人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

排膿散及湯

2023-08-29 | 日記

   排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)

 

 排膿散と排膿湯とを合方したものを排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)と言い、
  一般には排膿散排膿湯との両方の効果を持つもの、すなわち、 発赤・腫脹・疼痛      があり、膿や分泌物がある時に用いると言われているが、村上先生の理論では、         排膿散及湯は、桔梗芍薬 の組み合わになるので、結局は排膿散の効果である。     

  発赤・腫脹・疼痛 のある時に使うべきもので, 膿や分泌物がある時には使えない
  膿や分泌物がある時に使うと、治らないばかりか悪化する可能性がある。                    (治ることもある)

 『漢方薬の実際知識』の初版が出た頃は、この組み合わせのことがわかっておらず、
 排膿散及湯を使って良い場合と効果が無い場合、悪化する場合があり、                       改訂版を出す頃に 桔梗芍薬 の組み合わせがわかったとのこと。

   発赤・腫脹・疼痛があり、膿や分泌物がある時は、桔梗+芍薬+薏苡仁 の組合せか、     桔梗+荊芥・連翹 の組み合わせを用いる。

  https://kenko-hiro.blogspot.com/2021/11/blog-post.html

  芍薬と排膿, 鎮痛と感染予防


大師陀羅尼助錠

2023-08-29 | 日記

 大師陀羅尼助錠


黄柏, 竜胆, アオキ, 心龍の方解, 竜胆瀉肝湯の方意


疎経活血湯(そけいかっけつとう) / 頑固な痛みに

2023-08-29 | 日記

 

疎経活血湯は、体に血虚があり、巡りが悪くなっているので瘀血 (おけつ, 血の不通)      が発生し、患部に冷えや熱がおきて代謝が悪くなっている状態に使います。
頑固な痛みの治療に使います。

本方剤は万病回春という古典漢方書籍からの出典です。                                          万病回春は龔廷賢(ぎょうていけん)によって明の時代の1587年に編纂された            医学書で、古来より日本の漢方医学界に多大な影響を与えた書物です。


病名列挙:関節炎, 股関節痛, 坐骨神経痛, 腱鞘炎, 筋肉痛, 腱鞘炎, リュウマチ痛                         腰痛, 下肢の浮腫

https://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/cc806660974d3c48fe54336b499208a5

痛風発作と予防, 一切の痛み