ベトナムハノイの「コロナ状況」
あれほどコロナを抑え込んでたベトナムも
いよいよ「危険な状況」になってきた。
昨日の感染者は5000人を超えた。延べ感染者も50000人を超えている
つい3か月前、2000人だったことを考えると「爆発的な増加」だ
日本と比較にならない「厳しい規制」を行っているが、この状況だ。
だからこそ「今回は自分も危機感をもって注視」している。
昨日からハノイには「不要不急の外出は避けるように」お達しが出た。
そして今日、出社してみんなを集め「一部在宅勤務」の意向を伝えた。
弊社は「日本の自動車用金型製作のCAD/CAM/CAEデータ」をベトナムでBPO形式で
作成している。したがって会社にはPCと人だけがいる。つまり人と環境の整った
PC、そして「通信手段:WIFI」があれば仕事はできる。
しかしベトナムでは「一度社内や同じオフィスビルで感染者が出た場合には、すぐにロックダウン。
ビルへの出入りはおろか物品の持ち出しもできなくなる」
つまり、仕事が出来なくなってしまうのだ。
だからこそ「この在宅実施のタイミング」は弊社の場合非常に難しい。
決断が遅れたら、「会社がつぶれてしまうのだ」
普段より、複数人で「ベトナムのコロナ情報」をかき集め
「在宅タイミング」を探っている。
昨晩「強制力はないにしろ、できれば在宅で」というお達しと
ハノイ市内の大手スーパーで「食料品の買い出しパニック」が起きかけていた
その状況を考慮し。「本日からの一部在宅勤務」を決断した。
弊社の場合は「早めの決断」が必須だ。遅れたら会社存続が危ういからだ。
既に3回の在宅指令を出した。
そして今回、4回目の「在宅勤務命令」になった。
ここまで強硬に抑え込みを行ったが、それがほころびると、後は一気に状況は
悪化すると感じている。
(しかし、ベトナムの良いところは「患者の追跡状況が確立されており
昨日の5000名の感染者も4000名以上が隔離施設、ロックダウンされたエリア内での
居場所を特定された「人たちだ」ということである。)
さて、明日からは「社内も一部の人だけが出社する」
何とかこの窮状をこらえて「会社を存続させなければならない」
頑張りどころだ。