比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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八ヶ岳高原線を・・・夢のハイブリッドカー・・・キハE200形が走る

2013-04-10 | 鉄道と駅 甲信越編
4月5日、甲州武川の山高神代桜の花見、お蕎麦を食べて…あとは小淵沢で小海線の高原列車を見て帰路につきます。

JR中央線小淵沢駅。開業1904年、海抜880m、1日の平均乗客数1306人。
背後に見えるのは八ヶ岳…小淵沢駅は小海線(八ヶ岳高原線)の乗換駅です。

JR小海線…小淵沢駅を出てすぐの、鉄道ファンが俗にいう小淵沢の大カーブ
ハイブリッド高原列車キハE200形甲斐駒ケ岳(2967m)の夢の競演をカメラに収めるつもりだったのだが…

30分後に・・・ハイブリッド気動車キハE200形がやってきた…駒ケ岳は雲の中。

ハイブリッドカーが赤石山系の最北端の岩峰「鋸岳」(2685m)をバックにして走る。

昨年の4月30日、同じフォトポイントを狙った・・・やはり山は雲に隠れていた。どうも嫌われているようだ。

《薀蓄》キハE200形気動車・・・JR東日本が開発した世界初のハイブリッド式鉄道車両。2007年から小海線で営業運転開始。現在3両の運行。
従来の非電化鉄道に走っているキハ110系ディーゼル気動車はディーゼルエンジンの回転を直接駆動にしています。ハイブリッド気動車はディーゼルエンジンの回転を発電機に伝え、発電機の電気で電動機を動かす仕組み。普通走行時の余分な電力はリチウム蓄電池に蓄電。蓄電池の電気は加速時のディーゼルエンジンの補助に、減速時、発車時は蓄電池の電気のみで。
消費燃料は10%減、窒素酸化物など排気物質60%減、減速時・停車中のエンジン停止など騒音の軽減。

《蛇足》ハイブリッド・・・Hybrid=動植物の雑種・混血、2つ以上のものの混成物・・・。つまり自動車や電車の場合はオイルエンジンと蓄電池の2つのものから動力を得えているものと考えていいらしい。

長野・山梨の県境、数㎞西は長野県富士見町、小淵沢の次の駅は信濃境駅・・・縄文中期集落群のの井戸尻遺跡があり井戸尻考古館があります。諏訪出身の考古学者藤森成吉は井戸尻遺跡をはじめとする中央高地の縄文遺跡から「縄文農耕論」の展開を試みたが定説には至らなかった。訪れてみたい場所だ。

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