お盆を迎えて
山野草が好きでたまらなかった父
そんな日々を想う
今朝、ほととぎすが咲く
何年も使い続けた益子焼のつぼ
淵が欠けひび割れが
木槌でかたちをみながら
ひたすら手を動かし割る
耳元で父の声が
「いいあんばいに、、、」と
手の甲で汗をぬぐう
ふとい・おりづるらん・じゅうにひとえ他