「臭いものには蓋」でうやむやにするのはもう止めよう

日本は都合の悪いことに「臭いものには蓋」をしすぎなんじゃないかということだ。都合の悪いことには詳細を論じずとりあえず謝っておけば良いという考えだ。

朝鮮半島を支配したことについても何が悪かったかを論じることなく謝罪するだけだ。自民党の統一教会問題も詳細は調べず絶縁するから許してくれで終わり。それは良くない。

ツイッターにも書いたが、GHQというか米国に占領統治された。7年間もだ。しかしそれは大東亜戦争に負けたから仕方ないと大半の日本人は考えていよう。朝鮮半島を支配したことも日清戦争と日露戦争に勝ったから仕方ないではないか。戦争に大勝すれば領土が広がるのは当然のことだ。

戦争に負けて良かったと考えるのは売国奴だけだ。大東亜戦争に負けて良かったと考える売国奴が少なからずいて嫌になるが。

例えば朝鮮半島の植民地支配の何が悪いのだ。搾取も虐待もしていないのではないか。韓国や北朝鮮は「世界に類を見ない悪辣な植民地支配」などと言うが無論違う。確かに「支配」したことは間違いないのだ。大日本帝国憲法を朝鮮半島と台湾には適用せず、参政権を与えなかったのだから。

それが悪いと言われれば確かにそうだが、「世界に類を見ない悪辣な植民地支配」ではあるまい。韓国は30年前まで軍事独裁国家だったし、北朝鮮は金一族の専制国家だ。

朝鮮半島にも台湾にも学校を建て、教育制度を整え、道路を敷き、産業を興したのだ。両班に搾取されるだけで学校も産業も何もなかった朝鮮半島を近代化した大日本帝国の功績を評価しないのはおかしい。朝日新聞などの売国勢力の全盛時代は江藤隆美総務庁長官（当時）がオフレコで日本は朝鮮半島に良いこともしたと言っただけで韓国、支那はいきり立ち辞任を余儀なくされた。全く異常である。

慰安婦も実態は売春婦に過ぎない。貧困から身体を売らざるを得なかった女性は気の毒だが、古今東西不思議なことでもない。大日本帝国の軍人や官憲が強制連行して性奴隷にしたわけでは無論ないのだ。

親に売られたり、女衒に騙された女性をそのまま慰安婦として利用したことは確かに問題だが、韓国はその事を批判しているわけではない。朝日新聞は記事を取り消して謝罪したが女性の尊厳を損ねたなどと未だに批判している。政府が河野談話を取り消さないからだ。

南京事件や関東大震災で殺害された朝鮮人に関してもうやむやで調べようとしない。南京事件で30万人も虐殺されたはずがないし、関東大震災で朝鮮人は無辜の被害者ではなかった。関東大震災に乗じた犯罪者やテロリストがいたのだ。だがそれも政府は調査して反論しようとはしないのだ。

統一教会問題にもそれが現れている。統一教会の何が問題でなぜ政治家は統一教会と関係を持ってはいけないのか。そこから始めなくてはならない。一言で言えばカルトだからだが、創価学会の公明党とは自民党は20年連立を組んでいる。それは許されるのかなどと自民党御用芸者（言論人）は統一教会問題で自民党を庇うために言うが、公明党と連立を組んでいるのは自民党だ。

信教の自由の問題を深く掘り下げて何が許されて何が許されないのか。新興宗教全てをカルト扱いするのは現実的ではないし、間違いだろう。だがオウム真理教はカルトそのものだ。サリンを撒いたからではあるが、そちらはテロリストと評価すべきで、やはり信者を「洗脳」していたからではないか。

統一教会は霊感商法、合同結婚式、高額献金強要で人生を破滅させるからだ。カルトそのものだ。そのカルトと政治家が関わることで広告塔になるし、警察などが摘発できなくなる。

閉会中審査ではなく国会を召集して議論すべきだ。幕引きを許してはいけない。

とかく日本は日本人は深く掘り下げない。うやむやにしてしまう。それはもう止めようではないか。何が悪いのか、そもそも事実は何なのか。調べようではないか。議論しようではないか。