面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

岸田文雄の支持率が下がった

2022-08-09 22:04:09 | 政治
JNNでは支持率が2.9ポイントしか下がらないと嘆いたが、NHKの世論調査では13ポイント下がり、読売新聞の世論調査では8ポイント下がった。共同通信の12ポイントに続いて急落と言って良い。統一教会問題を連日マスコミが報道しているからだ。NHK、テレビ朝日、フジテレビはあまり報道していないが。

他に新型コロナウイルスの蔓延に、安倍晋三の国葬の是非や物価高への無策も支持率を押し下げる要因だ。岸田文雄は内閣改造・役員人事で乗り切るつもりだが、ご祝儀相場は一ヶ月程度しか持つまい。「骨格」を変えないのだから内閣改造・役員人事に意味はないのだ。世論も一ヶ月しか騙されまい。

~~引用ここから~~
岸田内閣「支持」46% 内閣発足後最低に 「不支持」28% | NHK

岸田内閣「支持」46% 内閣発足後最低に 「不支持」28% | NHK

【NHK】NHKの世論調査によりますと、岸田内閣を「支持する」と答えた人は、前回・3週間前の調査より13ポイント下がって46%だっ…

NHKニュース

 


NHKの世論調査によりますと、岸田内閣を「支持する」と答えた人は、前回・3週間前の調査より13ポイント下がって46%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は7ポイント上がって28%でした。「支持する」と答えた人の割合は、去年10月の内閣発足後最も低くなりました。

NHKは、今月5日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは2577人で48%にあたる1223人から回答を得ました。

(略)

新型コロナをめぐる政府の対応をどの程度評価するか尋ねたところ、「大いに評価する」が6%、「ある程度評価する」が52%、「あまり評価しない」が29%、「まったく評価しない」が8%でした。

新型コロナの濃厚接触者に求める待機を、政府が最短で3日目に解除できるようにしたことについて、「評価する」が57%、「評価しない」が29%でした。
強い措置がとれる感染症に指定されている新型コロナの扱いを維持すべきか、季節性のインフルエンザと同じ扱いに変えるべきか尋ねたところ、「維持すべき」が44%、「変えるべき」が41%でした。

政府が来月27日に安倍元総理大臣の「国葬」を行うことへの評価を聞いたところ、「評価する」が36%、「評価しない」が50%でした。

「世界平和統一家庭連合」、旧統一教会と政治との関係について、政党や国会議員が十分説明しているかどうか尋ねたところ、「十分説明している」が4%、「説明が足りない」が82%でした。

(略)
~~引用ここまで~~


~~引用ここから~~
岸田内閣支持率57%、旧統一教会との関係「説明果たしてない」87%…読売世論調査

岸田内閣支持率57%、旧統一教会との関係「説明果たしてない」87%…読売世論調査

読売新聞社は5~7日に全国世論調査を実施し、岸田内閣の支持率は57%となり、参院選直後に行った前回(7月11~12日調査)の65%から8ポイント下落した。不支持...

読売新聞オンライン

 


 読売新聞社は5~7日に全国世論調査を実施し、岸田内閣の支持率は57%となり、参院選直後に行った前回(7月11~12日調査)の65%から8ポイント下落した。不支持率は32%(前回24%)。

 「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)とのつながりについて、政党や国会議員が説明責任を果たしていると「思わない」は87%に達した。

 新型コロナを巡る政府の対応を「評価する」は52%(前回64%)に低下し、「評価しない」は41%(同31%)。物価高への対応を「評価しない」は71%(6月22~23日調査71%)だった。「旧統一教会」「コロナ」「物価高」への対応への不満が支持率を押し下げたとみられる。

 政府が安倍晋三・元首相の国葬(国葬儀)の実施を決めたことについては、「評価する」49%、「評価しない」46%と世論が二分した。
~~引用ここまで~~


内閣改造・役員人事の報道がされているが、やはり新鮮味も面白みもない。支持率はご祝儀相場で少し上がるかという程度だろう。それに若さを感じない。年寄りばかりではないか。

~~引用ここから~~
経産相に西村康稔氏、防衛相に浜田靖一氏 10日内閣改造

経産相に西村康稔氏、防衛相に浜田靖一氏 10日内閣改造

岸田文雄首相(自民党総裁)は10日、内閣改造・党役員人事をする。経済産業相に西村康稔氏、厚生労働相に加藤勝信氏、防衛相に浜田靖一氏、経済安全保障相に高市早苗政調会...

日本経済新聞

 


岸田文雄首相(自民党総裁)は10日、内閣改造・党役員人事をする。経済産業相に西村康稔氏、厚生労働相に加藤勝信氏、防衛相に浜田靖一氏、経済安全保障相に高市早苗政調会長、デジタル相に河野太郎氏を起用する。

寺田稔首相補佐官は総務相、葉梨康弘氏は法相、野村哲郎氏は農相、永岡桂子氏は文部科学相、西村明宏氏は環境相、岡田直樹氏は地方創生相でそれぞれ初入閣する。秋葉賢也氏は復興相、谷公一氏は国家公安委員長、小倉将信氏は少子化相に就く。

鈴木俊一財務相、林芳正外相、山際大志郎経済財政・再生相は留任させ、萩生田光一経産相は政調会長への起用を調整する。総務会長には遠藤利明選挙対策委員長を検討する。物価高対策や防衛力強化といった課題に取り組む体制をつくる。

麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長、松野博一官房長官、斉藤鉄夫国土交通相は続投させる。萩生田氏は銃撃を受けて死去した安倍晋三元首相に近く、最大派閥の安倍派に所属する。重要政策を巡る政府・与党の調整を委ねる。同じ安倍派に所属する高木毅国会対策委員長は留任する方向だ。

(略)
~~引用ここまで~~


高市早苗は保守派に人気だから全くの無役にするのは悪手かもしれないが、統一教会の関連団体に祝電を送っていたはずだ。統一教会関係議員を閣僚にすることこそリスクだと思うのだが。福田達夫の防衛相抜擢の報道もされていたが、失言が世間に忘れられるまで閣僚はあるまい。あの失言で将来の首相の芽は消えた。

防衛相に浜田靖一か。ハマコーの息子だが、二度も閣僚(防衛相)にするほど実力があるとも党内で睨みが効く存在とも思えないのだが。岸田文雄が保守派を防衛相にすることを嫌ったのだろうか。

小渕優子の復権はないようだ。

解散がなければ3年間選挙がない「黄金の3年間」とさんざん言われたが、安倍晋三暗殺で潮目がガラリと変わった。支持率も急落し、慌てて内閣改造・役員人事を実行したが、この顔触れではご祝儀相場が一ヶ月効果があるか程度だろう。

「骨格」を変えないのだから積極財政に転換するとも思えない。物価高対策には減税か補助金つまり積極財政しかないのだが、財務省に言いなりの岸田文雄では駄目だろう。

岸田文雄は案外長期政権になるかと思ったが、2年くらいで支持率下落により退陣に追い込まれるのではないか。実績を上げられるとも思えない。統一教会問題でズルズル支持率が下がるだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日もしんどい | トップ | 第二次岸田文雄改造内閣に所見 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事