比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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春の谷川岳・・・トマノ耳・オキノ耳・・・が・・・見えた

2016-04-20 | 山が好き
4月16日、久しぶりのロングドライブ・・・春の山野草を見たくなって・・・越後丘陵の長岡雪国植物園へ。関越自動車道をひたすら北へ。
快晴、谷川岳が見えてきました。

谷川連峰から西に続く山々・・・三国山脈・・・越後山脈ともいわれる。右側のピラミッド状の谷川岳からオジカザワの頭、俎、万太郎山へと続く。
※※撮影は赤城PA、カメラは Panasonic LUMIX DMC-GH2 14~140mm。

谷川岳は二つのピークからなる双耳峰・・・右の尖峰がオキノ耳(1977m)、左の尖峰がトマノ耳(1963m)。
※※撮影は関越自動車道走行中助手席より、カメラは Panasonic LUMIX DMC-GH2 14~140mm。

次の休憩地点は越後川口PA。

谷川連峰・・・主峰谷川岳オキノ耳(1977m)から西に平標山、北に清水峠を越えて東に白毛門までを広くいったり、狭い範囲では谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳あたりまでをいったりする。どうでもイイことです。写真は南から見ています。正面が天神平から登る天神尾根ルート。穏やかな優しい山です。天神平は山野草の宝庫、天神尾根を登ってゆけばホソバウスユキソウ(エーデルワイス)などにも逢うことができます。
いっぽう「魔の山」「死の山」「人食い山」といわれ、1931年からの遭難記録では2012年までに800人余の遭難死者が記録されています。ヒマラヤの8000m級の山でも死者は過去に記録されたのが630名余、谷川岳は2000mに満たない山ですが文句なしに世界有数の険悪な山です。東側の岩壁から登らない限り安心な山です。
冬期にヒマラヤ方面から流れてくる強烈なジェット偏西風が日本海から魚野川上空をに沿って谷川連峰に吹き上げ,その結果、この山は亜高山ながら厚い氷雪に覆われ森林限界1500mに押し下げ、それより上は小灌木、笹原、岩石で覆われる高山帯に。、春から夏に太平洋岸から利根川上空を伝い「イナサ」という南西の風が谷川連峰に吹き上がり残雪を溶かし東側の硬い岩盤の絶壁に雪崩を滑り落とす(アバランチシュート)・・・さまざまな要因で世界有数の絶壁の山容の山ができあがりました。
良い子は絶対に一ノ倉沢、マチガ沢などの絶壁から登らないように。


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