小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

万国旗を見上げる:

2012年12月13日 | 社会戯評
万国旗を見上げる:
クリスマス・セールの飾りなのであろうか、商店街の街路灯に、万国旗が、垂れ下がって連なっている。小学校の運動会に、校舎の窓から、垂れ下がっていたのを想いだした。そう言えば、子供の頃、父の仕事の関係で、どこかの造船所の進水式で、万国旗が、船尾に、飾られていて、船が、ドックの船台の上を滑るように、進水してゆく瞬間を想い起こす。イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、中国、ロシア、オーストラリア、韓国、タイ、この辺くらいまでは、国旗の判別が付くが、3色の色が、縦か、横に、なっている国は、一体何処の国だったろうかと、眺めながら、思案投げ首になってしまう。それにしても、万国旗というものは、何か、面白い子供の頃の郷愁のようなものを、感じさせるものである。日の丸の国旗が、林立して、一斉に、振られるのは、あまり、好きではない。まるで、それは、生きて帰ってくるなと、出征兵士を万歳三唱して送り出した時代の父の旧いモノクロ写真を思い出させて、好きではない。それに比べると、万国旗は、何とも、晴れやかな平和の場に、似合うような雰囲気がある。それは、多少、商業主義的な香りがしても、まだ、マシなような感じがしてならない。後、2-3週間もすれば、今度は、松門の飾り物に、変更されるのであろうが、、、、、、、、。