小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

無線送受電なるもの:

2015年03月16日 | 社会戯評
無線送受電なるもの:
水素元年かなどと云って、驚いていたら、今度は、電気を無線で送信してしまうと云う技術が、本格化するそうである。昔は、書いたものを電気信号に変換して、FAXとして送信したときにも、驚いたが、それ以上のインパクトがあろうか?何でも、電線がないところでも、無線に載せて、電気を飛ばすことが出来るらしい、ということは、海上でも、風力発電した電気を送電設備がなくても、送電できるということらしい。又、将来には、宇宙発電で、太陽光を集めて、宇宙から、地上へと無線で、送信することも、可能になる日が近づくことも夢ではないとのことである。今や、電力の自由化とか、発送電の分離などと云う議論が、なされているが、近未来では、ひょっとすると、送電網も蓄電池なども、形を変えることになるのかも知れない。それにしても、眼に見えない空間で、至る所に、無線が飛び交い、通信だけでなくて、電気までも飛び交うことになると一体、その時は、どんな社会が到来することになるのであろうか?テクノロジーの進歩とは、凄まじいものであることに改めて驚くと共に、今、繁栄を誇っていた技術というものも、いつ何時、一夜にして、陳腐化するか分からない危険性に富んでいると云うことも忘れてはならないのかも知れない。どれ程の様々な技術開発が、現在進行中なのであろうか?

免震偽装とは:

2015年03月15日 | 社会戯評
免震偽装とは:
いつの頃だったか、忘れてしまったが、確か、耐震構造設計の偽装が、あったことを想い起こすが、特に、その分野の専門家でもないから、せいぜいが、免震装置というものがついていれば、強い地震でも、基礎構造部分の免震装置によって、揺れが軽減されるというくらいの認識は持っているが、そのそも、その素材自体に、メーカーの東洋ゴム工業側で、性能データが、改竄されて、承認、施工されていたということらしい。それにしても、施主や建設会社も、その下請けを、原則、分業で、それぞれの役割に、しっかりとした責任を有しているにも拘わらず、一体、どうなっているのであろうか?そんなに、簡単に、データの改竄が行われ、しかも、社内検証を経た上で、国土交通省の認定・許可が、下りるのであろうか?高減衰ゴム系層積ゴム支承という部品がそれに該当するらしいが、免震を売り物にして、販売されたような構想マンションなどは、一体、どのくらいの資産価値が下がってしまうのであろうか?或いは、既に、官庁などの建物で、施工完了されてしまったような物件は、どうなるのであろうか?それにしても、何処かの国の橋桁の崩落や、ビルの崩壊を揶揄できるような立場にないことは、当然の理であろう。どうして、こうしたビジネス・モラルというか、矜恃というようなものが、いつ頃から、喪われてしまったのであろうか?本当に、55棟だけで、済むのであろうか?タカタのエア・バッグでは無いが、部品の製造物賠償責任と言うものは、一体、どのように、完成品の中で、位置づけられるのであろうか?

今度は、キツネ狩りか?:

2015年03月14日 | 社会戯評
今度は、キツネ狩りか?:
それにしても、大虎・小虎、果ては、蝿も、小バエかと思っていたら、逮捕された汚職官僚が、年間で、5万人にも、登るようでは、キツネも、果ては、未だ捕まっていない海外逃亡でもした狸までも含めると、一体どれ程の富が、ザルのように、こぼれてしまっている国なのであろうか?年間で、40兆円とも云われているそうであるが、真偽の程は、まさに、闇の又、闇の中であろうか?在職中から、海外へ、自分の子弟や親族を留学させたり、コツコツと財産を移転して、しっかりと逃亡の準備をしておき、おまけに、普通のビジネスマンと称して、何億円もするような住宅を購入したり、現地でのマネーロンダリング投資会社を作ったりと、何とも、もはや、これまでの感であろう。官僚や党だけでなくて、軍や警察も含めると、一体全体、一党独裁の下、どれ程の富が、本来、額に汗して働く一般の労働者に、分配されてこなかったのであろうか?現地の人に取っても、不動産の高騰で、入手困難であろうし、、、、、。それにしても、犯罪人引き渡し条約の締結もせずに、一体、どのようにして、海外逃亡してしまった汚職官僚を摘発するのであろうか?又、税制の国際的な透明性の情報開示も行われず、爆買いのおこぼれに預かる、浮かれている日本人にも、よくよく、考えてみなければならないであろう。東京の不動産がオリンピックで値上がりしてしまったから、比較的安いと目される大阪などのマンションや不動産をいとも簡単に、何棟も購入するやり口は、まともな商売で稼いだマネーとは、思えない。マネーは、自分で、色がついているわけではないから、私は、汚職や不正で、得たマネーであるとは、決して、云うことはないのであるから、カネは、天下の廻りもの的に、自由に、簡単に、国境を超えてしまうものである。それにしても、建国以来、これ程、不正と汚職が、はびこり、しかも、これを放置しておけば、腐敗により、内部崩壊したこれまでの歴代の王朝同様、いずれ、どこかから、ヒビが入ってくることは間違いないであろう。結局、改革・開放と云っても、経済改革は可能であったけれども、政治的開放、言論の自由は、一党独裁の下では、難しかったということになるのであろうか?翻って、日本を見たときに、必ずしも、他国の出来事として、笑うことが、出来るのであろうか?未来を信じることが必ずしも出来ない国民が、自国の政府を決して頼ることをしない国民を笑えるのであろうか?いやはや、考えてしまう。目糞、鼻糞を笑うに、ならなければ宜しいが、、、、、、。狸が笑っているのであろうか?

マイ・ナンバーいよいよ実施か?:

2015年03月13日 | 社会戯評
マイ・ナンバーいよいよ実施か?:
いつの頃だったか、忘れてしまったが、住民基本台帳のオンライン登録というのが個人情報の保護の問題とかで、なかなか、普及してしなかったこととを想い起こす。本当に、マイナンバーは実施されるのであろうか?考えてみれば、保険証も、銀行カードも、或いは、イー・タックスの個人登録番号も、どのように、統合されていくのであろうか?考えてみれば、トマ・ピケティーでは無いが、累進的な国際的な財産税のような徴税システムが、何らかの形で、必要とされてくる中でのマイ・ナンバーの導入が前提とされているのであろうか?それとも、単に、徴税システムの穴を埋めるような程度の位置づけで終わってしまうのであろうか?いずれにせよ、どのような位置づけで、今後運用も含めて、実施されてゆくのであろうか?ただ単なる増税への補完的な機能だけでは、何とも勿体ないものである。個人からの徴税という観点と共に、法人などからの徴税システムとも、法人税の減免とも併せて、位置づけられてゆかなければならないであろう。それにしても、何とも、本当に、実施されるのかどうか、多いに、関心のあるところである。一体、どこが、どのように、その実施前と後とでは、異なるのだろうか?国にとっても、個人にとっても、気になるところである。政治資金規制法の問題が云々されているこのご時世で、個人に限っては、容赦なく、徴税の網が強化されてゆく一方なのであろうか?


アップル・ウォッチ:

2015年03月12日 | 健康
アップル・ウォッチ:
もう、現役ではないから、会議の時間や、アポイントメントの時間を一々、腕時計を見ながら、気にする必要も無いし、海外の取引先の現地時間をチェックする必要もなくなった。だからというわけではないが、腕時計を活用することがなくなってしまった。昔、血圧が高かった頃には、カシオから、腕時計と血圧計が一緒になったものを購入して、一時期、使用していたことがあったが、何でも、アップルから、今度は、スマホではないが、スマホの機能も兼ね備えたようなウォッチが発売されると云うではないか?出来れば、昔の懐中時計のようなものが発売されないであろうか?一応、健康管理も出来るような機能も備わっていたり、これまでの機能とほとんど変わりなく、しかも、メールや通話も可能であるらしい。ウェアラブルの一歩手前のような位置づけになるのであろうか?それにしても、日本のメーカーは、どうしたものなのであろうか?料理家電といい、腕時計型のスマホといい、常に、後塵を拝しているのには、何か、根本的に、製品開発の発想自体に、問題があるのであろうか?まだ、もう少し、時間が掛かるのであろうか?


山林の手入れと荒廃:

2015年03月11日 | 社会戯評
山林の手入れと荒廃:
もう、愛犬との散歩がなくなってしまったから、松林の中も歩かなくなってしまった。冬の間、閉鎖していた里山の家を、春になって、再開すべく、来荘すると中には、未だ、景色は、まだまだ、冬の装いである。夏場には、木々の葉っぱで、覆い隠されてしまっているのであろうか、松食い虫の被害も、倒木もなかなか、見かけられないものの、冬場には、葉っぱが、落ちているせいなのか、随分と、松林も、荒廃が進行中であることが素人の目から見てもよく分かる。それにしても、農業耕作地の放棄地も問題であるが、山林の荒廃も、目立たないものの、大きな課題であることは、間違いないであろう。それにしても、適切な間伐材の伐採や、整備は、やはり、美しい景観を維持する観点からも、或いは、林業の発展からも、恐らく、その地域にとっては、ロボット化や機械化も含めて、重要であることは変わりない。しかしながら、どうも、農業に較べて、眼に見える形でのその必要性が、こちらに伝わってこないことが、多いに残念である。どのような林業の再生が、望まれるのであろうか?一寸、荒廃したかのような山林の姿を垣間見たような気がしてならない。

第7次ワイン・ブームとTPP:

2015年03月10日 | 社会戯評
第7次ワイン・ブームとTPP:
これまで、何度となく、ワイン・ブームとやらが、起きてきているが、何でも、今回は、第7次だそうである。それも、これも、FTAによる輸入関税の引き下げ、とりわけ、良質で、安価なチリ産ワインの輸入が飛躍的に、撹拌されたことにも、一因しているそうである。そう言えば、結婚後間もなく、チリへ、水産関係の仕事で、長期滞在していたときには、まだ、チリ産のワインは、一握りの限られたワイン通の人にしか、その良さが、あまり、知られていなかったことを想い起こす。バルパライソかどうかの港町で、ムール貝を食べながら、白ワインを美味しく飲んだことを想い起こす。又、夜のレストランで、お客さんと一緒に、民族舞踊を愉しみながら、余興で、舞台に、立たされて、おばちゃんとダンスを踊らされたことも、懐かしく、想い出す。あれから、もう、30年以上程、経過するであろうか?FTAも、TPPも、輸入関税が段階的に、下げられてゆくと、NZでも、チリでも、どこからも、おいしい良質のワインが、安価で、簡単に食卓に上ってくるものである。だからといって、地元産の手作りワインが、廃れてしまうわけではない。むしろ、地産地消で、TPOに応じて、地産地消で、こちらも、どっこい、地元で、頑張っているのも、事実であろう。お互い、切磋琢磨、ワイン市場が拡大して、地元の日本酒も国産ウィスキーも、芋焼酎も、地ビールも、様々な種類の飲み物が、共存共栄していければ、それに越したことはない。こちらに出来うることと云えば、唯一、飲むことで、応援する以外に、出来ないのであるが、、、、、、、。これを新たな口実に、又、酒を嗜むことにしよう。

第三のミルクは、果たして?:

2015年03月09日 | 社会戯評
第三のミルクは、果たして?:
昔、アーノルド・トインビーだったか、忘れてしまったが、確か、「第三の波」というのがあったが、今や、第三のビール、第三のミルクとか、喧伝されている。何でも、牛の乳ではなくて、或いは、豆から、絞った投入でもなく、米やアーモンドから、絞ったカロリーも、糖質もゼロの牛乳だそうである。残念乍ら、都心の著名なスーパーにもとんと、最近では、ご無沙汰だから、未だ、商品を確認もしたことがなければ、観たこともないし、況んや、飲んだことすらないが、新しいものが、好きな日本人には、全く、打ってつけの牛乳である。もっとも、こうなると、日本の牛乳消費量も更に、減少し、酪農家は、大丈夫かとも心配しかねないが、、、、、、、。宣伝も、糖質ゼロとか、アンチ・エージングにも効果があると謳われると、やはり、ヒットすることは、もはや、時間の問題であろうか?私は、ナッツは、アレルギー反応を起こす恐れが高いので、恐らく、ライス・ミルクのほうを選択すべきであろうか?それにしても、商品開発というものは、凄いものである。きっと、これからも、第三だけでなくて、第四、第五とか、更に、新手が控えているのであろうか?早速、お客様からの声には、きっと、置いて下さい式の要望が、なされるのであろうことは、必至である。いつ頃になったら、私の口に、入るのであろうか?今から、たのしみである。

18才選挙権に思う:

2015年03月07日 | 社会戯評
18才選挙権に思う:
何でも、早ければ来年度の参議院選挙頃から、18才への選挙権の付与が、考慮されているそうである。確かに、世代間の格差と云われる事も考え合わせると、若い人達にも、自分たちの意見を主張しうる場というものが確保されて然る出来であるとも思われる。これも一つの考え方ではあろうか。もっとも、すべてに、諸手を挙げて、賛成ばかりという具合にはゆかないであろう。成る程、この動きの背景には、巧妙なジグソー・パズルが秘められていることは、間違いないであろう。とりわけ、現行法の少年法の弾力的な運用から、更に、一歩進めて、一挙に、改正までへと云うプロセス、とりわけ、今回の中学生に対するリンチ殺人事件に端を発した未成年者への処罰やネットで溢れていたと言われる実名公表の問題など、当の若い人達は、学校でも、家庭でもどのように議論されているのであろうか?そして、集団的自衛権とも絡む、将来での安保法制、或いは、第9条の憲法改正発議などのジグソー・パズルを考えると、一連のこうしたプロセスが、透けて見えてこよう。自分たち団塊の世代が、18才の頃には、自分の場合には、1966年であったから、丁度、ベトナム戦争反対、訪米阻止羽田事件の前年、或いは、同世代の中国では、「紅衛兵旋風」の時代であったことを、想い起こす。一方で、受験勉強をしながら、他方では、政治の季節の中で、何を考え、どのように過ごしていたのであろうかと懐かしく、想い起こされる。そんな学生時代の友人達とも、もう、50年、半世紀の付き合いである。昔の写真を眺めるとそこには、難しそうな顔をして、小生意気な面々が、一緒に、映り込んでいる。少なくとも、当時は、選挙権などは、むろん、付与されていなかったものの、「自分たちの手で、情況は変革しうるのだ!」と思っていた事だけは、どうやら、間違いはなさそうである。新しい時代に、若い人達に、期待したいところである。同時に、それは、大きな責任とある種の義務をも、反面、引き受けることになる訳で、大人の巧妙な罠を見破るだけの能力を培って貰いたいところである。老人は、いくらでも、限りなく、手助けを惜しみなくしたいところである。

高級菓子に思う:

2015年03月06日 | 社会戯評
高級菓子に思う:
石を投げれば、中国人に当たる式ではないが、ほとんど、デパ地下も、何処の売り場もかしこも、爆買いの団体客に溢れかえった都心のデパートで、久しぶりに、友人との会食の待ち合わせ場所に、出向いたついでに、幾つかの売り場を、間隔の刺激を含めて、見て回った。それにしても、すごい混み方である。すごい熱気である。長い間、繊維製品の生産やら、食品の生産管理に携わってきていたから、どうしても、原価計算とコスト・ブレイクダウンを自然に、頭の中で、知らず知らずのうちに行ってしまう。そうすると、一体、この商品は、本当に、これ程の価値、付加価値があるのであろうか?とも、首をかしげたくなってしまう。それにしても、飽食の時代であろうか?1個、500円以上もするような素晴らしいケーキを一体、どんな家で、どんなTPOで、食べるのであろうかと想像するだけでも、面白くなってしまう。本当に、そんな高価なケーキが、食べて満足するのであろうか?別に買えないわけではないが、最期に、買うという最終的な動機付けが、懐具合と相談した結果、どうしても、理解出来ないのは、どうしたものであろうか?1階のグッチの売り場には、外国客も含めて、若い人達で、溢れかえっていた。一体、全体、日本の何処に、そんな強い個人消費意欲があるのであろうかとも、思ってしまう。又、一体、彼女たちの実質賃金は、いくらで、ベアのアップは、どのくらいされているのであろうか、、、、、、、等…想像を逞しくしてしまう。少なくとも地方都市のスーパーの売り場には、残念乍ら、そんな熱気は、微塵もみられないのも事実であろう。既に、守りに入ってしまった私達の世代には、どうも、理解出来ないことが、多すぎるのは、どうしたものであろうか?裁判所の調停委員をやっている友人によれば、「予想だにしないようなモラルの低さ」と「想像を絶するような社会層の存在」というものが、現に、存在するそうである。リンチ殺人の被害者も、又、加害者も、どっちもどっちなのであろうか?それにしても、社会の格差が、これほど、感じられる時代は、今や、ないのかも知れない。久しぶりに、都心の華やかな売り場を歩いてみて、何とも、複雑な思いをした。

中国人出産ツアーへ捜査か?:

2015年03月05日 | 社会戯評
中国人出産ツアーへ捜査か?:
これ程、自国の政府を心から信用していない国民は、ないだろう!自分の国の将来を、腹を痛めた自身の子供には、託さずに、米国を将来選択させるオプションを託すとは、実に摩訶不思議な民族である。これが、一体、何処に江沢民・愛国教育とでも云われる結果なのであろうか?少なくとも、この中国という国は、金持ちであればあるほど、或いは、権力に近ければ近いほど、その子弟を海外留学させて、或いは、これから生まれてくるであろう赤ん坊までも、他国の、とりわけ、米国籍を取得させようとは、、、、、、、。それにしても、香港でのパスポートの取得制限を逃れるために、旅行業者が、金目当てなのかどうかは、分からぬが、(多分、そうなのであろうが)、米領サイパンまでもが、その拠点になりつつあるらしい。しかも、出産前後を含めるとそこそこの期間を滞在しなければならず、しかも、同行する家族をも含めるとその滞在費で、現地医療機関だけでなくて、不動産屋や現地に落とされる金額も半端な金額ではないとされている。いやはや、これでは、まるで、島自体が、占領されるどころか、観光と称して、あらゆる形でのビジネス・モデルが、違法すれすれのところで、行われているらしい。ようやく、この実態に、気がつき始めた米国政府は、捜査を開始するとのことであるが、そもそも、こういうことを一種のビジネス・モデルとして販売してしまう中国人の考え方自体が、何とも、現代中国を色濃く反映していて、実に面白い限りである。大体、海外資産がどのくらいあるのかを、公開する法律でもあれば、中国の政権自体が崩壊の憂き目にあると云われているほどであるから、この程度では、何のそのなのかも知れないが、、、、、、、、。旧正月の後の嵐が過ぎ去ったような炊飯器の売り場には、それでも、尚、爆買い中国人ツアー客が、観られる限り、経済的な効果だけとは、笑ってはいられないのではなかろうか?規制されれば、されたで、今度は、租税回避ではないが、次から次へと、渡り鳥の如く、別の国へ、きっと、ゆくのであろう。それは、間違いないであろうか?


人工知能で消失する職業?:

2015年03月04日 | 社会戯評
人工知能で消失する職業?:
何でも、将来(?)65%もの職業が、人工知能に取って代わられて、なくなる運命にあるそうである。一体、その将来とは、何年くらいを意味するのであろうか?そう言えば、若い頃に、入社当時には、電話交換手という職業があったし、総務課の女性が、和文タイピストの資格を有していて、一定の時間労働すると、一定の時間を休憩するという何とも羨ましい限りの労働条件だったことを想い起こす。それも、これも、電話交換機やワープロ、PCソフトの発達で、いつのまにやら、消滅の憂き目にあい、なくなってしまったが、これからの博物館には、昔、こんな職業がありました式の展示が、人気を博することになるやも知れない。竿だけやや金魚売りも、該当するのだろうか?恐らく、自動安全運転装置とか、これからは、ある種、機械、否、人工知能様と一緒に、暮らしてゆく、ひょっとすると協業の時代に突入するのかも知れない。そうなると、一定の地域の循環バスなども、自動化されてしまい、それこそ、ゴルフ場のカートではないが、一定のレールの上を規則正しく、事故なく、運転するようなサービスが、拡大することになるやも知れない。或いは、タクシーの運転手も、行き先だけを告げると、ベストの最短ルートで、一番安い費用のコースを道路混雑状況も瞬時に分析して、連れて行って貰うことになるやも知れない。そうなると、一体、人間とは、何を特徴として、生きているのであろうかとも、思わざるを得ない。「我思う、故に我在り」などと云っている場合ではなくなるかも知れない。そんなことを考えている暇に、いつの間にか、自分の仕事が、なくなってしまうのかも知れない。考えることまで、負けてしまうとなると、一体、人間とは、何ものなのであろうか?一般職、専門職、管理職なる言葉があるものの、一体、自分は、何ものになったら良いのであろうか?そうか、人工知能にプログラミングする側の人間になるのが、まずは、手っ取り早いのだろうか?これからの若い人は、大変である。職業選択の自由も狭められてゆくのであろうか?どんな未来が、待ち受けているのであろうか?興味が尽きない。

北陸新幹線の延伸に思う:

2015年03月03日 | 社会戯評
北陸新幹線の延伸に思う:
これまで、新幹線の経済効果なるものが、果たして、どれ程、その地域経済に貢献を及ぼしてきているのかという議論がなされ、今や、疑問符までも投げかけられているというのに、2週間後に、控えた北陸新幹線の金沢延伸には、これまでとは一寸異なった視点での期待論が湧き上がっているのは、何故なのであろうか?これまで、新幹線というと、必ず、東京とその駅までとの関係性で、論じられることが多く、その地方の駅から、周辺への波及効果などと謂う観点からは、余り、周辺面での、地方間地方間の影響力は、論じられてきていたような感じはしない。しかしながら、今回、どうもそうでもないらしい。金沢から、能登へ、或いは、黒部から、白川郷、高山へと、或いは、妙高高原から、フェリーで佐渡島へという様々なアクセスも、充分、可能性を秘めているらしい。又、富山の薬産業や繊維・建材・ファスナー・メーカーを核にした東京本店移転などによる新しい街作りの実験とか、なかなか、面白い取り組が企画されているらしい。こうなると、もう、東京パッシングも、まんざら、夢物語ではなくなるのかも知れない。ひょっとすると、地方の一都市でも、C-C やB-Cをベースにした直接的に、グローバルな顧客を相手にした商売も、不可能ではないであろう。謂わば、地方からの海外直接発信であろうか?小諸では、その昔、長野新幹線開通の時に、新幹線の止まらぬ都市開発を目指して、スキップすることを甘受するという逆張りの戦略を選択したものの、残念乍ら、この10年間というもの、明らかに、この誇らしげに掲げた崇高なアンチ・テーゼに対して、具体的な成果と進展がみられない。むしろ、下げ止まりなのであろうか?それとも、歯止めがかからないのか?一体、地方都市の魅力とは、何をベースに、訴求したら宜しいのであろうか?いくら待っていても、顧客は来てくれる訳ではないし、新たに、線路が、先に、延びれば延びるほど、これまでの到着地点は、今度は、通過地点駅としかなりかねない。北陸新幹線の延伸により、立山連山と日本海と同時に、愉しめること、食事も観光も、或いは、今日の雅の文化も歴史も温泉も手軽に愉しめるという魅力が、手に入るということになれば、一度は、行ってみたいと言うことになるのかも知れない。あのノドグロの刺身も悪くないし、旧い町屋の「忍ぶ笛」を聴きに行ってみたくなる。どのように、各地方都市は、その魅力を発信しうるのであろうか?それとも、それに失敗したところは、結局、ひねたしょぼくれた物言いしか出来ないのであろうか?一体、どちらになるのであろうか?

歯磨きの仕方:

2015年03月02日 | 健康
歯磨きの仕方:
時代の変遷と共に、歯磨きの仕方というものは、随分と、変わってきたものである。大人になってしまうと、何処で一体、正しい歯磨きの仕方を教えて貰えるのであろうか?こんな歳になってから、予防歯科医院で、正しいと云われる方法を教わったわけであるが、もっと早く、教わるべきだったかと、、、、、、、。学校で習うべきものなのか、それとも、家庭で親から教えて貰うものなのか、或いは、きちんと、歯医者で、教えて貰うものなのか?一体、どれが、正解なのであろうか?子供の頃は、縦方向に磨くことを勧められていたのに、今や、今日では、二つくらいの歯を意識して、歯間を更に意識して、歯と歯ブラシの角度を更には意識して、磨くと、汚れもある程度、しっかりと落ちて、歯茎にも宜しいとのことで、電動歯ブラシなども使用する必要は無いとの由であった。とりわけ、歯石が、つきにくくなり、定期的な歯石除去だけでも、充分、虫歯予防になるらしい。何とも、単純なことで、誠に、眼から鱗である。それにしても、歯ブラシの種類とか、歯に当てる角度とか、磨き方とか、手鏡とかを使用すると良いとかなど、様々なアドバイスを貰ったが、少しでもそうした改善効果が現れれば、実に結構なことである。自分流の磨き方では、年寄りの口腔内衛生管理は、覚束ないので、こうした専門家の指導は、確かに、必要であろう。寝たきりになる前に、自前の歯と歯茎は、できる限り多く残しておきたいものである。これまでの歯磨きの時間が、倍を要することになったということは、これまでのそれが、実に、いい加減であったことを意味するのであろう。早めに気が付いて良かった。これで、磨き残しや汚れの落ち方も少しは違うであろう。一寸した日常のことでも、毎日の積み重ねは、恐ろしいことである。

パルメザン・チーズという名称:

2015年03月01日 | 社会戯評
パルメザン・チーズという名称:
子供の頃、大人が愉しんだシャンパンの子供版として、その昔には、甘いジュースを炭酸水で割ったような飲料が、子供シャンパンなどと称して、飲まれていたのを想い起こすが、きっと、人工甘味料のチクロが、たっぷり入っていたことであろうか?長じてから、本物のシャンパンを結婚披露宴などで、飲んだときには、存外、辛口なのであると分かって、体してうまくない飲みものだとわかり、少々ガッカリさせられた想い出もある。確かに、シャンパンとか、コニャックとか、ボルドーとか、特定のEU産地名を地理的表示として、知的所有権として、規制・活用しようとする動きは、別に、間違ってはいないであろう。それにしても、商品のイメージというものは、面白もので、改めて、指摘されて初めて、成る程、そうだったのかというものもあることが、これからも、分かる。例えば、パルミジャーノ・レッジャーニなどと、称されても、これが、まさか、パルメザン・チーズと俗称されるチーズの名前だとは、つゆ程も知らなかった。逆に、スパゲティー・ナポリタンに振りかける定番のアメリカ・クラフト社で有名なパルメザン・チーズは、一体、今度は、どんな名前に名称変更されるのであろうか?ゴルゴンゾーラも、日本で作られるとなるとカマンベール同様、どんな名前に、なるのであろうか?それにしても、一つの商品の有する一つのイメージは、名前だけでも、大変な力があることを改めて、気が付かせられる。逆に、こうしたEPA交渉で、日本的な名称も、今度は、輸出に際して、ブランド化できるので、お互いに、面白いことになるのかも知れない。このように考えると、ものは、考えようであり、面白いかも知れない。それにしても、これまで、一生懸命に、商品を認知・告知、普及に費やしてきた苦労が、一夜にして、使用できなくなるというのも、少し、可哀想な気がしないでもないと云ったら、云いすぎであろうか?