうか調査を行った結果、現時点で8月11日放送分の他に3件あったことが確認されました。内容は以下の通りです。
1.2018年1月3日放送
インターハイ卓球女子シングルスで優勝した女性が現役引退後、29歳になった時に卓球をする映像のスピードを実際よりも2割程度速くしていました。
2.2018年1月3日放送
地方のフィギュアスケート大会で優勝した当時小学生の男子の映像について、スピンのスピードを実際よりも2割程度速くしていました。
3.2018年11月4日放送
元Jリーガーの男性が小学生時代に出場した試合について、ドリブル突破を図る映像のスピードを2割程度速くしていました。
私どもは今回の事案を重く受け止め、調査が完了するまで「消えた天才」の放送を休止いたします。
取材に協力してくださったご本人及び関係者の方々、そして番組をご覧いただいた視聴者の皆様に重ねて深くお詫びいたします。
~~引用ここまで~~
~~引用ここから~~
「クレイジージャーニー」からのご報告とお詫び 2019年9月11日(TBS)
8月14日放送の「クレイジージャーニー」2時間スペシャルと、その日の深夜のレギュラー枠で、爬虫類ハンターがメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行取材する企画を放送しました。放送で紹介した生物は6種類ですが、このうち4種類は、番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影していたことが放送後の調査でわかりました。準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、事実に依拠した番組で事実を歪めたことになり、あってはならないものと考えています。視聴者の皆様、当企画にご出演いただいた加藤英明さん、また、番組にご出演いただいた方々および関係者の方々に深くお詫び申し上げます。
メキシコロケは7月2日から5日にかけて4日間行われました。現場ロケを担当した番組スタッフは、狙った生物を捜索しても発見できない場合を想定して、あらかじめ狙った生物を準備しておこうと考え、現地の協力者に依頼していました。そしてロケでは、放送で紹介した6種類のうち4種類について、生息域を捜索したものの発見できなかったことから、事前に準備していた生物を放ち、撮影しました。
メキシコロケで事前に準備した4種類の生物と撮影時の状況は以下の通りです。
1.メキシコサラマンダー 現地協力者が湖で事前に捕獲した個体をネットの籠に入れ、同じ湖に放ちました。
2.アリゲータートカゲ 地面に数センチの穴を掘って、事前に捕獲した個体を放ちました。
3.メキシコドクトカゲ 現地協力者が個体を岩の下に放ちました。
4.ヘルメットイグアナ 取材した大学にお借りし、大学施設内の生息可能性のある場所に放ちました。
この爬虫類ハンター企画について過去にも同様の手法がなかったかどうか調査をすすめております。過去10回の放送で捕獲した生物のうち、26種類は捜索中に実際に発見し捕獲したものですが、11種類は事前に準備していたものであることが現時点で判明しています。過去10回の放送分は全て、今回のメキシコロケを担当した番組スタッフとは別のスタッフが担当していました。このスタッフによりますと、加藤さんには事前に準備していたことをお伝えしていなかったということです。また番組スタッフは、現地の協力者が個体を捕まえた場所に、ロケ当日か前日に個体を戻してもらうことを依頼し、ロケ本番時その場所で捜索、捕獲していたということです。
今回の事態を私どもは重く受け止め、当番組は調査が完了するまで休止します。
番組を御覧いただいている視聴者の皆様に重ねてお詫び申し上げます。
過去10回の放送で、事前に準備した11種類の生物は以下の通りです。
2017年 2月9日 マダガスカル前半
・ヘサキリクガメ
2017年 2月16日 マダガスカル後半
・ラボードカメレオン
2017年 8月16日 カメルーン(ゴールデンSP)
・ゴライアスガエル
・ニシアフリカコビトワニ
2018年8月8日 キューバ(ゴールデンSP/同日レギュラー枠)
・ヒメボア
・キューバボア
・フトヒゲカメレオンモドキ
2019年2月6日 南アフリカ前半
・アフリカウシガエル
・タマゴヘビ
・パフアダー
2019年2月13日 南アフリカ後半
・ノドジロオオトカゲ
計11種類
~~引用ここまで~~
バラエティーとはいえあってはならない「やらせ」だ。しかもやらせが発覚したのに番組を即打ち切ることなく、「休止」したに過ぎない。番組担当者の処分もない。本当にテレビ局、マスコミというのは「他人に厳しく自分に甘く」を地で行く連中だ。腐臭が漂ってくる。
坂本弁護士一家をオウム真理教に売り渡したTBSからは放送免許を剥奪すべきではなかったか。
しかし番組を「休止」にしただけTBSはマシかもしれないのだ。日本テレビは『世界の果てまでイッテQ!』の世界の祭り企画でやらせが発覚したにも関わらずいけしゃあしゃあと番組を続けている。祭り企画のみを休止にしただけだ。『世界の果てまでイッテQ!』が高い視聴率を獲得しているからにほかならない。
~~引用ここから~~
世界の果てまでイッテQ!
(略)
2018年11月18日、やらせ疑惑が指摘された問題を受けて視聴者に向けて謝罪した。
2019年7月5日、「祭り企画」のやらせ疑惑について、BPO(放送倫理・番組向上機構)は放送倫理違反と判断。「祭り企画」について、祭りは実在せず、現地のコーディネーターが番組のために用意したものであったのに制作スタッフが把握していなかったと指摘した。その後、日本テレビは「意見を真摯(しんし)に受け止め、今後の番組制作にいかしてまいります」とコメントを発表した。
(略)
~~引用ここまで~~
さらに日本テレビの不祥事はやらせに留まらない。無報酬での番組出演承諾強要に、演出内容への異議放棄強要までしていたというのだ。
~~引用ここから~~
日テレ『シューイチ』、制作協力者に「無報酬」「演出内容への異議放棄」「権利放棄」を強要 文=編集部(ビジネスジャーナル)
日本テレビ系の情報番組『シューイチ』に出演したライターが、収録後に無報酬であることを局側から通達されたと告発した。また、番組の演出に関して異議を唱えないことを認めるよう求められたという。告発したのはライター・編集者の木谷美咲さん。『官能植物』(NHK出版)などの著作があり、食虫植物に関する造詣が深い。その木谷さんが25日、Twitter上で次のように投稿した。
「先日、日本テレビ『シューイチ』から依頼を受け、急遽2日間拘束の撮影で(KAT-TUNの)中丸雄一さんのコーナーに出たところ、撮影後に番組側からどさくさに紛れて無報酬及び番組内容演出に異議を唱えない承諾書を結ばされそうになりました。署名する前に気づいて抗議しましたが、手口、内容ともにどうなんでしょう?」(原文ママ、以下同)
「高視聴率の番組で、依頼の仕事で、一方的に不利益な条件を提示されるのか謎です。コンプライアンス的にも問題あるのでは。料理制作、コーディネート、監修、多岐にわたって仕事をした上でのことです。目下抗議中ですが、私と同じ目に遭う方がいませんように。どうぞお気をつけください」
日本テレビ側が木谷さんに署名を求めた承諾書には、次のような文言が並んでいた(以下、抜粋)。
「私は、当番組の趣旨を十分理解したうえで、無報酬にて当番組の撮影・収録に参加し、以下のことを了承します」
「私は、当番組のスケジュール・撮影・収録・放送にあたっては、貴社(貴社が指定する者を含みます。以下本条において同じとします)の指示に従い、VTR構成等あらゆる演出について貴社に異議を唱えません」
「私は、当番組の撮影・収録に参加することにより何らの権利を取得するものではなく、肖像権、氏名表示に関する権利、プライバシー権等一切の主張・要求をしないこと、また、当番組に参加した際に著作権、著作者人格権、著作隣接権、その他の知的財産権が発生した場合これらの権利が貴社に帰属すること(略)」
(略)
蔓延するクリエイティブ業界の対価不払いトラブル
外注先のクリエイティブ関係者に対する業務対価不払い問題が近年顕在化している。例えば2014年、月刊「創」を発行する創出版をめぐる騒動がその一例だ。「創」連載作家の柳美里さんが同社の原稿料不払いの実態をネット上で告発し、炎上した。創出版が書面やメールによる報酬の説明を怠り、口頭であいまいな執筆依頼をしたことが原因だった。最終的に同社が柳さんに原稿料を支払い騒動は収束したが、マスコミ業界に与えた衝撃は大きかった。
だが、今回は出版不況にあえぐ中小出版社による原稿料遅延ではなく、大手キー局による対価不払い問題だ。承諾書は『シューイチ』のチーフプロデューサー名で署名捺印を求めている。同チーフプロデューサーは制作会社の社員ではなく、日本テレビの社員であることがわかっている。今後の推移を見守りつつ、動きがあり次第続報する。
(文=編集部)
~~引用ここまで~~
天下の日本テレビのやるべきことか。プロ相手に無報酬での出演承諾を強要し、さらに番組への異議を唱えないことまで承諾させようとは。
「専門家」にその道の話を聞くのに「対価」を支払わない。それは専門性への冒涜ではないか。それに専門家とて霞を食べて生きていけるわけではないのだ。報酬を貰わねばならない。資金があるテレビ局が対価をきちんと支払うべきだろう。
それに番組への異議を唱えないことまで強要する承諾書に署名させようとするなど、いやしくも「報道機関」を名乗る企業のすることではない。
しかしNHKでは完全に「報道の自由」を侵害する事件が起きていた。
次の引用文は全て読んで欲しい。有料記事なので全文は引用できないが、無料部分だけでNHKの「報道の自由」が侵害されたとわかるだろう。
~~引用ここから~~
かんぽ報道で郵政「お汲み取り頂いた」 NHK側へ文書 2019年9月26日23時12分(朝日新聞)
かんぽ生命保険の不適切販売を報じた昨年4月のNHKの番組「クローズアップ現代+」が日本郵政グループから抗議を受け、NHKの最高意思決定機関にあたる経営委員会(委員長・石原進JR九州相談役)が適切な対応を求め、NHKの上田良一会長を注意していた。関係者への取材でわかった。
かんぽ報道でNHK会長を注意 経営委、郵政の苦情受け
一連のやりとりには放送行政を所管する総務省の元事務次官、鈴木康雄・日本郵政副社長もかかわっており、上田会長は郵政側に「誠に遺憾」と釈明する文書を送ったという。個別の苦情に、公共放送のトップが対応する異常さを指摘する専門家もいる。
関係者によると、かんぽ生命保険の不適切な営業実態を報じた「クローズアップ現代+」は、続編の放送を目指し、ツイッターで情報提供を呼びかける動画を投稿した。この動画に対し郵政側が一方的な内容で事前取材もなかったとし、削除を求めた。関係者によると、郵政側が「押し売り」「詐欺まがい」といった表現が名誉を毀損(きそん)するなどと主張したという。
その後、番組幹部が郵政側に事情を説明する際、「番組制作と経営は分離し、会長は番組制作に関与していない」などと発言。郵政側が「放送法では番組の最終責任者は会長だ」と反論し、釈明を求める文書を昨年8月2日付で上田会長に送付。NHKの続編取材も拒否したという。動画については、同月、削除され、続編もいったん延期された。
さらに、郵政側は同10月5日付で経営委宛てにNHKの「ガバナンス(統治)体制の検証」を求める書面を送付。経営委は議論の上、番組幹部の発言は誤りだと判断し、同23日に石原委員長が上田会長に「ガバナンス体制の強化」名目で口頭で注意した。上田会長は同11月6日付で番組幹部の発言を「誠に遺憾」とする文書を届けた。翌日、郵政側は「充分意のあるところをお汲(く)み取りいただいた」とした上で、「一応の区切り」とする文書を元総務事務次官の鈴木副社長名で返した。
NHK広報局や石原委員長は今月26日、それぞれ「自主・自律や番組編集の自由が損なわれた事実はない」とするコメントを発表した。
立教大学の砂川浩慶教授(メデ…(以下有料)
~~引用ここまで~~
日本郵政グループのかんぽ生命の保険販売に不正があったことは明らかで、民営化失敗の象徴だ。郵便局は民営化の失敗を認め国営に戻さなければならない。全く小泉純一郎と竹中平蔵に日本中が騙されたものだ。
それどころか天下った総務省事務次官までもがNHKに圧力を掛け、NHK経営委員会がNHK会長に「遺憾」と謝罪までさせていたとは驚きだ。
NHKの「報道の自由」への介入そのものではないか。鈴木康雄元総務省事務次官は日本郵政副社長を辞任しなければならないし、何よりNHK経営委員会は総辞職しなければならない。安倍晋三と中川昭一の失脚を謀った朝日新聞と北朝鮮の謀略とは根本的に違う。NHK番組改変問題の真実
ところが所管大臣の高市早苗総務大臣は早くも「無罪宣告」だ。NHK経営委員の人選は首相にある。つまり安倍晋三の「お友達」の財界人、知識人ということだ。安倍晋三のケツを舐めて出世した高市早苗には安倍晋三のお友達の不利益になることはできないということか。
~~引用ここから~~
高市氏「放送法に反しない」 NHK経営委会長注意 2019.9.27 14:26(産経新聞)
高市早苗総務相は27日午前の記者会見で、かんぽ生命保険の不正販売問題を報じたNHK番組をめぐり、日本郵政グループの抗議を受けたNHKの経営委員会が上田良一会長を厳重注意した対応について「放送法に反した行動は取っていない」と述べた。個別の番組編集への干渉を禁じた同法に抵触しないとの認識を示した。
高市氏は、26日に総務省として経営委に事実関係を聴取したことを明らかにした。その上で、経営委の職務として放送法29条が定める役員の職務執行の監督を挙げ「会長に対する注意は経営委の権限の範囲内で行われ、個別の番組編集について述べたものではないと聞いている」と説明した。
かんぽ生命の不正販売問題は、NHKが昨年4月に「クローズアップ現代+」で報じ、番組ホームページで情報提供を呼びかける動画を投稿した。
郵政側は昨年7月、動画の削除を求める抗議文を上田会長あてに送付し、同年10月には経営委にガバナンス(企業統治)の強化を文書で要請した。経営委はこれを受け、上田会長に「適切な視聴者目線の対応」を行うよう注意した。
~~引用ここまで~~
あいちトリエンナーレの表現の不自由展に文化庁が補助金を出すのを止めたこととはわけが違う。それは表現の自由をいささかも侵害していない。公金を出すのを止めたに過ぎない。それを問題視している左翼は頭がおかしいのだ。だから肝心なときに信用されないのだ。
NHK経営委員会のNHK会長を厳重注意したことは個別の番組への介入で、表現の自由の侵害にほかならない。ただこの問題が燃え上がるかはわからない。世論、マスコミ、政治の動きが読めるわけではないのだ。
左翼はあいちトリエンナーレの表現の不自由展への補助金支出停止を問題視している。そちらが大きく取り上げられればNHK経営委員会にNHKの表現の自由が侵害された問題は忘れ去られていくだろう。
この問題こそ大きくとりあげるべきなのだが。さてどうなるか。
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