小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

USTREAMで観る民主党代表選挙中継:ネット選挙の予感

2012年12月29日 | 社会戯評
USTREAMで観る民主党代表選挙中継:ネット選挙の予感
火中の栗を敢えて拾うことを決断した海江田万里君が、民主党代表に選出されたようである。NHKのテレビでも放映されていたようであるが、敢えて、ネットで生中継を観ることにした。総選挙前(AKB48ではない)の党首討論会程のアクセス数には、勿論、遠く及ばないけれど、こうした生中継をネットで公開する事自体に、意義があるのではなかろうかと思われる。もっとも、新政権が云うように、選挙活動のネット解禁が、即、投票率の向上に効果が必ずしもあるとは、思えないが、、、、、。(それよりも、政治の信頼性の回復の方が、投票率の向上には、必要不可欠なのではないかと考えるが)。いずれにしても、やらないよりは、ずっと、マシなような気がしてならない。今回、どれ程の人が、文書による選挙公報を、或いは、テレビの立候補者演説をみているのであろうか?更には、立ち会い演説会なるモノに、後援会や組織的に動員された運動員以外のどれ程の人数が、明治の自由民権運動ではないが、自発的に、参集してくるのであろうか?そうしたデータを、総務省は実証的に収集しているのであろうか?甚だ、疑問である。ネトウヨ(ネット右翼)のせいなのか、どうかは、定かではないが、保守陣営からのネット選挙解禁への発言が、際立っているにも関わらず、あれ程、ツィッターやスマホで、盛り上がったはずの反原発運動デモの拡がりも、護憲陣営や反原発陣営からは、皮肉にも、余り、ネット選挙へのアプローチがみられないのは、どうした訳であろうか?マス・メディアへの補完性としてのネットには、確かに、ある程度の影響力があるかと思われるが、新聞などでは、今回の韓国の大統領選挙におけるネットの影響力が、どのような役割を選挙戦で、担われたのかを、その筋の専門家に、分析して貰いたいところである。只単に、保守層のアナログの年長世代が、危機感から、朴候補に、土壇場で、投票へ向かわせたというだけでは、今一つ、ネット選挙の本質が見えてこないような気がしてならないが、、、、、、。如何なものでしょうか?