小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

第7次ワイン・ブームとTPP:

2015年03月10日 | 社会戯評
第7次ワイン・ブームとTPP:
これまで、何度となく、ワイン・ブームとやらが、起きてきているが、何でも、今回は、第7次だそうである。それも、これも、FTAによる輸入関税の引き下げ、とりわけ、良質で、安価なチリ産ワインの輸入が飛躍的に、撹拌されたことにも、一因しているそうである。そう言えば、結婚後間もなく、チリへ、水産関係の仕事で、長期滞在していたときには、まだ、チリ産のワインは、一握りの限られたワイン通の人にしか、その良さが、あまり、知られていなかったことを想い起こす。バルパライソかどうかの港町で、ムール貝を食べながら、白ワインを美味しく飲んだことを想い起こす。又、夜のレストランで、お客さんと一緒に、民族舞踊を愉しみながら、余興で、舞台に、立たされて、おばちゃんとダンスを踊らされたことも、懐かしく、想い出す。あれから、もう、30年以上程、経過するであろうか?FTAも、TPPも、輸入関税が段階的に、下げられてゆくと、NZでも、チリでも、どこからも、おいしい良質のワインが、安価で、簡単に食卓に上ってくるものである。だからといって、地元産の手作りワインが、廃れてしまうわけではない。むしろ、地産地消で、TPOに応じて、地産地消で、こちらも、どっこい、地元で、頑張っているのも、事実であろう。お互い、切磋琢磨、ワイン市場が拡大して、地元の日本酒も国産ウィスキーも、芋焼酎も、地ビールも、様々な種類の飲み物が、共存共栄していければ、それに越したことはない。こちらに出来うることと云えば、唯一、飲むことで、応援する以外に、出来ないのであるが、、、、、、、。これを新たな口実に、又、酒を嗜むことにしよう。