人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

剣鬼 1965 - Sword Devil (1965)

2023-04-25 | 日記

https://www.youtube.com/watch?v=YQajGvflG1s


春夏秋冬/ 本来の面目

2023-04-25 | 日記


          https://www.youtube.com/watch?v=ckhTGPx8QHE


天地経文の論 / 二宮尊徳

2023-04-25 | 日記

 

翁曰く、夫(そ)れ誠の道は、學(学)ばずしておのづから知り、習はずしておのづから覺へ、書籍(しょじゃく)もなく、記録もなく、師匠もなく、而(しこう)して人々自得(じとく)して忘れず、是ぞ誠の道の本體(ほんたい)なる。

 

渇して飲み、飢ゑて食ひ、勞(つか)れていぬ、さめて起く、皆此の類なり。古歌に「水鳥の ゆくもかえるも 跡たえて されども道は 忘れざりけり」といへるが如し。夫れ記録もなく、書籍もなく、学ばず習はずして、明らかなる道にあらざれば誠の道にあらざるなり。
 
夫れ我が教えは書籍を尊(とうと)まず、故に天地(あめつち)を以て経文(きょうもん)とす。
 
予(よ)が歌に「音もなく 香(か)もなく常に 天地は 書かざる経を くりかへしつつ」とよめり。此のごとく日々繰返し繰返して、しめさるる天地の経文に、誠の道は明らかなり。かかる尊き天地の経文を外(ほか)にして、書籍の上に道を求むる、学者輩(ばら)の論説は取らざるなり。能く能く目を開きて、天地の経文を拝見し、之を誠にするの道を尋ぬべきなり。
 
夫れ世界横の平(たひら)は水面を至れりとす。堅の直(すぐ)は、垂針(さげふり)を至れりとす。凡(およ)そ此の如き萬古(ばんこ)動かぬ物あればこそ、地球の測量も出来るなれ。是を外(ほか)にして測量の術あらむや。
 
暦道の表を立てて景(かげ)を測るの法、算術の九九の如き、皆自然の規(のり)にして萬古不易の物なり。此の物によりてこそ、天文を考ふべく暦法をも算すべけれ。此の物を外にせば、いかなる智者といへども、術を施すに方なからん。
 
夫れ我が道も又然り。天物いはず、而して、四時(しいじ)行われ百物(ひゃくぶつ)成る處の、不書の経文、不言の教戒、即ち米を蒔けば米がはえ、麦を蒔けば麦の実るが如き、萬古不易の道理により、誠の道に基きて、之を誠にするの勤めをなすべきなり。
 
 
溪聲便是廣長舌, 喫茶喫飯 (一つの処に一つ無く 始まりを知らず 終りを知らず)

潰瘍性大腸炎の漢方 - 方意と方剤

2023-04-25 | 日記

 

◎『肺(はい)』と『腎(じん)』の機能低下

前述のように、潰瘍性大腸炎は、自己免疫疾患と呼ばれる慢性疾患の一つですが、  中医学では『肺』と『腎』の機能低下ととらえます。
漢方では免疫にかかわる働きをしている場所が腎と呼ばれる場所です。           また大腸の機能を管理してる場所が肺です。

◎免疫にもっとも重要な腎

腎中医学で言う腎は、生命維持活動にもっとも重要な臓腑とされています。  水分調節だけでなく、生殖活動や成長、骨・骨髄、ホルモン系、防衛機能の免疫系など、生命の基底を支える生理機能全般をしています。

潰瘍性大腸炎で重要なポイントとしては、免疫に関わるところです。腎の機能が低下   した状態の『腎虚(じんきょ)』と呼ばれる状態では、免疫の不調をきたします。   風邪をひきやすいなどの免疫低下や掌蹠膿疱症などの免疫異常などです。      漢方で考える免疫疾患での一番のポイントとなる臓腑です。

◎大腸と肺は、葉と根の関係

肺肺と大腸は、植物で例えると根と葉の関係があります。          植物は根の方に栄養や水分を与えると葉が生き生きとしてきます。漢方の五臓六腑の関係では、肺が根、大腸が葉の関係にあり、肺の状態を整えると大腸の働きが整います。

便秘がちな方が肌荒れを起こしやすいのは、このためです。肺の主な機能は、呼吸器系の働きをしています。皮膚も呼吸をしているので、肺の機能に含まれます。              簡単に言えば身体に必要なものを取り入れ、不要なものを出しています。同様に大腸の働きも必要なものは吸収して、不要なものは大便として出す働きです。このことからも肺と大腸が密接に関係していることがわかります

◎漢方薬は?

潰瘍性大腸炎の漢方治療は、症状を繰り返さないように肺と腎の強化し、自己免疫の誤りを正常に整える体質改善を行います。出血や下痢、炎症などの症状に対しては症状を抑える漢方薬を用います。

  • 一例としては、
  • ・炎症を抑える・・・三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)
  • ・下血をとめる・・・槐角丸(かいかくがん)
  • ・下痢を止める・・・人参湯(にんじんとう)
  • 等があります。
日常においては、食事は脂肪分の少ない和食を中心とし、甘い物やアルコールは症状を悪化させるため、できるだけ控えます。タバコは止める。睡眠は22時までには就寝、時間を7~8時間を目安とします。ストレスを発散し、いらつかないことも大切です。