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今回はJR東海道線からJR飯田線、JR中央線を・・・コロナ禍戒厳令の出る前の三日間の急ぎ旅・・・
今日で3日目、最終日、豊橋から飯田線で195㎞の辰野駅まで、辰野駅から中央本線で209.8㎞の新宿まで、合計500㎞に及ぶロングトラベル。
飯田線始発駅の豊橋から愛知県奥三河、静岡県北遠江、そして水窪からトンネルを潜って天竜川の中流、、ここからは秘境駅ゾーンに。
長野県天竜村の為栗駅から3.7㎞、泰阜村温田駅に、さらに2.2㎞で田本駅に、
★泰阜村・・・人口1553人、明治の初めに17ヶ村が2区になり1875年泰阜村に。東京の山手線の中ぐらいの面積。村名の由来は・・・泰山丘阜という漢詩から・・・泰(水路を自力で切り拓く)、阜(豊かで盛んな様)という意味をとって、「村人自らの手で豊かな栄える村を作ろう」と。村の南北に信号機が1基もない県道1号線が縦断、JRの駅が温田(258人/1日)、田本(1人)、門島(5人)、唐笠(14人)、金野(0.5人)の5駅。いずれも飯田駅管理の無人駅。泰阜村の南端の温田駅は県道1号線に沿っており、対岸の阿南町中心部へのアクセス駅、阿南警察署、阿南病院、阿南高校の最寄り駅。
・・・彩風人の写真帳・・・
青春18きっぷ・・・乗り鉄、駅鉄の旅です。今回はJR東海道線からJR飯田線、JR中央線を・・・コロナ禍戒厳令の出る前の三日間の急ぎ旅・・・
今日で3日目、最終日、豊橋から飯田線で195㎞の辰野駅まで、辰野駅から中央本線で209.8㎞の新宿まで、合計500㎞に及ぶロングトラベル。
飯田線始発駅の豊橋から愛知県奥三河、静岡県北遠江、そして水窪からトンネルを潜って天竜川の中流、、ここからは秘境駅ゾーンに。
長野県天竜村の為栗駅から3.7㎞、泰阜村温田駅に、さらに2.2㎞で田本駅に、
長野県下伊那郡泰阜村田本・・・天竜川のV字谷の中・・・「田本駅」・・・1面1線・・・ホームが狭い・・・1日の乗客数1人。
真下は天竜川、車もバイクも自転車もNG,、集落までは断崖絶壁を縫うような山道を登っていきます。
真下は天竜川、車もバイクも自転車もNG,、集落までは断崖絶壁を縫うような山道を登っていきます。
※撮影日は3月27日。
2010年8月南信州を訪ねたときの泰阜村からの写真です。天竜川のV字谷です。対岸は阿南町川田。左岸(写真では右)に田本駅があり、手前に吊橋が見えます。泰阜村の集落のあるところまでには急傾斜の山道を比高200m弱、約40分ほど登らねばならないようです。登った先が泰阜村田本、小学校、中学校があります。
★泰阜村・・・人口1553人、明治の初めに17ヶ村が2区になり1875年泰阜村に。東京の山手線の中ぐらいの面積。村名の由来は・・・泰山丘阜という漢詩から・・・泰(水路を自力で切り拓く)、阜(豊かで盛んな様)という意味をとって、「村人自らの手で豊かな栄える村を作ろう」と。村の南北に信号機が1基もない県道1号線が縦断、JRの駅が温田(258人/1日)、田本(1人)、門島(5人)、唐笠(14人)、金野(0.5人)の5駅。いずれも飯田駅管理の無人駅。泰阜村の南端の温田駅は県道1号線に沿っており、対岸の阿南町中心部へのアクセス駅、阿南警察署、阿南病院、阿南高校の最寄り駅。
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・ 一人とて客ある内は停車して
日本に繋がる生命線 (縄)
写真を見てわかると思いますが小さな段丘が何段か重なった急傾斜地。昭和初期まで養蚕業が命を支え、その搬出に鉄道が生命線。世界大恐慌が養蚕業を壊滅状態にして、このあたりの次男、三男は満蒙開拓に。泰阜村では村の人口の1/4の1100人が満州に、600人が帰らぬ人に。
今は最盛期の人口の1/4くらい。電車に乗るのは老人位。やがて秘境駅も消えてゆくでしょう。
山を見ると大昔からこの国の治山治水を支えてきた山の民、外貨を生糸で稼いだ山の民が目に浮かびます。
挽歌のような気持ちで秘境駅の記事を書いています。