面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

国民の敵宮沢洋一

2024-12-18 14:48:36 | 経済
面白くなってきた。年収の壁引き上げで宮沢洋一は123万円への引き上げしか示さず国民民主党は話にならないとして席を立ったのだ。補正予算は成立したが、来年の本予算は国民民主党の賛成がなければ成立しない。そのことを宮沢洋一は理解しているのだろうか。自民党税調が聖域とされたのは衆議院で過半数があればこそだ。今の自公で衆議院過半数割れの状態は権力は大いに落ち込んでいるのだ。

国民民主党は話にならないとして席を立ったが、もちろん協議はまだ続いている。キャスティングボートを握っている国民民主党の立場を見せるポーズに過ぎないからだ。しかし自民党が本当に国民民主党に譲歩しないのであれば来年の本予算は通らなくなる。石破茂はそのことを理解しているようではあるのだが。

~~引用ここから~~
「やる気ないと判断」国民民主、10分弱で協議打ち切り通告…「103万円」上げ幅巡り自・公と神経戦

「やる気ないと判断」国民民主、10分弱で協議打ち切り通告…「103万円」上げ幅巡り自・公と神経戦

【読売新聞】 国民民主党が、年収103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の引き上げ幅を巡って、自民、公明両党と神経戦を繰り広げている。自公に協議の...

読売新聞オンライン

 


 国民民主党が、年収103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の引き上げ幅を巡って、自民、公明両党と神経戦を繰り広げている。自公に協議の打ち切りを一方的に通告し、譲歩を迫っている。与党側は財源の懸念などから妥協には慎重な姿勢を崩していない。

 国民民主の古川元久税制調査会長は17日、自民、公明、国民民主3党の税調会長協議で、自公が提示していた2025年分から「123万円」に引き上げる案からの進展がなかったとして、「協議打ち切り」を通告し、10分弱で席を立った。

 古川氏が強気の態度に出たのは、最低賃金の伸び率を根拠として、「178万円」への引き上げが譲れないためだ。国民民主は衆院選でも強く訴えてきた。

 この後の党会合で、古川氏は「(自公は)やる気がないと判断せざるを得ない」と述べた上で、来年度予算案についても「当然、賛成できない」と反対をちらつかせ、与党をけん制した。

 3党は11日、幹事長間で「178万円を目指して、来年から引き上げる」と合意した。国民民主内では、協議を幹事長以上のレベルに引き上げ、与党に政治決断を迫る案も浮上している。

 一方、自民党は「協議を続けたいというのが自民、公明の考えだ」(宮沢洋一税調会長)との姿勢だ。

 3党の協議を巡っては、引き上げ幅以外にも、学生らがアルバイトで年収が103万円を超えた場合、扶養する親らの税負担が増える特定扶養控除に関する主張でも食い違いがある。財源の協議も手つかずのままだ。

 自公は、日本維新の会と教育無償化に関する協議を始めている。国民民主との協議が不調に終わった場合、「維新を引っ張り込めばいい」(自民ベテラン)との意見も出ている。
~~引用ここまで~~


ツイッターでは宮沢洋一は「国民の敵」として猛烈に非難されている。次の選挙で落とせという声も大きいが、それはできない。宮沢洋一の改選は次回ではなく次々回だからだ(宮沢洋一は参議院議員だ)。

しかも参議院広島選挙区は2人区だからまず自民党と野党が1人ずつ当選してしまう。次々回宮沢洋一を落選させようとしてもまず無理なのだ。次々回の令和10年には宮沢洋一は78歳だから引退する可能性もある。選挙で引導を渡すのはまず無理だから直接猛烈に批判して倒すしかないのだ。

国民民主党の支持率は立憲民主党を越えてうなぎ登りだ。立憲民主党と自民党は下がっている。国民に大規模減税をもたらそうとしているのだから当然といえる。次の参院選と総選挙ではどういう戦略で戦うかはわからないが、選挙区にも候補者を立てることができれば議席をかなり増やすだろう。

維新が教育無償化を条件に来年の本予算にも賛成する構えを見せている。維新の票があれば衆議院で過半数に達してしまうからこれが起こると不味いと考えていた。しかし維新が本予算に賛成することは国民民主党の大規模減税を潰すことと同義だ。つまり宮沢洋一だけではなく維新も「国民の敵」になってしまう。共同代表の前原誠司はそこまでわかっているのだろうか。

公明党のように創価学会のような組織票を持っているならともかく自民党と組んだ政党はそのエネルギーを自民党に吸いつくされてしまうのだ。社会党やさきがけなどがそうだ。社会党は公約破りや拉致問題もあるのだが。

だから国民民主党は自民党の連立政権に加わろうとしない。部分連合と呼ばれることさえ好ましく思っていない。自民党と組めば世論に見放されるとわかっているからだ。

この問題への対処方法は石破茂が出てきて178万円への引き上げを丸呑みするしかない。それ以外に例えば維新と組んで国民民主党との協議を止めると国民の怨嗟を一身に受け止めることになる。維新もだが。

参院選惨敗は確定だ。参議院は一度負けると6年間議席が足りなくなる構造になっている。石破茂がどこまでわかっているかはわからないが、維新と組んで数合わせができれば良いわけではないのだ。

だが人間は理性や損得勘定だけでは動かない。感情がある。国民民主党に譲歩するのが最良だが、自民党にそれができるかはわからない。背後に財務省がいれば尚更だ。

家族や友人、職場の同僚などに「年収の壁が178万円にまで引き上げられれば手取りが年8万円増えるらしいぞ。期待してしまうよな」、というような話をして欲しいのだ。そうすれば年収の壁を引き上げるべきだという世論は盛り上がるし、成功すればさらに国民民主党の支持率は上がる。妨害すれば自民党と維新は国民の敵となり支持率は下がり参院選は壊滅だ。

ネットでもツイッターでもなんでも良いので、年収の壁を引き上げに期待する書き込みと妨害する宮沢洋一と財務省を批判する書き込みをして欲しい。ネットの書き込みは書いているうちにヒートアップして一線を越えないよう注意が必要だ。逮捕されたり、民事訴訟される可能性があるからだ。

口コミでもネットでも貴方ができることをできるだけして欲しい。やり過ぎて現実生活に支障を来すようではもちろん本末転倒だ。できる範囲で良いのだ。それに継続も大事だから1日だけ頑張って力尽きても仕方ない。

国民民主党を支援して年収の壁を178万円にまで引き上げて、ガソリン税の暫定税率も廃止に追い込もう。

新聞は財務省の犬だから国民民主党に否定的だ。財源がどうのこうのと難癖をつけてくる。税収の上振れと国債の発行で十分に穴埋めできるのだが。だから財務省の犬の新聞は不買・解約しよう。これもできる範囲で良いので周囲の人にも不買・解約を呼び掛けて欲しい。

年末年始は帰省する人もいると思うので実家の親が新聞を購読していたら止めさせて欲しい。認知症予防や毎日新聞配達で無事を確認するなど理由があれば仕方ないが。我が家も父が大好きで購読しているのだ。偉そうなことは言えない。

テレビはワイドショーで財務省の犬自民党の犬の田崎史郎が財務省のプロパガンダをしている。私としては消して視聴率を下げて欲しいのだが、どうしても批判がしたい人はそれも良いだろう。効果はあるはずだ。他のことをする方が時間の有効活用だとは思うが。

選挙は本当に大事だ。自民党、公明党、立憲民主党、維新、社民党、共産党に入れてはならない。国民の敵だからだ。選挙区は自民党か立憲民主党しか選択肢がないかもしれないが。比例は国民民主党か参政党、日本保守党かれいわ新選組にいれよう。れいわ新選組は私には少しリベラルすぎるのだが。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし私の命も繋がるからだ。


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