友人宅を訪問すると、「ちょっと見てご覧・・・」と洗面台に案内され、壁に取り付けられた表示板を見せてくれました。「これが屋根に取り付けた住宅用ソーラーパネルで得た電力量・・・」と売電可能数値量も表示されていました。
偶然ですが、今夕の地元紙に住宅用ソーラー(太陽光発電システム)補助金事業の抽選会があり、20件の定員枠に対し32人の申請があった、と報道されていました。一方で、苫東へのメガソーラー(ソフトバンク社)の誘致も活発化しているようです。関連する話として、東日本大震災である岩手、宮城、福島県などに大手商社(三井物産)が大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する計画を発表したと聞きました。これは、被災地の復興(電力不足の解消)と雇用確保に直結する内容です。三陸海岸沿は風も強く風力発電の併設も検討中とのこと。いまや、“脱原発”から“再生可能エネルギー”への転換が現実の話しとして進化していると思います。
熱帯夜が続く西日本地方ですが、今月23日(土)から25日(月)までの3日間、「第53回自治体学校in奈良」に参加して「安全・安心なまちづくり」をどう進めるのか、全国の経験を学んできます。
初日の全体会では「大震災の復興、原発震災の脱却」という問題を通して「日本の社会はどうあるべきか」をテーマに、石川康宏教授(神戸女学院教授)の“憲法どおりの日本(社会)をつくる”の記念講演。翌日には18分科会(奈良県立大学・奈良文化会館)が用意されていますが、私は“再生エネルギーの可能性”(第9分科会:会場は奈良県立大学)を選択しました。助言者の和田武先生(日本環境学会会長)の講演をぜひ聞きたいと希望しました。全国の先進事例にも期待しています。詳細は、後日報告します。