横浜市教育委員会が児童生徒への猥褻行為で懲戒免職及び有罪確定で失職した元教員の裁判を国民から隠蔽するために横浜市教育委員会の職員を動員して傍聴席を埋めていたことが明らかになった。前代未聞の不祥事だ。これを暴いた東京新聞の森田真奈子記者を絶賛したい。
東京新聞の記者だから恐らく思想はリベラルだろうから保守の私とは合わないだろうが、この取材は素晴らしい。新聞協会賞に価値などないが、他にジャーナリストを讃える賞がないので新聞協会賞受賞ものだ。
林文子横浜市長を辞めさせたい - 面白く、そして下らない
横浜市教育委員会はとことんまで腐っているようだ。当時の林文子前横浜市長時代にいじめに関する問題を当時の岡田優子前教育長が認定しないなどあまりにもいじめ問題を軽んじている。
林文子前横浜市長は選挙で落選してどこかに天下りしたのだが、岡田優子前教育長は神奈川県の公安委員会委員長になっている。岡田優子前教育長は高卒の叩き上げなのだが、なぜこれほど優遇されるのかわからない。神奈川県・横浜市の権力者の庇護下にあるのだろうか。
話を猥褻教員の裁判の隠蔽工作に戻す。まず横浜市教育委員会の職員を動員して傍聴席を埋めて裁判の傍聴を妨害しようとするその発想がありえない。どんな考えからそんな発想に至るのだ。
そして横浜市教育委員会の職員の誰もがそれをおかしなものと思わず止めようとしない。上意下達の軍隊(自衛隊)や警察でも部下が異論を挟むだろう。そのくらいおかしな通達だ。
しかも旅費を支給するなどとことんまで腐っている。猥褻教員は「身内」らしく懲戒免職処分になってまで庇うのだ。ここまで来るとトップの教育長の交代でどうにかなる次元ではない。
第三者委員会の検証でも良いのだが、やはりここは横浜市議会の出番だろう。横浜市教育委員会の幹部を市議会に呼び出して全容を明らかにして貰いたい。鯉渕信也教育長は懲戒免職にするしかないのではないか。鯉渕信也教育長は東大経済学部卒のエリートだが、罪から逃れられるわけではない。他の横浜市教育委員会の幹部も懲戒処分は避けられまい。
児童生徒のプライバシー保護のため保護者の要請を受けてなどとこの期に及んで述べているのだ。被害者のプライバシー保護にも裁判所も検察庁もかなり気を使っている。横浜市教育委員会が職員を動員して傍聴席を埋めて一般国民に裁判を傍聴させないで被害者のプライバシー保護など論外だ。
この事件は単なる不祥事として扱ってはいけない。横浜市教育委員会の体質そのものが問われる事件だ。大掃除が必要だ。
新聞は財務省の犬だから購読する価値がないが、今回のスクープは素直に評価したい。東京新聞を購読することはないが、森田真奈子記者を絶賛したい。
テレビはこの横浜市教育委員会の隠蔽工作をどれくらい取り上げるだろう。一応既に報道してはいるようだが、どこまで深掘りするのか。まあ深掘りしても長時間テレビを見るのは苦痛なので見ないが。つまらない番組を見ないでその分有意義なことをして欲しい。睡眠不足の日本人は眠るでも良い。
教育委員会は自治体から半独立していることが問題だ。自治体の下部組織として首長の指導を受ける体制にするべきだと考える。問題ある首長のことも少なくないが、少なくとも選挙で資質を問われるからだ。無投票の地方選挙も少なくないのだが。
最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の気持ちも上向くからだ。ブログは毎日書ければ良いのだが。
東京新聞の記者だから恐らく思想はリベラルだろうから保守の私とは合わないだろうが、この取材は素晴らしい。新聞協会賞に価値などないが、他にジャーナリストを讃える賞がないので新聞協会賞受賞ものだ。
~~引用ここから~~
横浜市教育委員会は21日、2019年度から今年4月にかけて横浜地裁で公判があった教員によるわいせつ事件で、多数の職員を動員して法廷の傍聴席に行かせ、一般の人が傍聴できないようにしていたと発表した。村上謙介教職員人事部長は記者会見し、プライバシー保護を求める被害児童・生徒側の要請を受けた対応で「教員を保護しようという意図はない」と釈明し、「行き過ぎだった。一般の方の傍聴の機会が損なわれたことについて、大変申し訳なく思う」と謝罪した。(神谷円香)
◆「関係者が集団で来たと分からないよう、待ち合わせは避けて」
職員を動員したのは、強制わいせつ罪に問われた小学校校長の他、教員が被告となった計4事件の公判。
地裁では注目事件を除く多くの裁判の傍聴が、抽選ではなく先着順で、立ち見は認められていない。
市教委によると、職員の動員は19年度に3回、昨年12月~今年4月に8回の計11回。4カ所ある学校教育事務所や人事担当部署などから毎回、傍聴席を埋められるよう最大50人を業務として出張させていた。19年度は延べ125人に命じ、昨年12月以降は延べ371人が地裁に赴いた。旅費を支給する場合もあった。
動員が始まったきっかけは、19年度の公判で被害者の保護者が一般傍聴者に事件の内容を知られるのを望まなかったことだと説明。意向を踏まえ、当時の鯉渕信也教育長とも相談した上で、職員が傍聴席を埋める方針を決めた。市教委は、他の3件も保護者の要望に基づく対応と主張した。
職員に出張を命じる文書では、注意事項として「関係者が集団で来たことが分からないよう、裁判所前での待ち合わせは避けて」などと要請していた。市教委は「市の事案だと悟られないようにというのはあった」と認めた。
今月7日に外部から職員動員に関する問い合わせがあったことを受け、市教委は今後の対応を協議。関係部署に20日、今後は実施しないことを通知した。
4件はいずれも市内の児童・生徒が被害者。3件は教員が懲戒免職となり、もう1件も実刑を受けて既に失職している。
◇
◆江川紹子さん「公開の原則ゆがめ大きな問題」
ジャーナリスト・江川紹子さんの話 憲法で保障されている裁判公開の原則をゆがめており、大きな問題。公開されることで手続きが公正かチェックできるほか、国民の知る権利につながる。教育現場での性犯罪をどう防ぐかは大きな関心事になっており、裁判は事件の概要や原因を知ることで再発防止を考えるための場でもある。
被害者保護には裁判所も検察庁も神経を使っており、被告人の名前すら隠すケースもある。被害者の家族からプライバシー保護の要望があれば、検察庁への相談を促すのが市教委の適切な対応。なぜ動員を始めたのか、第三者が検証する必要がある。
~~引用ここまで~~
~~引用ここから~~
「著名人の事件でもないのに、なぜこんなに多くの人がいるのか」。横浜地裁で開かれた、ある被告の刑事裁判で、記者は3月以降、疑問を持ち続けていた。
<横浜市教育委員会は21日、2019年度から今年4月にかけて横浜地裁で公判があった教員によるわいせつ事件で、多数の職員を動員して法廷の傍聴席に行かせ、一般の人が傍聴できないようにしていたと発表した。>
◆取材を受けたくない?ぶっきらぼうな短い返事
強制わいせつ罪に問われた神奈川県内公立小の元校長の裁判。4月下旬、午前11時開廷の30分ほど前に法廷に向かうと、入り口にはスーツ姿の男女60人ほどの長い列ができていた。関係者によると、午前10時ごろには50人以上が並んでいたという。傍聴席は48席しかなく、この日の論告求刑の取材を断念せざるを得なかった。
3月も、同じ裁判で傍聴席はスーツ姿の人で埋め尽くされていた。被害者保護の観点から、裁判所内に掲示されている開廷表でも被告の名は伏せられているため、明らかに異様だった。
公判後、裁判所の外でスーツ姿の女性に傍聴のきっかけを聞いた。「誘われたので」「興味があるので」。ぶっきらぼうな短い返事が繰り返された。強い口調から、取材を受けたくないという意志を感じた。
◆職員の出張記録を求めると、市教委は時間稼ぎを始めた
市教委は組織ぐるみで傍聴を妨げているのでは。
頭に浮かんだ。だが、被告が教員ということ以外に手がかりがない。そこで4月の公判後、傍聴人の1人の後を追った。乗り込んだ地下鉄の同じ車両で様子をうかがっていると、10分ほどで下車。横浜市南部学校教育事務所(港南区)が入居するビルに入っていった。
傍聴人は市教委職員で、被告も市に関係していると確信。すぐに市教委に、地裁への職員の出張記録や具体的な指示が分かる文書の開示を求めた。通常は2週間以内に開示するかの通知があるはずだが、今月15日に「期間内の開示決定が困難」と延長の連絡がきた。(森田真奈子)
~~引用ここまで~~
林文子横浜市長を辞めさせたい - 面白く、そして下らない
横浜市教育委員会はとことんまで腐っているようだ。当時の林文子前横浜市長時代にいじめに関する問題を当時の岡田優子前教育長が認定しないなどあまりにもいじめ問題を軽んじている。
林文子前横浜市長は選挙で落選してどこかに天下りしたのだが、岡田優子前教育長は神奈川県の公安委員会委員長になっている。岡田優子前教育長は高卒の叩き上げなのだが、なぜこれほど優遇されるのかわからない。神奈川県・横浜市の権力者の庇護下にあるのだろうか。
話を猥褻教員の裁判の隠蔽工作に戻す。まず横浜市教育委員会の職員を動員して傍聴席を埋めて裁判の傍聴を妨害しようとするその発想がありえない。どんな考えからそんな発想に至るのだ。
そして横浜市教育委員会の職員の誰もがそれをおかしなものと思わず止めようとしない。上意下達の軍隊(自衛隊)や警察でも部下が異論を挟むだろう。そのくらいおかしな通達だ。
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第三者委員会の検証でも良いのだが、やはりここは横浜市議会の出番だろう。横浜市教育委員会の幹部を市議会に呼び出して全容を明らかにして貰いたい。鯉渕信也教育長は懲戒免職にするしかないのではないか。鯉渕信也教育長は東大経済学部卒のエリートだが、罪から逃れられるわけではない。他の横浜市教育委員会の幹部も懲戒処分は避けられまい。
児童生徒のプライバシー保護のため保護者の要請を受けてなどとこの期に及んで述べているのだ。被害者のプライバシー保護にも裁判所も検察庁もかなり気を使っている。横浜市教育委員会が職員を動員して傍聴席を埋めて一般国民に裁判を傍聴させないで被害者のプライバシー保護など論外だ。
この事件は単なる不祥事として扱ってはいけない。横浜市教育委員会の体質そのものが問われる事件だ。大掃除が必要だ。
新聞は財務省の犬だから購読する価値がないが、今回のスクープは素直に評価したい。東京新聞を購読することはないが、森田真奈子記者を絶賛したい。
テレビはこの横浜市教育委員会の隠蔽工作をどれくらい取り上げるだろう。一応既に報道してはいるようだが、どこまで深掘りするのか。まあ深掘りしても長時間テレビを見るのは苦痛なので見ないが。つまらない番組を見ないでその分有意義なことをして欲しい。睡眠不足の日本人は眠るでも良い。
教育委員会は自治体から半独立していることが問題だ。自治体の下部組織として首長の指導を受ける体制にするべきだと考える。問題ある首長のことも少なくないが、少なくとも選挙で資質を問われるからだ。無投票の地方選挙も少なくないのだが。
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