巾着や かひなき意地の 玉は捨て 堪忍の緒で その口閉めよ
*これもインスタグラムで、あるところに贈った歌ですね。きれいな模様の布で巾着や小さなポーチなど作っているところです。
かわいらしい仕事だが、おそらくデザイナーでしょう。本人がやっている仕事でした。だからフォローを入れたのだが。
しかしそこはいろんな人がやっているところなので、中には少々きつい人もいるようなのだ。
そういう人が時々棘のある返事をして来るので、それを少々いさめさせてもらったのです。
対抗意識など捨てなさい。馬鹿にすればきついものが返る。もう二度と、人を馬鹿にするようなことを言ってはならない。
たとえそれを甘い口調でごまかそうとしても、心はにじみ出るものだから。
人間はもう見えないものを見、感じる力が強くなってきました。
あいしてる、と書いてあっても、それを書いた人の気持ちによって、読んだ人の感じ方が全然違うのです。たった五文字の言葉は同じなのだが。
こんなのうそだよ、と思いながら書いた「あいしてる」は、とても痛い。すごくいやな感じがするのだが。本当に素直な気持ちで、相手が愛おしくて言った「あいしてる」は、とてもここちがいいのです。
言葉は記号ではない、天使なのだ、と言ったのはかのじょなのですが。おもしろいたとえだがこれはこういう意味でしょう。言葉は記号ではない。魂なのだと。
怠りの罪に自分を投げている人は、こういうことを認めたがらないものなのだが、もう認めなさい。人間が高い段階に入り、細やかに心をみぬけるようになった現実から逃げていては、もう人間を落ちてしまう。次の時代に入る人類社会についていけないからです。
真面目に勉強し、心の修行をしていきましょう。
そのためには、嫌なことを言いたい気持ちを我慢することくらいは、やれねばなりませんよ。