信濃国祢津の里の歌舞伎興行②・・・小学生が演じた「義経千本桜」

4月29日、長野県東御市祢津(ねづ)の農村歌舞伎。
祢津小学校歌舞伎クラブによる・・・こども歌舞伎のはじまりです。

会場はすっかり雰囲気が盛り上がっています。


演目は「義経千本桜」。
兄源頼朝と不仲になった源義経が弁慶らと九州に落ちのびていく。

「渡海屋の段」・・・摂津の国大物浦で船を待つ一行に頼朝の命を受けた追っ手が迫る。
渡海屋の主(実は平知盛)が追い返す。

「大物浦の段」・・・義経に味方して油断させ海上で戦いを挑んできた知盛は返り討ちに。
知盛は「今やこれまで」と碇を体に巻きつけ入水します
「碇知盛」といわれる有名なクライマックス(切り場)です。

舞台挨拶です・・・おひねりの花が飛びます

熱演・・・何しろ小学生が演じるのだ・・・可愛い
見物衆の興奮は冷めやらない。