小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

電子書籍をDIYしてみる:

2013年12月05日 | 社会戯評
電子書籍をDIYしてみる:
世の中の技術的な進歩というモノには、目を見張るモノがある。出版というものも、ある種、特別なノウ・ハウと業界特有の閉鎖性とは云わぬが、独特の知的差別が、既得権化したようなところがなくはないが、、、、、、、、。もっとも、版権とか、著作権とかにしっかり守られていないとすぐさま、駄目になってしまうから、本能的に、自己防衛観念が発達してしまうことも理解出来ないことではない。ましてや、昨今の本を解体して、自らの手で、スキャンして、「自炊」してしまう行為やそれを専門にして、生業にする輩までも輩出されてくると、もうこれは、黙って傍観しているわけにもゆかないのは十分理解も出来る。若い人などで、音楽の世界では、既に、ソンガー・シンガーとして、独自に、オリジナルの曲を自ら作詞・作曲・編曲・演奏までこなしてしまう人間には、後工程の宣伝・販売・流通だけが、業界の専門家に委ねることが、可能になってしまったのは、随分と昔の事になる。むろん、音楽だから、録音の専門的な質やら、設備が問題ではあるが、DTMではないが、ある種のソフトを駆使して、PCで、作曲ができないこともないのが、これ又、現実でもある。自費出版にしても、高額な金額を詐欺紛いで取られてしまうような悪徳業者は別にしても、オン・ディマンド出版で、小部数でも、出版が可能になったかと思えば、更に、その先を行く「電子出版」での作成を促すようなサービスが、提供されるようになってきたのには、全く驚いてしまう。しかも、無料で、簡単に、作成も、画像の取り込み(一枚の画像の貼り付けは、2MB迄の制限はあるものの、デジカメやスキャンで充分であろう)や編集も、更には、オリジナル原稿のe-pub ファイルやPDFでの保存も、このサービスでは、クリック一つで、簡単に、出来てしまい、外部の電子書籍サービスに、連動させようとすれば、追加料金を支払うだけで、kindle等へも拡販が可能であると、、、、、、、、。
面白いことに、お試し読みのページの一寸見機能までもがついているので、好きなページを公開して、読者に立ち読みしてもらうことも可能である。又、無料でも、有料でも、自分の好きな販売価格をクリックで、設定して公開すれば、有料ならば、読者が気に入り、ダウンロードすると、サービス提供会社の手数料が引かれた残りの額が、自動的に出入金記録されるという仕組みである。これならば、これから世に売って出ようとする志しの高い漫画家の卵や、詩人・小説家志望者や、写真家などは、様々なジャンルで、腕試しが可能になるのではないだろうか?ブログを纏めて無料公開出版するのも、まずは、電子書籍で始めて、次に、オン・ディマンド出版で、アナログ出版するとか、選択肢が、随分と拡がってくるものである。これなら、素人でも、最低限のPC知識さえあれば、コピー&ペーストさえ出来れば、簡単に、電子書籍出版も、まずは、可能になるのではないだろうか?いやはや、大変な時代になったものである。最初は、web本棚だけかと思っていたが、今や、電子書籍・作成販売プラットフォームも、ここまで、進化してくるとは驚きである。興味のある方は、試してみるだけの価値はあるかと思われます。

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