季節の風にのって ワークショップ HIRO

不器用とかセンスがないとか「ノー.プロブレム」
やってみたい気持ちが一番
さあ、一緒に楽しんでみましょう

ソンカ

2015年04月17日 | 日記

ソンカ フランスパンとジャムとJAZZの店 店主のブログを一部紹介


緑地いいとこ一度はおいで
善福寺川緑地
店から数分のところに、こんなに素晴らしい場所があること。

普段は当たり前すぎて何も感じないのですが、改めてゆっくり散歩しているとその有難みをひしひしと感じます。

この緑、この光、この空、風、人。
いい町だ。
この町の良さをもっと発信していきたい。
日頃からぼんやり考えていたこと。
今年の初め、偶然にもあるお話をいただきました。
杉並区成田東の魅力を伝える映像に出演しないか、というお誘いです。
ご近所の方はご存知でしょうが、この地区では割と大規模なマンション建築、再開発が進んでいます。
この先、少しずつ町は変わっていくはずです。
新しくやってくる方々に向けて町の魅力を発信する、そこで当店にお声がけいただいた次第です。
営業目的の勧誘電話はほぼ例外なくお断りさせていただいておりますが、今回はそういう類のものではなく、当店のお客様として足を運んでくださっている方のご依頼だったこと、何よりこの町の魅力を伝える、というテーマだったことが決め手でした。
この町が僕を受け入れてくれたこと、それに対しての恩返し、というと大げさですが、何か町のためになることをしたい、そう思っていた自分には、願ってもないチャンスでした。
二つ返事で引き受け、出来上がったものがこれです。

(パークホームズ杉並善福寺川緑地)
http://suumo.jp/ms/shinchiku/tokyo/sc_suginami/nc_67712324/
映像を通して僕が伝えたかったことは二つあります。
一つは、この町の多様性(=寛容性)。
吉祥寺と高円寺という個性的な町を結ぶ五日市街道、その中間地点にあるこの町は色んな文化が混じり合う交差点みたいなところで、緑地には多様な人が集まり、それぞれのスタイルを持って生きていること。

例えば当店にはキッズスペースがあることもあって、たくさんのお子様がいらっしゃいます。
とっても嬉しいです。
ただ、だからといってキッズ(専用)カフェというわけではないのです。

キッズカフェで、こんなバリバリのバゲット出しませんよね。
タンノイのスピーカーでスタンゲッツを聴かせるキッズカフェなんて東京中探しても多分ないです。


僕が店をやっていて一番心地よい瞬間というのは、色んな人が一つの空間を楽しんでいる時です。

小さい子がお子様ランチを食べている横で、若いカップルがおしゃべりをしている。その後ろではジャズを聴きながら珈琲を飲むおじいさんがいて、近所のご婦人がパンをテイクアウトしにくる。

それぞれの人がそれぞれの時間を楽しみながら、一つの空間で調和している。
そういう瞬間が訪れた時、とてもいい気分になります。
そういう場を作れたら、それこそ緑地のように多様性のある場を作れたら、嬉しいです。
話を元に戻して、もう一つは、この町に暮らす人。

寛容な場所だからこそ育まれる、ものづくりの精神。
同じような人ばかりが集まっても面白くないし、
新しいものは生まれません。色んな個性がぶつかりあう場所には、新しくて面白い何かが生まれると思います。

個人的な希望で、普段からお世話になっているクラフトワークアーティストのHIROさんと、創作自転車家の遠山さんにもお声がけしてご出演いただきました。映像中で机上にある照明は近所のお客さんが趣味で作ってくれたものです。
この町には、自らの手でものを作って発信していこうという志を持った人が多くいます。もちろん僕もその一人です。

緑が多い=静かで住みやすい、というイメージだけでまとめたくなかった、成田東は穏やかさの中にもアグレッシブさを秘めた、攻めている町、という風にしたかったのです。
そんな感じで、実際の映像を見てもらって、少しでも町の魅力を表現できてたらいいなと思います。
あたらしく町にくる人達に少しでも伝われば。

http://ssoonnkkaa.blog.fc2.com/blog-entry-114.html
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