面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

外国政府に検閲される日本マスコミ

2020-07-08 23:21:30 | マスコミ
~~引用ここから(ツイッターはそのまま埋め込めない)~~

テレ朝アナ「ウイグル問題、中国当局のチェックも入り、これまで扱うのはややタブーとされてきた」! : 特定アジアニュース

大下容子ワイド!スクランブル(テレビ朝日 2020/07/06)

特定アジアニュース

 


大下容子ワイド!スクランブル
(テレビ朝日 2020/07/06)

大下容子(テレビ朝日アナウンサー):やっぱり民主主義国が分断している場合ではないといいますか、やっぱり一致して人権抑圧に対して、日本も含めてですけど、声を上げていかなければいけないなあと、小松さん、思うんですがどうでしょう。

小松 靖(テレビ朝日アナウンサー):これはあの、我々メディアも、実は、瀬尾[傑]さんも出版社出身だからお分かりだと思うんですけど、非常に扱いにくい問題なんですよね、ウイグル問題って、それはやっぱり中国当局のチェックも入りますし、だから我々報道機関でも、そのウイグル自治区のニュースを扱うというのは、これまで、まあ、ややタブーとされてきた部分もあって、でも私は去年、その共産党の内部告発の文書が出て、ニューヨーク・タイムズが報じて[2019年11月16日]、西側のメディアが報じて、つまり我々が報じやすい素地ができたってことは、おそらく中国共産党内部に、まあ、力関係なんでしょうか、なにかウイグル問題を出して、それをダシにして、権力構造を変えてもいいという動きがあるのかなあとすら、瀬尾さん、思うんですね。

https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1280010947206115330?s=20

(略)

こうした報道姿勢が見抜かれつつあって、視聴者からのマスコミへの信頼が低下しているですよね。
~~引用ここまで~~


金正日が拉致を認めるまで拉致問題はタブーだった。北朝鮮が拉致したことは誰もがわかっているのに、それを公の場で話すことができなかった。テレビも「拉致疑惑」と報道し、報道する度に朝鮮総連から凄まじい抗議が来てそれに屈してしまうのだった。事実上の「検閲」だった。

今回のそれも大下容子テレビ朝日アナウンサーの発言に対して小松靖テレビ朝日アナウンサーが

「中国当局のチェックも入るから我々報道機関も扱いにくい」

と事実上支那に検閲されている実態を暴露した。小松靖アナウンサーの発言が勇気ある内部告発なのか、ついうっかりとした発言なのかは今のところわからない。しかし大変な発言だ。

もちろん日本のマスコミが支那に検閲されていることは日本人は薄々勘づいていただろう。しかし地上波でテレビ朝日のアナウンサーがそれを認める発言をしたことは重い。

日本のマスコミは政府による報道への干渉には神経質すぎるくらい神経質だが、外国政府の検閲には簡単に屈するのだ。

TBSが2年前くらいに拉致問題について報道していたが、朝鮮総連から抗議を受けて止めてしまった。屈したのだ。金正日が拉致を認めて十何年経ったというのか。未だに朝鮮総連が怖いのだ。TBSは坂本弁護士一家をオウム真理教に売り渡した頃から何も成長していない。

田原総一朗は政府には偉そうなことを言うが、北朝鮮や支那には黙りだ。政府にはいくら批判しても反撃されないとわかっているから好き放題言えるのだ。支那や北朝鮮に圧力を掛けられるとはいえ逮捕されたり消されたりすることはない日本でなぜ圧力に屈するのか。こういうことの積み重ねがマスコミへの信頼を失わせる。

総務省や警察も支那や北朝鮮・朝鮮総連の圧力、検閲からマスコミを守ろうというつもりはないのか。独裁国家による圧力から報道機関を守るのは政府の役目ではないか。

自民党の支那に対する抗議が媚支那派二階の圧力で弱まったように政府、自民党に媚支那派や媚北朝鮮派が山ほどいるからではないか。あるいは政府は報道の自由を軽んじている。外国政府に検閲されることは民間の抗議ではないというのに。

ツイッターでは拡がっているようだが、この発言が大きく拡がって欲しい。外国政府に検閲されることは国益を侵害する。

最後に令和2年5月度のABC部数を引用する。新聞部数は激減状態だが、新聞に対する信頼が失われているから購読を止めたわけではないだろう。ネットの普及により紙の新聞が時代遅れになっただけのことだ。国民は新聞への信頼性の低下を不買に繋げたりしない。経済の停滞で新聞を購読できない世帯が増えているのはあるかもしれないが。

~~引用ここから~~
http://www.kokusyo.jp/oshigami/15317/

2020年5月度のABC部数、朝日新聞は「500万部切れ」へカウントダウン、止まらぬ新聞発行部数の急落

2020年5月度のABC部数が明らかになった。コロナウィルスの影響なのか、中央紙各紙は大幅に部数を減らしている。

このうち朝日新聞は、この1年で約43万部の減部数となり、500万部切れが時間の問題となった。読売新聞も、年間で約40万部を減らした。毎日新聞は約19万部の減部数である。

詳細は次の通り。()内は、対前年同月差である。

朝日:5,083,583 (-432,063)
毎日:2,198,324(-193,376)
読売:7,623,780(-404,181)
日経:2,069,880(-228,424)
産経:1,315,039(-61,325)

周知のようにABC部数には、残紙が含まれている。減部数の原因は、残紙を整理した結果である可能性が高い。

ちなみにこの1年の全国の日刊紙の減部数は、約195万部である。年間200万部減のペースは止まらない。
~~引用ここまで~~

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