比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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信州、佐久…中山道芦田宿に近い津金寺を詣でた

2012-12-06 | 信濃の国は 上田・佐久・東信濃
11月28日、日帰り信州紀行。
帰路につきます。今日は佐久、甲州往還で帰ろう。
上田市街から国道18号線大屋へ、大屋から県道147号線を立科町芦田方面へ。途中、前から気になっていた神社があり寄ってみました。その前にその横の大きなお寺、駐車場に入ります。立科町山部の津金寺です。

道路際に立つ茅葺、八脚門の仁王門。1813年建立、

粗削りの仁王像。戸隠の九頭竜権現に製作依頼、制作中に見るなと言ってたのが見た人がいて製作を途中放棄したとか。
未完の仁王像といわれる…もちろん根も葉もないウソッパチであるが…素晴らしい造形美だ。

橋を渡ると観音堂。

左が1702年再建の観音堂。右が1836年再建の妙見堂。

妙見堂の脇に小さな五輪塔群。

ただ立ち寄っただけのお寺です。予備知識はありません。ところどころに説明版があります。

※天台宗慧日山修学院津金寺、702年、行基というお坊さんが東山道を北上いしてこの地を訪れ観音を安置して開基したといいます。鎌倉時代、天台宗の談義所があったそうです。お坊さんの大学みたいなものでしょうか。鎌倉時代には滋野氏系望月氏の外護持として栄え、伽藍は八町四方に及んだそうです。戦国時代のおわりに織田信長の信州侵入により灰燼に帰し衰退したといいます。このあたりに上房(かんぼう)という地籍名があります。下房といういう地籍名もあったようです。房は坊…宿坊のあったところですね。
カタクリなど、四季の草花のキレイなところだそうです。左手の神社のほうに行ってみます。
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